チェッカーの依頼が続いている
ただし、第一希望の独日翻訳は1件のみで、残りはすべてチェッカー案件だ。
対象は独和、英和、和英の三種類で、分野も化学・バイオ系にこだわらず、スケジュールが空いていれば何にでも取り組んでいる。
先週打診があり、今日納品した英和チェッカー案件は、二酸化炭素の固定化という、久しぶりに化学系の文書であった。
A4判で1ページで、ワード数が少ないので、料金は最低単価の1,500円。
この金額は少ないと言われそうだが、一日分の食費を1時間以内に稼いだと考えておこう。
今回の和訳は、これまでの案件で一番修正が少なかったので、少々楽をしてお金をもらったように感じる。
それでも一か所だけ、勘違いを指摘するコメントを付けておいた。
二酸化炭素固定化を説明する図には、発生源として、煙突からモクモクと煙を上げている工場の絵があった。
この発生源は英語原文では、「industrial sources」となっていて、和訳では「工業原料」としていた。
これは間違いなので、「工業的発生源」としておいた(「的」を入れるかどうかは別の機会に考えたい)。
オンライン辞書を調べてみると、Weblio では「工業汚染源、工業発生源」で、アルク英辞郎on the Webでは「工業原料」だった。
これは推測だが、オンライン辞書1種類だけで訳語を決めているのかもしれない。
それよりも、工場の絵が出ているのだから、「工業原料」では合わないことに気付いてほしかった。
今回の案件では、和訳ファイルを添付したメールに、新規案件についての相談も書いてあった。
メールの下の方に、このような重要な連絡を書いても見逃すことがあるので、できれば別のメールにしてほしかった。
テーマ : SOHO・在宅ワーク
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