FC2ブログ

【化学ドイツ語】 II 動詞 1-2 sein(過去人称変化)

【化学ドイツ語】 II 動詞 1-2 sein(過去人称変化)

II-1-2 seinの過去人称変化


sein は不規則変化動詞であるが、過去人称変化での語尾変化は、他の動詞と共通である。

sein の過去形 war の人称変化

単数複数
1人称 ich war wir waren
2人称 du warst ihr wart
3人称 er / es / sie war sie waren

例文II-1-2a(NMR-Spektroskopie von Nichtmetallen, p. VII, Vorwort)
Aus der Sicht eines anwendungsorientierten Chemikers waren die 60er Jahre das Jahrzehnt der 1H-NMR-Spektroscopie.
応用指向の化学者の視点から、60年代は1H-NMR分光学の10年であった

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

【化学ドイツ語】 II 動詞 1-1 sein(三基本形と現在人称変化)

【化学ドイツ語】 II 動詞 1-1 sein(三基本形と現在人称変化)

II-1-1 動詞sein(…である)の三基本形と現在人称変化


動詞の三基本形とは、不定形、過去基本形、過去分詞である。
不規則変化動詞 sein では、sein - war - gewesen である。

不定形は、主語が決まっておらず、人称変化していない形態である。
過去基本形は、単数1人称と同じ形態であり、主語に応じて人称変化する。
過去分詞は、haben または sein と結んで完了形を作り、werden または sein と結んで受動を作る。

以下の表に sein の現在人称変化を示す。
自然科学系の記事や論文、特許などを読む場合には、3人称のみを覚えればよいだろう。
単数3人称の人称代名詞は、er (男性名詞を受ける)、es(中性名詞を受ける)、sie(女性名詞を受ける)。
敬称2人称の Sie は、複数3人称 sie で代表させる。

sein 自動詞 ((述語名詞・述語形容詞などと)) …である
単数複数
1人称 ich bin wir sind
2人称 du bist ihr seid
3人称 er / es / sie ist sie sind

例文II-1a(Organische Chemie, p. 12):
Ethen (Ethylen, H2C=CH2) ist der einfachste Kohlenwasserstoff mit einer CC-Dopelbindung.
エテン(エチレン、H2C=CH2)は、CC二重結合を有する最も単純な炭化水素である


例文II-1b(Organische Chemie, p. 29):
Alkane sind unpolare Moleküle.
アルカンは非極性分子である

例文II-1c(Organische Chemie, p. 35):
So ist 3-Methylpentan aus 1-Brom-3-methylpentan über 3-Methylpentylmagnesiumbromid zugänglich.
したがって、3-メチルペンタンは、1-ブロモ-3-メチルペンタンから3-メチルペンチルブロミドを介して得られる

例文II-1d(Organische Chemie, p. 345):
Die reinen Phenole sind meist farblos.
純粋なフェノール類は、たいてい無色である

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

【聖書でドイツ語】 中性名詞 Herz(心、心臓)の特殊な格変化

中性名詞 Herz(心、心臓)は、特殊な格変化をする。
左側に示した一般的な弱変化の他に、「心臓」の意味の場合、医学では右側に示した強変化となる。

     弱変化    「心臓」(医学)
1格 das Herz    das Herz
2格 des Herzens   des Herzes
3格 
dem Herzen   dem Herz
4格 
das Herz    das Herz

今回は2格の弱変化 Herzens の例を引用する。

マタイによる福音書第5章8節(心)
Luther (2017):
8 Selig sind, die reinen Herzens sind; denn sie werden Gott schauen.

新共同訳、聖書協会共同訳:
8 心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。

知恵の書第2章2節(心臓)
Luther (2017):
2 .. Denn der Atem in unsrer Nase ist nur Rauch und unser Denken nur ein Funke, der aus dem Pochen unsres Herzens entsthet.

