DeepLの英日機械翻訳でParisien (パリジャン) が「パリジェンヌ」になった
今度の日曜日は私が担当する伝道委員会があるので、今日も資料を作成している。
11月の役員会に提出する議案の調整や、クリスマスの準備の確認、受付での対応に関する連絡事項など多岐にわたる。
また今週は、COVID-19感染者の対応をどうするかという打ち合わせをメールで行っているので、さらに大変だ。
メールではなくて、チャットを使ってみてはと思うのだが、なかなか変わらない。
そんな準備中に、ある教会員から英訳の依頼が再び来た。
Google翻訳もあるが、正しい英語なのか本人は判断できないので、私に依頼するのだ。
教会内なので、もちろん無償で奉仕することになる。
前回は教会の紹介を英語でしたいということだったので、これは伝道にもなるので無償でもかまわない。
それで今回は、その方が気に入っているパン屋の「パリジャン(Parisien)」を紹介する短いものだ。
まあ、教会には英語がわかる人が何人もいるという宣伝にもなるので、手伝ってもよいだろう。
家族経営のパン屋という紹介をするので、a family-run bakery, Parisien を使うことにした。
英訳をメールで送った後、試しに DeepL に A family-run bakery, Parisien. を入れて、英日翻訳を出力させてみた。
すると、第1候補が「家族経営のパン屋、パリジェンヌ。」になってしまった。
その他の候補を見ると、2番目も3番目も「パリジェンヌ」。
4番目の候補でようやく、「家族経営のベーカリー、パリジャン。」と出力された。
Google翻訳では「パリジャン」だけなのに、困ったものだ。
それで、DeepL の入力フィールドで、Parisien のみにすると、和訳の第1候補は「パリジャン」になった。
しかし、その他の候補を見ると、2番目がなぜか「パリジェンヌ」だ。
次に、最後にピリオドを付けた Parisien. を入れると、第1候補が「パリジェンヌ」になってしまった。
機械翻訳が学習に使った対訳に誤訳が含まれていたのか、それとも学習するときに対応がごちゃ混ぜになったのか。
この例でもわかるように、両方の言葉を知っていて、機械翻訳の特徴も理解している者のみが使うツール、ということのようだ。