カブドットコム証券で12月19日から外貨建て債券の取り扱い開始
そのプレスリリースは次の通り。
kabu.com/company/pressrelease/2011/20111216.asp
【…2011年12月19日(月)(予定)から、…「外国債券」の取扱いを開始いたします。
…
既発債では三菱UFJモルガン・スタンレー証券(以下MUMSS社)の豊富な債券在庫とシームレスに連携し…多様な債券の提供が可能になります。さらに、新発債の販売を行う場合、三菱UFJフィナンシャル・グループ各社・取引先の共同販売団に参加することにより、単独販売に比べより多くの銘柄募集が可能となります。
…業界最低水準の為替スプレッドに加え、MUMSS社との協業による当社仕入コスト・ポジションリスクの軽減から他のネット証券と比較してお客さまに有利な利回り提供が可能となります。
…外国債券の買付時や利金・償還金の受取り時の決済方法について取引通貨毎にそれぞれ「外貨決済」「円貨決済」「外貨建MMF決済」の3つからお選びいただけます。
…
サービス開始当初は、既発債7~10銘柄より取扱いを行い、来年以降、新発債含め随時銘柄および取引通貨の追加を行い早急にネット証券屈指の数十銘柄のラインアップにて提供することを検討しております。また、個人向け国債を含む円建債券の取扱開始も別途検討しております。…】
カブドットコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの中で、ネット金融戦略の中核を担うという立場である。
当初は、株式売買手数料の低さやノーロード投信が注目されていたが、最近は取引商品の品揃えも広がり、さらにプチ株や千円積立などの少額投資への対応も充実してきた。
外貨MMFについては最低買付額が1万円と、大和証券の1千円よりも高いが、為替スプレッドが国内最低水準ということで、投資コスト削減が気になる投資家には魅力的である。
kabu.com/item/fund_multicurmmf.asp
私は以前、株式や投信の取引のために、他の証券会社にも口座を開設していたが、最終的に大和証券とカブドットコム証券の2社に集約した。
ただし私は、外国債券の運用を主体にしたいと考えているので、債券の取り扱いがないカブドットコム証券で外貨MMFを購入することはなかった。
しかし、債券取扱が始まるため、ラインナップを見ながら、大和証券とカブドットコム証券の両方を活用する方針にしたい。