seinの接続法第I式現在+過去分詞(著者的複数 wir möchten の受動的書き換え形式)
ドイツ語特許を読んでいて、sein の接続法第I式が出てきたので、文法書で調べてみた。
すると、次のような解説を見つけた。
【sein の接続法第1式現在と受動態の可能な動詞の過去分詞からなる特殊な表現形式がある。これは、研究論文などで特に用いられる話法の助動詞 mögen の 「著者的複数」 wir möchten の受動的書き換え形式である。】
医薬メーカー子会社の解散後、専業翻訳者になりました。
ドイツ語特許を読んでいて、sein の接続法第I式が出てきたので、文法書で調べてみた。
すると、次のような解説を見つけた。
【sein の接続法第1式現在と受動態の可能な動詞の過去分詞からなる特殊な表現形式がある。これは、研究論文などで特に用いられる話法の助動詞 mögen の 「著者的複数」 wir möchten の受動的書き換え形式である。】
翻訳で困るのは、対応する日本語の訳語が見つからないことだ。
翻訳していれば誰でも遭遇することだし、何も私が悪いわけでもない。
それでも、お金をもらう仕事なので、うまく表現しなければと悩んでしまう。
インターネット検索で出てきた英語やドイツ語のHPを読んで、なんとかふさわしい意味になるように、漢字を選んで、訳語を作ることもある。
名詞や商品名ならば、とりあえずカタカナ表記にしておくが、それでも、全体の統一性が崩れる場合には、その部分が目立ってしまう。
今回は、昆虫の和名がすぐには見つからず、更に複数例あって混乱した。