新共同訳:
2 .. 鼻から出る息は煙にすぎず、 人の考えは心臓の鼓動から出る火花にすぎない。

聖書協会共同訳:
2 .. 我々の鼻の息は煙にすぎず 思考は我々の心臓の鼓動から出る 火花にすぎない。

今回も2格名詞の用法を取り上げよう。2格名詞句には sein と結びついて、「…は~だ」という表現がある。日常的に使われるものでも、成句的な表現であったり、文語のことが多い。例えば、次のような例がある。Ich bin anderer Meinung2. 私は違う意見だ。Sie war guter Laune2. 彼女は上機嫌だった。新約聖書からローマの信徒への手紙第12章14~16節を引用しよう。「キリスト教的生活の規範」の一部で、取り上げた表現は...
【聖書でドイツ語】 2格名詞句+sein (…は~だ)


テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

「大気/空気の話」とは何だろうか?

他の翻訳者のブログやツイッターの投稿を読むと、自分が関わらない分野についても、様々な話題に触れることができる。
愚痴もあるが、辞書に載っていない単語で苦労した話など、共通した悩みがあるのが面白い。

中学英語でも習う基礎単語であっても、複数の意味を持つ場合が多いため、和訳に苦労することもある。
原文の意図をきちんと把握して和訳していないと、原文を読んだときに頭に浮かぶイメージが、和訳だけを読んだ人のイメージとずれてしまうこともある。

私が専門の自然科学に限られないが、学術論文だけではなく一般向けの解説記事でも、専門用語の定義をある程度踏まえていないと、イメージがずれてしまう、違和感を生み出す和訳になることがある。

昨日見たツイッターでも、「大気/空気の話」があったので、自然科学分野での英文和訳の話なのかと思っていた。
多分、air の訳語を大気にするのか、それとも空気にするのか、どちらがふさわしいかという話と推測した。
ネタ元の記事があるのかと考えたところ、最後の一行から、あの自称1000万円翻訳者である浅野正憲の英文和訳例だろうと思った。

すると、2月22日の「日本語力が重要」と主張するブログ記事で紹介した、訳文のポイントの説明に対するツッコミのようだ。
そのブログの一部を引用しよう(一部太字・色の変更をした)。

----------
【Man-made chlorine compounds, which can last in the air for 100 years, damage the ozone, creating a gap.

ここでは「~,which can last in the air for 100 years,」の訳し方についてお伝えします。

“last”には、続く、持ち堪える のような意味があります。

文の意味としては「Man-made chlorine compounds が 空気中に100年間存在し続けて、(Man-made chlorine compoundsが) damage the ozone, creating a gap.」ということが伝われば良いです。

なので、原文の意味が自然に伝えるなら、これを「空気中に100年間残る」と訳したり、「100年間なくならない」と訳してもOKです。】
----------

which 節以外も和訳してほしかったが、gap が面倒だったのでやめたのだろうか。
それとも、講座受講者に和訳させるためにわざと避けているのか。

ちなみに、Google 翻訳を試してみたら、次のような和訳となった。

「人工塩素化合物は、空気中に100年間続くことがあり、オゾンに損傷を与え、隙間を作ります。」

in the air を「空気中に」と和訳しているが、ここはやはり「大気中に」の方が、一般向け自然科学記事としてふさわしいと思う。

地球を取り巻く気体の層全体を「大気」と呼び、人類が生活している下層の空間にある気体を「空気」と呼んで、区別することが多い。

原文の意味を説明するならば、分解しにくい人工的な塩素化合物は大気中に長い期間滞留するおそれがあり、オゾン層を破壊して、その結果、オゾンホールができるということ。

オゾン層は成層圏にあるので、原文の意味を反映するならば、繰り返すが、「空気中に」ではなく、「大気中に」がふさわしい。

「空気中に」と和訳すると、日常生活の空間に塩素化合物が滞留するイメージとなり、原文を読んだときのイメージと異なってしまう。

もし which 節の和訳の説明をするならば、動詞 last の説明ではなく、どうして助動詞 can を訳出しないのか、訳出しない方が自然な日本語になるのか、という、より重要な疑問に対する解説をすべきではないだろうか。

ここでの塩素化合物とは、難分解性フロンを指すと思われ、使用量が多かったフロンの半減期は、70~110年程度と推定されている。
徐々に分解するが、100年経っても半分くらい残っている可能性があるという意味で、可能性・推量の can であると説明してほしかった。

浅野正憲という自称1000万円翻訳者の和訳をすべて見たわけではないが、他にも could の和訳ができていないという指摘もあったので、基本的な文法も弱いのかもしれない。

