派遣社員だったときに、収入増を期待して始めた副業翻訳だが、年間100万円を超えたことは一度もない。
数社に登録しているものの、休日中心の副業では作業量が限られ、期待通りに仕事量は増えないものである。
2007年は23件も受注したのに、200ワード前後の短いものや、ワード単価が7円という案件が多かったので、受注件数の割には、料金合計は約68万円だった。
昨年は8件と、受注件数は少ないものの、合計金額は約78万円で、過去最高となった。
年度末の2月と3月に、独立行政法人の予算消化目的の案件2件で、約30万円というのが大きかった。
また、ドイツ連邦軍に関する書籍の和訳で、約22万円というのも寄与した。
これらはワード数は多かったものの、納期に余裕があったため、副業翻訳の私でも対応できた。
ただ、先月発売の 「通訳翻訳ジャーナル」 に、「土日に○時間だけという細かい制限をつける人には、専門知識があっても頼みにくい」 という、ある翻訳会社側の本音が書いてあった。
確かに、土日をまたがずに、平日4日で50ページを訳すなど、私には無理な案件だ。
それでも今週納品した翻訳で7件となり、今年の料金合計は約65万円で、100万円にまた一歩近づいた。
源泉徴収10%なので、手取りが100万円にはならないが、ボーナスが1回増えたことに相当すると考えよう。
まあ、地道に続けて、定年後も翻訳ができれば、公的年金が少なくても、飢え死にすることはないだろう。
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