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【科学ドイツ語】 II 動詞 4-1 規則変化動詞1 zeigen (三基本形+現在人称変化)

【科学ドイツ語】 II 動詞 4-1 規則変化動詞1 zeigen(三基本形+現在人称変化)

II-4-1 規則変化動詞(弱変化動詞)の三基本形と現在人称変化 その1 zeigen(示す)


規則変化動詞(弱変化動詞)zeigen の三基本形は、zeigen - zeigte - gezeigt

不定詞(動詞の原形)は、原則として、語幹+語尾 -en の形である。
語幹は、zeigen から語尾の -en を取り除いた zeig-。
規則変化動詞(弱変化動詞)の現在人称変化では、原則として語幹は変化せず、語尾変化する。
過去基本形は、語幹+te、過去分詞は、ge+語幹+t

以下の表に zeigen の現在人称変化を示す。

zeigen 自動詞 示す | 他動詞 …を示す
単数複数
1人称 ich zeige wir zeigen
2人称 du zeigst ihr zeigt
3人称 man zeigt sie zeigen

例文II-4-1a (Organische Chemie, p. 483):
Zeigt eine Verbindung im nahen UV ein Absorptionsmaximum, so enthält sie eine CX-Mehrfachbindung oder eine bzw. mehrere olefinische Doppelbindungen.
化合物が近紫外に吸収極大を示す場合には、その化合物は、1個のCX多重結合または1個以上のオレフィン性二重結合を含む。


テーマ : ドイツ語
ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 II 動詞 3-1 werden(三基本形と現在人称変化)

【科学ドイツ語】 II 動詞 3-1 werden(三基本形と現在人称変化)

II-3-1 自動詞 werden(…になる)の三基本形と現在人称変化


不規則変化動詞 werden の三基本形は、werden - wurde (雅語 ward) - geworden
雅語の過去形 ward は、聖書などで使われている。
過去分詞は、自動詞の場合は geworden だが、受動の助動詞の場合は worden となることに注意。

以下の表に、werden の現在人称変化を示す。

werden 自動詞 ((述語名詞・述語形容詞とともに)) …になる

単数複数
1人称 ich werde wir werden
2人称 du wirst ihr werdet
3人称 man wird sie werden

例文II-3-1a (Max-Planck-Gesellschaft, Newsroom, 5. März 2020,
www.mpg.de/14534752/sternchemie-beeinflusst-messungen-der-kosmischen-expansion):
Überschreitet der Weiße Zwerg eine Grenzmasse, die sogenannte Chandrasekhar-Masse, wird er instabil, was zu einer thermonuklearen Explosion führt, einer sogenannten Supernova vom Typ Ia.
白色矮星が限界質量、いわゆるチャンドラセカール質量を超えた場合、白色矮星は不安定になり、これが熱核爆発、いわゆるIa型超新星をもたらす。


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ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 II 動詞 2-1 haben(三基本形と現在人称変化)

【科学ドイツ語】 II 動詞 2-1 haben(三基本形と現在人称変化)

II-2-1 動詞haben(…を持っている)の三基本形と現在人称変化


不規則変化動詞 haben の三基本形は haben - hatte - gehabt

以下の表に、haben の現在人称変化を示す。
専門書や論文、特許を読むならば、まずは3人称の変化だけを覚えればよいだろう。

haben 他動詞 ((ふつう受動態なし)) 持っている
単数複数
1人称 ich habe wir haben
2人称 du hast ihr habt
3人称 man hat sie haben

例文II-2-1a (Chemie der Heterocyclen, p. 5):
Viele organische Verbindungen, darunter auch heterocyclische Verbindungen, haben einen Trivialnamen.
多くの有機化合物には、それに属するヘテロ環化合物にもまた、慣用名ある

例文II-2-1b
(NMR-Spektroscopie von Nichtmetallen, Band 4, 19F-NMR-Spektroskopie, p. 131):
1J(F,H) in HF hat ein positives Vorzeichen.
HFにおける1J(F,H)は、プラスの符号を持つ

テーマ : ドイツ語
ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 II 動詞 1-2 sein(過去人称変化)