誰もが「自然で読みやすい日本語」を目指すものだが、自己流の思い込み翻訳を受講者に教えることはやめた方がよいと思う。

受講者が間違い探しやリライトの練習のために、このような和訳を使うならばかまわないが、ブログ記事として自然な日本語の例に挙げるのは困ったものだ。

多額の受講料を支払う意味があるのかどうか、冷静に考えてほしいものだ。

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

新型コロナウイルス(COVID-19)対策で教会の集会も中止

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染例の報告が連日行われている。

医薬メーカー研究者だった化学者の私に対して、教会でも、どうして日本政府の対応は遅いのか、どうして海外メーカーの迅速検査キットを導入できないのか、などの質問が寄せられている。

この点について書きたいことはあるが、今日は教会での対応についてメモしておきたい。

COVID-19対策をどうするのか、学会も含め推奨している最低限の対策は、例年の季節性インフルエンザ対策と同様のものだ。

ということで、教会では以前から、アルコール消毒液のポンプ式スプレーボトルを、玄関脇に置いていた。
先週からは、COVID-19対策として受付にも置いて、玄関での消毒を忘れた人が利用できるようにしている。

そして今日は、玄関の外にスプレーボトルを1個置いて、礼拝に集まった信徒一人ひとりに役員が声をかけて、手を消毒してから教会堂に入るようにした。
スプレーボトルは、受付と集会室にも置いてあるので、移動のたびに手を消毒できるようにもした。

今日は礼拝後に、来年度の伝道について話し合う集会が予定されていた。
しかし、牧師が昨日決断して、集会を延期することになった。
教会の活動として重要なテーマを話し合うので、時期は未定であるが、今年中には必ず行うことになるだろう。

そして私は、明日24日に東京西南支区伝道フォーラムに参加する予定だった。
しかし、この集会も中止となってしまった。
www.dendoforum.tokyo/

ということで、明日24日は、日常の買い物の他には、ドイツ語の資料でも読もうかと思う。

また、今週末には映画を観に行く予定だったが、これも直前まで様子を見てから判断したい。

観たい映画とは、「名もなき生涯(A HIDDEN LIFE)」だ。
www.foxmovies-jp.com/namonaki-shogai/ (公式サイト)

第二次大戦時のオーストリアで、ヒトラーへの忠誠と兵役を拒否した、1人の農夫の話だ。
キリスト教徒の私にとって、迫害を耐え抜く信仰の力について知りたいというのも、信仰生活のテーマである。

同じ立場の場合、私ならどうするだろうか、信仰を守り抜く勇気はあるだろうか、迫害の中で神を信じることができるだろうかなど、重いテーマであるが、一生考え続けたいテーマでもある。

感染者数が爆発的に増加した場合は、DVDが発売されるのを待つことにしよう。

テーマ : コロナウィルス関連
ジャンル : 心と身体

【化学ドイツ語】 I 名詞 1-2 名詞の性(性を2種類持つ名詞)

【化学ドイツ語】 I 名詞 1-2 名詞の性(性を2種類持つ名詞)

I-1-2 文法上の性を2種類持つ名詞

ドイツ語では、文法上の性を2種類持つ名詞がある。

以下のタイプがある。
a) 異なる2種類の文法上の性を持つが、形態も意味も同じ名詞。
b) 同綴異義語。異なる2種類の文法上の性に応じて意味が異なるが、単数の形態は同一の名詞。
c) 異なる2種類の文法上の性に応じて意味が異なり、形態もわずかに異なる名詞。つづりが似ている。

以下の例では、自然科学系の文章に出てくる可能性がある単語について紹介したい。

a) 形態も意味も同じ名詞

der / das Bereich 男(中)-(e)s / -e 範囲,領域;分野
ほぼ男性名詞として用いられているが、第二次大戦より前の古い文献では中性名詞の例も見られる。

例文I-1-2a(男性名詞)(Organische Chemie, p. 721)
Absorbiert eine Verbindung einen bestimmten Bereich des sichtbaren Spektrums (380 - 770 nm), so ist sie farbig.
化合物が可視スペクトル (380 - 770 nm) のある特定の範囲を吸収すると、その化合物は有色である。


