私の勤務先では、国内で開催される学会に年に1回以上参加することができる。
ただし、宿泊を伴う学会出張は、経費削減のために、年1回限りとなっている(業務命令での参加は例外)。
首都圏では、日帰りでも参加可能な学会やセミナーが多数開催されるので、毎月学会出張をすることも可能ではある。
私の場合は8割くらい、宿泊を伴う遠方で開催される学会を選ぶことが多い。
個人的な旅行をあまりしないので、出張のついでに地元の食材を楽しんだり、空き時間に郵便局に寄って風景印を集めている。
東京から大阪周辺に出張するときは、新幹線での移動が義務となっているが、それより遠方になると飛行機も選択できる。
私はANAの旅割で早めに予約して、割引料金にすることでコスト削減に協力している。
それにANAのサイトからホテルを予約すると、ANAマイルがもらえるホテルが選べるので便利だ。
なんだかマイルを貯めるために出張しているようにも聞こえるが、ちゃんと学会に参加して、報告書も提出し、さらにセミナーでは学会報告会も行っている。
そして、日々の仕事とは違う研究に触れることで、新しい視点からの研究に刺激を受けて、脳みそが再活性化されたように感じる。
ということで、先日の学会は九州で開催されたため、当然ながら羽田から飛行機で移動することにした。
新幹線を使うと、自宅から8時間もかかるため、その日は移動のみとなってしまう。
しかし飛行機を使うと、午前中は勤務できるので、測定データの解析を済ませたり、出張後の実験予定の打ち合わせもできる。
楽しい学会出張となるはずだったが、目的地に着陸後、保安規定を無視した乗客の危険行為で不愉快になってしまった。
まだ飛行機が誘導路を走行中で、シートベルト着用サインが点灯しているのに、出口へとダッシュした男性だ。
途中で客室乗務員に制止されて、その場にしゃがんでいたが、自分の席に戻ろうとはしなかった。
そしてスポットで停止してサインが消えた瞬間に、再び猛ダッシュして、前方の席の乗客を押しのけて、出口前に一番乗りしていた。
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