【科学ドイツ語】 II 動詞 1-2 sein(過去人称変化)

II-1-2 seinの過去人称変化


sein は不規則変化動詞であるが、過去人称変化での語尾変化は、他の動詞と共通である。

sein の過去形 war の人称変化

単数複数
1人称 ich war wir waren
2人称 du warst ihr wart
3人称 man war sie waren

例文II-1-2a(NMR-Spektroskopie von Nichtmetallen, p. VII, Vorwort)
Aus der Sicht eines anwendungsorientierten Chemikers waren die 60er Jahre das Jahrzehnt der 1H-NMR-Spektroscopie.
応用指向の化学者の視点から、60年代は1H-NMR分光学の10年であった

例文II-1-2b(Goethe und seine Chemiker, p. 71)
Goethes Arbeitsweise war dabei die eines Analytikers.:
その場合、ゲーテの仕事のやり方は、分析の達人のものであった

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【科学ドイツ語】 II 動詞 1-1 sein(三基本形と現在人称変化)

【科学ドイツ語】 II 動詞 1-1 sein(三基本形と現在人称変化)

II-1-1 動詞sein(…である)の三基本形と現在人称変化


動詞の三基本形とは、不定形、過去基本形、過去分詞である。
不規則変化動詞 sein では、sein - war - gewesen である。

不定形は、主語が決まっておらず、人称変化していない形態である。
過去基本形は、単数1人称と同じ形態であり、主語に応じて人称変化する。
過去分詞は、haben または sein と結んで完了形を作り、werden または sein と結んで受動を作る。

以下の表に sein の現在人称変化を示す。
自然科学系の記事や論文、特許などを読む場合には、3人称のみを覚えればよいだろう。

人称変化表での単数3人称の人称代名詞は、man で代表する。
性別に対応した代名詞は、er (男性名詞を受ける)、es(中性名詞を受ける)、sie(女性名詞を受ける)。
敬称2人称の Sie は、複数3人称 sie で代表させる。

sein 自動詞 ((述語名詞・述語形容詞などと)) …である
単数複数
1人称 ich bin wir sind
2人称 du bist ihr seid
3人称 man ist sie sind

例文II-1a(Organische Chemie, p. 12):
Ethen (Ethylen, H2C=CH2) ist der einfachste Kohlenwasserstoff mit einer CC-Dopelbindung.
エテン(エチレン、H2C=CH2)は、CC二重結合を有する最も単純な炭化水素である


例文II-1b(Organische Chemie, p. 29):
Alkane sind unpolare Moleküle.
アルカンは非極性分子である

例文II-1c(Organische Chemie, p. 35):
So ist 3-Methylpentan aus 1-Brom-3-methylpentan über 3-Methylpentylmagnesiumbromid zugänglich.
したがって、3-メチルペンタンは、1-ブロモ-3-メチルペンタンから3-メチルペンチルブロミドを介して得られる

例文II-1d(Organische Chemie, p. 345):
Die reinen Phenole sind meist farblos.
純粋なフェノール類は、たいてい無色である

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【科学ドイツ語】 I 名詞 1-2 名詞の性(性を2種類持つ名詞)

【科学ドイツ語】 I 名詞 1-2 名詞の性(性を2種類持つ名詞)

I-1-2 文法上の性を2種類持つ名詞

ドイツ語では、文法上の性を2種類持つ名詞がある。

以下のタイプがある。
a) 異なる2種類の文法上の性を持つが、形態も意味も同じ名詞。
b) 同綴異義語。異なる2種類の文法上の性に応じて意味が異なるが、単数の形態は同一の名詞。
c) 異なる2種類の文法上の性に応じて意味が異なり、形態もわずかに異なる名詞。つづりが似ている。

以下の例では、自然科学系の文章に出てくる可能性がある単語について紹介したい。

a) 形態も意味も同じ名詞

der / das Bereich 男(中)-(e)s / -e 範囲,領域;分野
ほぼ男性名詞として用いられているが、第二次大戦より前の古い文献では中性名詞の例も見られる。