例文I-1-2b(中性名詞)(F. Förster, Polytechnisches Journal, 1927, 342, 1)

Das Bereich der ultravioletten Strahlen und ihre Anwendung
紫外放射の範囲およびその使用

他の例
der / das Abszess (Abszeß) 男(
オーストリア: 中)..szesses / ..szesse [医] 膿瘍
der / das Dotter 男・中 -s / - 卵黄
der / das Meter 男(中)(
スイス: 中) -s / -(単位では - / -)メートル
der / das Liter 男(中)(
スイス:男) -s / -(単位では - / -)リットル
der / das Filter 男・中 -s /- フィルター
der / das Terpentin 中(
オーストリア: 男)-s / -e テルペンチン;テレビン油
der / die Wulst 男 -es (-s) / Wülste, -e 女 - / Wülste ふくらみ;[医] 隆起,結節

b) 同綴異義語(単数形は同形、複数形が異なる場合がある)
Teil
 i) 男(中)-(e)s / -e 一部,部分
 ii) 中 -(e)s / -e (機械などの)部品,パーツ
 iii) 男 -(e)s / -e [法] (契約・訴訟などの)当事者
 iv) 男・中 -(e)s / -e 分け前,取り分;責任分担分

Band
 i) 男 -es (-s) / Bände (書籍の)巻,冊
 ii) 中 -es (-s) / Bande ((ふつう複数で))((雅語)) きずな
 iii) 中 -es (-s) / Bänder テープ,ベルト | (光の)スペクトル帯;周波数帯域
 iv) 女 - / -s 楽団,バンド

Moment
 i) 男 -(e)s / -e 瞬間;短時間
 ii) 中 -(e)s / -e 契機,要因,動機 | [理学] モーメント

Kiefer
 i) 男 -s / - あご
 ii) 女 - / -n マツ

Kristall
 i) 男 -s / -e 結晶;水晶
 ii) 中 -s /  クリスタルグラス

See
 i) 男 -s / -n 湖
 ii) 女 - / -n 海,海洋

c) 性に応じて意味が異なり、形態もわずかに異なる名詞

der Kohl 男 -(e)s / (種類:-e)キャベツ
die Kohle 女 - / -n 炭;(特に)石炭

das Tablett 中 -(e)s / -s, -e 盆
die Tablette 女 - / -n 錠剤

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

【化学ドイツ語】 I 名詞 3-4 格変化3(不定冠詞+単数名詞)

【化学ドイツ語】 I 名詞 3-4 格変化3(不定冠詞+単数名詞)

I-3-4 不定冠詞 ein

男性中性女性
1格 ein Ring ein Molekül eine Gruppe
2格 eines Ringes eines Moleküls einer Gruppe
3格 einem Ring einem Molekül einer Gruppe
4格 einen Ring ein Molekül eine Gruppe

不定冠詞は「ひとつの」を意味するため、複数形の名詞には付かない。

a) 「ひとつの」を意味する場合

例文I-3-4a
(Organische Chemie p. 10)
Die Kombination eines s-Orbitals mit zwei p-Orbitalen führt zu drei sp2-Hybridorbitalen.
1つのs軌道を2つのp軌道と組み合わせると、3つのsp2混成軌道となる。


b) 初出の未知の概念で「あるひとつのもの」を意味する場合

例文I-3-4b (Organische Chemie p. 21)
Löst man eine ionische Verbindung in einem Lösemittel, dessen Moleküle Dipol sind, z. B. in Wasser, so bilden sich durch Wechselwirkung zwischen Ion und Lösemittel-Dipolen hydratisierte Ionen.
その分子が双極子である溶媒、例えば、水にイオン性化合物を溶解すると、イオンと溶媒双極子との間の相互作用によって水和イオンが生じる。




テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

トランスマート社のクラウド翻訳が狙われている?

