ablauschen
ab|lauschen
他 (h) ((雅)) ((jm. et.4)) (…から…を注意ぶかく・耳をすませて)聞き取る,聞き覚える;((比)) (…から…を)学び取る
医薬メーカー子会社の解散後、専業翻訳者になりました。
ab|lauschen
他 (h) ((雅)) ((jm. et.4)) (…から…を注意ぶかく・耳をすませて)聞き取る,聞き覚える;((比)) (…から…を)学び取る
bersten* barst / geborsten; du birst/er birst 命 birst 接II bärste
自 (s) はじける,〔ひび〕割れる
〔bis〕 zum Bersten voll
sterben* starb / gestorben; du stirbst, er stirbt 命 stirb 接II stärbe
I 自 (s) 死ぬ,死亡する
an Krebs
hin|geben* gab hin / hingegeben
I 他 (h) ((jm. et.4)) (…に…を)引き渡す;ゆだねる,譲る;放棄する;犠牲にする,ささげる
(再帰) sich4 et.3 hingeben …にふける<没頭する・身をささげる>
同じ化学物質の名称が複数存在することがある。
例えばエタノールは、エチルアルコールとも呼ぶ。
慣用名も含めて別名をどこまで許容するのか、それは学会や論文誌によっても扱いが異なる場合がある。
今は危険物取扱者試験の勉強をしているので、消防法などに出てくる化学物質の名称が気になっている。
財団法人全国危険物安全協会という天下り団体が発行する例題集を解いていたら、「物品名と化学式について、次のうち誤りはどれか。」 という問題があった。
物品名として、「ベンゾール・トルオール・キシロール・石炭酸」 が挙げられているが、それぞれ、「ベンゼン・トルエ ン・キシレン・フェノール」 の別名である。
他の問題では、「ナフタリン」 という 「ナフタレン」 の別名も出てくる。
消防法や化学工業では、ドイツ語由来の古い別名を慣用的に使うのかもしれないが、化学では推奨されていない和名なので、正解率を下げる目的であっても、使ってほしくない。
試験が終わったら、財団法人消防試験研究センターに質問しようと思う。
ついでに検索してみたところ、最近のドイツ語特許の和訳でも、ベンゾールなどが使われていた。
例えば、次の特許文書で、請求項3を参考にしてほしい。
http://www.j-tokkyo.com/2006/C07C/JP2006-045235.shtml
【有機相は、…ベンゾール、トルオール、o-キシロール、m-キシロール、p-キシロール、…ジエチルベンゾール、クロルベンゾール、ジクロルベンゾール、トリクロルベンゾール、テトラクロルベンゾールまたはクロルトルオールを含む群から選択された1つ以上の有機溶剤からなる、請求項1または2記載の方法。】
いくらドイツ語特許だからといっても、ドイツ語風の別名を選択することには違和感がある。
化学工業分野ならば認められるのだろうが、化学物質の和名としてはベンゼンなどを選択してほしい。
高校化学の教科書でも、ベンゼンと書いているのだから、ベンゼンにしてほしい。
それに加えて、「クロル」 は 「クロロ」 と、化学の字訳規則に従って書いてほしい。
ただ、日本国内でも、化学と化学工学で使う用語が異なることがあり、専門学会の間でも統一されていないのだから、翻訳者だけが悪いわけではない。
そ れでも化学を知っているドイツ語翻訳者ならば、最近使わないベンゾールは、訳語に選択しないと思う。
第二次大戦前の文学作品などでは、時 代背景を反映した雰囲気作りをするために、ナフタリンやベンゾールという訳語を、意図的に選択することも考えられるが、21世紀の、しかも特許文書ではふさわしくないだろう。
これも 「理系と文系の溝」 の一例なのだろうか。
auf|fallen* fiel auf / aufgefallen
I 自 (s)
1 目立つ;((jm.)) (…の)注意を引く,(…に)奇異の感じを与える