例文I-1-2a(男性名詞)(Organische Chemie, p. 721)
Absorbiert eine Verbindung einen bestimmten Bereich des sichtbaren Spektrums (380 - 770 nm), so ist sie farbig.
化合物が可視スペクトル (380 - 770 nm) のある特定の範囲を吸収すると、その化合物は有色である。


例文I-1-2b(中性名詞)(F. Förster, Polytechnisches Journal, 1927, 342, 1)

Das Bereich der ultravioletten Strahlen und ihre Anwendung
紫外放射の範囲およびその使用

他の例
der / das Abszess (Abszeß) 男(
オーストリア: 中)..szesses / ..szesse [医] 膿瘍
der / das Dotter 男・中 -s / - 卵黄
der / das Meter 男(中)(
スイス: 中) -s / -(単位では - / -)メートル
der / das Liter 男(中)(
スイス:男) -s / -(単位では - / -)リットル
der / das Filter 男・中 -s /- フィルター
der / das Terpentin 中(
オーストリア: 男)-s / -e テルペンチン;テレビン油
der / das Virus 中(男)- / Viren ウイルス(学術用語としては中性名詞 das Virus)
der / die Wulst 男 -es (-s) / Wülste, -e 女 - / Wülste ふくらみ;[医] 隆起,結節

b) 同綴異義語(単数形は同形、複数形が異なる場合がある)
Teil
 i) 男(中)-(e)s / -e 一部,部分
 ii) 中 -(e)s / -e (機械などの)部品,パーツ
 iii) 男 -(e)s / -e [法] (契約・訴訟などの)当事者
 iv) 男・中 -(e)s / -e 分け前,取り分;責任分担分

Band
 i) 男 -es (-s) / Bände (書籍の)巻,冊
 ii) 中 -es (-s) / Bande ((ふつう複数で))((雅語)) きずな
 iii) 中 -es (-s) / Bänder テープ,ベルト | (光の)スペクトル帯;周波数帯域
 iv) 女 - / -s 楽団,バンド

Moment
 i) 男 -(e)s / -e 瞬間;短時間
 ii) 中 -(e)s / -e 契機,要因,動機 | [理学] モーメント

Kiefer
 i) 男 -s / - あご
 ii) 女 - / -n マツ

Kristall
 i) 男 -s / -e 結晶;水晶
 ii) 中 -s /  クリスタルグラス

See
 i) 男 -s / -n 湖
 ii) 女 - / -n 海,海洋

c) 性に応じて意味が異なり、形態もわずかに異なる名詞

der Kohl 男 -(e)s / (種類:-e)キャベツ
die Kohle 女 - / -n 炭;(特に)石炭

das Tablett 中 -(e)s / -s, -e 盆
die Tablette 女 - / -n 錠剤

テーマ : ドイツ語
ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-4 格変化3(不定冠詞+単数名詞)

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-4 格変化3(不定冠詞+単数名詞)

I-3-4 不定冠詞 ein

男性中性女性
1格 ein Ring ein Molekül eine Gruppe
2格 eines Ringes eines Moleküls einer Gruppe
3格 einem Ring einem Molekül einer Gruppe
4格 einen Ring ein Molekül eine Gruppe

不定冠詞は「ひとつの」を意味するため、複数形の名詞には付かない。

a) 「ひとつの」を意味する場合

例文I-3-4a
(Organische Chemie p. 10)
Die Kombination eines s-Orbitals mit zwei p-Orbitalen führt zu drei sp2-Hybridorbitalen.
1つのs軌道を2つのp軌道と組み合わせると、3つのsp2混成軌道となる。


b) 初出の未知の概念で「あるひとつのもの」を意味する場合

例文I-3-4b (Organische Chemie p. 21)
Löst man eine ionische Verbindung in einem Lösemittel, dessen Moleküle Dipol sind, z. B. in Wasser, so bilden sich durch Wechselwirkung zwischen Ion und Lösemittel-Dipolen hydratisierte Ionen.
その分子が双極子である溶媒、例えば、水にイオン性化合物を溶解すると、イオンと溶媒双極子との間の相互作用によって水和イオンが生じる。





テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-3 格変化2(定冠詞+複数名詞)