「例のあやしい翻訳講座」を運営する自称1000万円翻訳者の浅野正憲という人は、講座受講者のトライアル合格報告をブログに連載している。

そして2月からは、受講者の実績報告として、「トライアル合格者」というページとは別に、新たに「TRANSMART合格」というページを作成している。

今回はリンクを示しておこう。
nandemotranslation.com/category/performance/transmart-passed

2月12日から始まったこの報告は、本日21日に2件が追加されていた。
本日までの3件の報告を読むと、トランスマート社のクラウド翻訳サービスに登録したという報告である。

つまり、一番安価なパーソナル翻訳を受注するための「登録テスト」に合格しただけだ。
だから、「TRANSMART登録」というのが、正しいタイトルではないだろうか。

聞いた話によると、極端に難しい問題ではなく、きちんと調べれば、たいていは合格して登録できるそうだ。
ということで、受講者をとりあえず トランスマート社のクラウド翻訳に登録させて、プロをたくさん輩出しているという宣伝に利用したいのだろう。

こんなことに悪用されるために開発したサービスではないのに、トランスマート社は社名を出されて困るのではないだろうか。
現時点ではパーソナル翻訳という一番安価なプランのみだが、今後ビジネスやコンシェルジュに入り込んできたら、品質保証ができなくなるのではないか。

ところで、クラウド翻訳の登録後、本当に受注できるかどうかは保証されていない。
プロフィールをすべて登録しても、自動的にマッチングするときのスコアが高くないと、受注のチャンスもないかもしれない。

より単価が高いレベルにステップアップできなければ、トランスゲートというツールの使用料すら稼げないかもしれない。

受講者本人は苦労すると思うが、講座を運営する浅野正憲としては、登録できた人数が増えることによって、指導の成果をアピールする材料にできるので好都合だ。

業界関係者から見れば怪しい記事であっても、翻訳に興味のある初心者をだますことはできるのかもしれない。
これまで1000人以上が講座を受講してしまったので、批判があっても、このまま大量の投稿を継続して、荒稼ぎするのだろう。

奇遇だが、本日2月21日発売の「通訳翻訳ジャーナル」2020年春号の特集は、「トライアル対策」だ。
tsuhon.jp/book/8434

他にも読むべき良書があるので、大切なお金を浅野正憲に渡すことなく、地道な努力で翻訳者になってほしいものだ。

(最終チェック・修正日 2020年02月20日)昨年から話題の「例のあやしい翻訳講座」は、最近も電車広告を出したり、メディアの取材を受けるなど、悪影響を及ぼす範囲を着実に広げているようだ。例えば、「翻訳の学校 浅野正憲 在宅 年収 1000万円 詐欺 返金」 から検索キーワードを選んで、ネット上の情報を調べてほしい。自称年収1000万円翻訳者の浅野正憲が、その年収を証明する書類を公開したという話は聞いてい...
「例のあやしい翻訳講座」の受講者が登録した翻訳会社名を公開するなんて ⇒ 削除された ⇒ 復活

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

【化学ドイツ語】 I 名詞 3-3 格変化2(定冠詞+複数名詞)

【化学ドイツ語】 I 名詞 3-3 格変化2(定冠詞+複数名詞)

I-3-3 名詞・複数の格変化(定冠詞+名詞の語尾)


複数名詞の基本的な変化には次の5種類がある。
 は幹母音(a,o,u,au)のウムラウトを表す。


無語尾型E型ER型[E]N型S型
1格 die  e / e er n / en  s
2格 der  /  e / e er n / en s
3格 den  n / n en  / en ern n / en s
4格 die  /  e / e er n / en s

1) 無語尾型
der Apotheker
-s / - 薬剤師 | der Nagel -s / Nägel 爪
1格 die Apotheker   die Nägel
2格 der Apotheker    der Nägel
3格 den Apothekern  den Nägeln
4格 die Apotheker   die Nägel

2) E型
das Bein -es (-s) / -e 脚 | der Zahn -es (-s) / Zähne 歯

1格 die Beine   die Zähne
2格 
der Beine   der Zähne
3格 den Beinen  den Zähnen
4格 die Beine   die Zähne

3) ER型
幹母音(a,o,u,au)は必ずウムラウトする。
das Bild -es (-s) / -er 絵,画像 | das Buch -es (-s) / Bücher 本
1格 die Bilder   die Bücher
2格 der Bilder    der Bücher
3格 den Bildern  den Büchern
4格 die Bilder   die Bücher