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-3 格変化2(定冠詞+複数名詞)

I-3-3 名詞・複数の格変化(定冠詞+名詞の語尾)


複数名詞の基本的な変化には次の5種類がある。
 は幹母音(a,o,u,au)のウムラウトを表す。


複数無語尾型E型ER型[E]N型S型
1格 die  e / e er n / en  s
2格 der  /  e / e er n / en s
3格 den  n / n en  / en ern n / en s
4格 die  /  e / e er n / en s

1) 無語尾型
der Apotheker
-s / - 薬剤師 | der Nagel -s / Nägel 爪
1格 die Apotheker   die Nägel
2格 der Apotheker    der Nägel
3格 den Apothekern  den Nägeln
4格 die Apotheker   die Nägel

2) E型
das Bein -es (-s) / -e 脚 | der Zahn -es (-s) / Zähne 歯

1格 die Beine   die Zähne
2格 
der Beine   der Zähne
3格 den Beinen  den Zähnen
4格 die Beine   die Zähne

3) ER型
幹母音(a,o,u,au)は必ずウムラウトする。
das Bild -es (-s) / -er 絵,画像 | das Buch -es (-s) / Bücher 本
1格 die Bilder   die Bücher
2格 der Bilder    der Bücher
3格 den Bildern  den Büchern
4格 die Bilder   die Bücher

4) [E]N型
die Analyse - / -n 分析 | das Ohr -(e)s / -en 耳

1格 die Analysen   die Ohren
2格 der Analysen    der Ohren
3格 den Analysen    den Ohren
4格 die Analysen   die Ohren

5) S型
英語・フランス語由来の外来語に多い。
die Kamera - / -s カメラ | das Auto -s / -s 自動車
1格 die Kameras   die Autos
2格 der Kameras    der Autos
3格 den Kameras   den Autos
4格 die Kameras   die Autos

6) 特殊な複数形
ラテン語・ギリシャ語由来の外来語に多い。
das Museum   博物館   die Museen
das Material   資料    die Materialien
der Bazillus   病原菌    die Bazillen
der Organismus 有機体   die Organismen
die Dosis    1回服用量  die Dosen
 (注:die Dose 缶 の複数形も die Dosen)
die Vagina     膣      die Vaginen

der Saal   広間、ホール  die Säle
der Bau   建物、建造物  die Bauten
(注:建設、構造、構成の意味では複数形なし)

複数形が2種類使われている場合もある。
das Thema   テーマ    die Themen, Themata
das Serum   血清     die Seren, Sera
das Spektrum スペクトル  die Spektren, Spektra

das Lexikon   辞典    die Lexika, Lexiken

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ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-2 格変化1(定冠詞+単数名詞)

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-2 格変化1(定冠詞+単数名詞)

I-3-2 名詞・単数の格変化 「定冠詞+名詞の語尾」

定冠詞(der)を伴う単数名詞の格変化語尾について、以下の表に示す。
具体的な名詞の格変化は、その下に列挙した。
格変化の表は、一般的なドイツ語参考書の順番、すなわち、1格・2格・3格・4格の順番とした。
ただし、DUDEN の文法書などでは、1格・4格・3格・2格の順番の場合もあるため、注意してほしい。

単数男性男性弱変化中性女性
1格
2格
3格
4格
 der -
 des -(e)s
 dem -
 den -
 der -
 des -(e)n
 dem -(e)n
 den -(e)n
 das-
 des -(e)s
 dem -
 das -
 die -
 der -
 der -
 die -

1) 男性名詞
der Aldehyd -s / -e 
アルデヒド | der Rest -es / -e 基,残基

1格 der Aldehyd   der Rest
2格 des Aldehyds   des Restes
3格 dem Aldehyd   dem Rest
4格 
den Aldehyd   den Rest

2) 男性弱変化名詞
単数1格以外の語尾は、-en または -n。
辞書の単数2格語尾の表記で確認できる。

最後の音節にアクセントがある外来語 | -e で終わる男性名詞(Käse を除く) | その他

der Patient -en / -en 学生 | der Hase -n / -n ウサギ | der Mensch -en / -en 人間
1格 der Patient     der Hase    der Mensch
2格 des Patienten    des Hasen    des Menschen
3格 dem Patienten   dem Hasen   dem Menschen
4格 den Patienten    den Hasen    den Menschen

Student 学生、Polizist 警官、Pianist ピアニスト、Astronaut 宇宙飛行士、Philosoph 哲学者
Biologe 生物学者、Same 種子、Kollege 同僚、Löwe ライオン、Affe サル、Junge 少年、Wille 意志
Held 英雄、Automat 自動機械、自動販売機、Bär クマ、Tor 愚か者(中性名詞の Tor は、ドア、門)

男性弱変化名詞の中には、単数2格語尾が -ns になる特殊な名詞がある。
der Gedanke 2格 -ns, 3格 -n, 4格 -n, 複数 -n 思考 2格 des Gedankens
der Name 名前 des Namens
der Buchstabe アルファベット des Buchstabens
der Friede 平和 des Friedens


3) 中性名詞
das Benzen -s / -e ベンゼン | das Salz -es / -e 塩
1格 das Benzen   das Salz
2格 des Benzens   des Salzes
3格 dem Benzen   dem Salz
4格 das Benzen   das Salz

中性名詞の中で das Herz 心臓 のみが特殊な変化をするので、複数形も併せて示す(医学では強変化)。
1格 das Herz
2格 des Herzens 医学では des Herzes
3格 dem Herzen 医学では dem Herz
4格 das Herz
複数 die Herzen  医学では die Herze

男性名詞および中性名詞で、単数2格語尾が
-es の場合、単数3格語尾が -e となることがある(主に慣用句)。
in diesem Sinne この意味で
nach Hause gehen 帰宅する

4) 女性名詞
die Doppelbindung   / -en 二重結合
1格 die Doppelbindung
2格 der Doppelbindung
3格 
der Doppelbindung
4格 
die Doppelbindung

テーマ : ドイツ語
ジャンル : 学問・文化・芸術

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-1 4つの格

【科学ドイツ語】 I 名詞 3-1 4つの格

I-3-1 名詞の格
ドイツ語の名詞と代名詞には、以下の4つの格がある。
格の用法には様々あるため、「主に」と示した用法だけではないことに注意してほしい。

1格(主格、Nominativ)主に主語
2格(属格、Genitiv)  主に所有や属性を表す付加語
3格(与格、Dativ)   主に自動詞の目的語
4格(対格、Akkusativ)主に他動詞の目的語

代名詞の格は、代名詞自身の語形変化で示されるが、名詞の格は、冠詞類や形容詞の語形変化・語尾変化で示される。
今回は、4つの格の例を示すことにして、冠詞類や形容詞と組み合わせた説明は、少しずつ追加していきたい。

以下の例文では、名詞の右上に格を示す数字を付け(例:1=1格)、冠詞類や形容詞の部分も含めて色分けした。

例文I-3-1a
(Organische Chemie p. 1)
Die organische Chemie1 behandelt Struktur4, Synthese4 und Reaktionen4 organischer Verbindungen2.
有機化学は有機化合物の構造合成および反応を扱う。

1格の die organische Chemie は、この文の主語。
4格の Struktur, Synthese, Reaktionen は、他動詞 behandelt の目的語。
2格の organischer Verbindungen は、名詞に後置して修飾する付加語となる。

例文I-3-1b
(受動態:werden + 過去分詞)(Organische Chemie p. 135)
Infolge dieser Wechselwirkung2 werden dem Benzen-Kern3 Elektronen1 durch Mesomerie4 zugeführt.
この相互作用の結果として、メソメリーによってベンゼン核に
電子が与えられる。

et.3 et.4 zu|führen (物3格に物4格を)供給する,与える (分離動詞の前綴りの直後に | を挿入して明示)
例文I-3-1bは受動態のため、直接目的語である物4格の Elektronen が、主語の1格になっている。
3格の dem Benzen-Kern は、間接目的語。

infolge は2格支配の前置詞。
durch は4格支配の前置詞。

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プロフィール

MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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