4) [E]N型
die Analyse - / -n 分析 | das Ohr -(e)s / -en 耳

1格 die Analysen   die Ohren
2格 der Analysen    der Ohren
3格 den Analysen    den Ohren
4格 die Analysen   die Ohren

5) S型
英語・フランス語由来の外来語に多い。
die Kamera - / -s カメラ | das Auto -s / -s 自動車
1格 die Kameras   die Autos
2格 der Kameras    der Autos
3格 den Kameras   den Autos
4格 die Kameras   die Autos

6) 特殊な複数形
ラテン語・ギリシャ語由来の外来語に多い。
das Museum   博物館   die Museen
das Material   資料    die Materialien
der Bazillus   病原菌    die Bazillen
der Organismus 有機体   die Organismen
die Dosis    1回服用量  die Dosen
 (注:die Dose 缶 の複数形も die Dosen)
die Vagina     膣      die Vaginen

der Saal   広間、ホール  die Säle
der Bau   建物、建造物  die Bauten
(注:建設、構造、構成の意味では複数形なし)

複数形が2種類使われている場合もある。
das Thema   テーマ    die Themen, Themata
das Serum   血清     die Seren, Sera
das Spektrum スペクトル  die Spektren, Spektra

das Lexikon   辞典    die Lexika, Lexiken

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

「例のあやしい翻訳講座」主催者・浅野正憲をテレビ番組に出すと倫理規定違反?

「例のあやしい翻訳講座」の話題は、連日ツイッターで投稿されている。
私が専門のドイツ語特許翻訳には、現時点では無関係だが、翻訳業界が信用されなくなると困るので、今回も記事にしたい。

浅野正憲という自称1000万円翻訳者が、テレビ番組の取材を受けたことを、先週2月10日に「在宅翻訳起業」のサイトで報告していた。

電車広告の次はテレビ番組出演で、これで世間から認められたと宣伝したいのだろう。
出演タレントとの写真も、無知な人たちをだますために悪用することだろう。

昨年から副業が注目されているので、その1つとして翻訳が取り上げられてもおかしくはない。
ただ、どうしてこの人物が優先して取材対象になるのか不思議だった。

どのテレビ局なのかと、いろいろな予測が出回ったが、本日2月19日に記事が更新されていた。
その内容から、関東地区の3チャンネルで放送される番組らしいことが判明した。
その番組に関する情報は、以下のツイッターにあるリンクを参照してほしい。

この番組では主に、女性向けのファッションやコスメなどで、話題の商品を紹介しているようだ。
「上昇志向の女性」をターゲットにしているらしいので、「英語を使って仕事をする翻訳」というのは、興味を持ってもらえる話題ということなのだろう。

この番組を制作している、広告代理店の株式会社AZEAL-BRANDINGのサイトを見ると、次のように紹介している。

【GirlsHappyStyleは貴社のブランドに新たな価値をプラスするブランデットエンターテイメントです。】

ということなので、浅野正憲側から「例のあやしい翻訳講座」の宣伝を依頼して、番組で紹介してもらう契約をしたのだろう。

番組サイトの「ショッピング」を見ると、類似の怪しい商品がいくつか掲載されている。
例えば、脳波を自在にコントロールしてストレスを解消する方法は、DVD教材と実技研修で30万円(税抜)もする。

まともな商品もあるが、効果がはっきりしない健康食品や、上記のような怪しい教材も紹介しているので、浅野正憲の翻訳講座の内容を精査せずに、番組で取り上げても不思議ではない。

憲法では、表現の自由が保障されているが、単なる広告宣伝番組を作って、内容を吟味せずにそのまま垂れ流すことは、放送の倫理規定に違反しないのだろうか。

もしかすると、番組のどこかで、紹介する商品について責任を負わないことを明示しているのかもしれない。
それでも、これまでも問題になったダイエット法の番組と同様に、不正確な情報で被害者が発生するおそれがある。
既に何人かの方が要望を出しているように、放送の中止を検討してほしいものだ。

もし放送されてしまった場合には、被害者が出ないように、啓蒙活動を続けることになる。
また、番組に対する苦情は、放送倫理・番組向上機構(BPO)に相談してもよいだろう。
www.bpo.gr.jp/

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

プロフィール

MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

FC2カウンター
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR