10月から神学生のドイツ語学習支援を再開

昨年12月に、私が活動しているプロテスタント教会に所属する神学生から、ドイツ語の神学論文を読めるようになりたいと相談があった。
いきなり論文は大変なので、1年くらいかけて、月に1回ずつ、ドイツ語文法の勉強会をすることにした。

日曜日の教会は様々な奉仕があるので、ドイツ語学習に使える日は、月に1回しかない。
3回やってみたものの、神学生はいろいろと忙しいので、今年5月以降は中断していた。

そして10月から再開したいとの要望があったので、翻訳の仕事の合間に、少しずつ資料を作っている。
初級文法の学習を続けながらも、目標設定となるように、中級レベルの資料も合わせて説明する予定だ。

テキストは、神学生の希望により、「英語と一緒に学ぶドイツ語」(宍戸理佳・ベレ出版)を使っている。
自習用になると思って選択したものの、到達度を確認していないので、再開しても話が通じるかどうか不安である。

ということで、1997年度のドイツ語検定4級の試験問題から、筆記試験の前半部分(問1~問5)を指定して、10月2日までに、テキストを見ながらでも解くように宿題を出した。

わざと新正書法になる前の問題にしたのは、古い文献も読むために、今のうちに慣れてほしいからだ。
大変そうだが、指定した問題に出てくるのは、動詞 essen の現在人称変化のみなので大丈夫だろう。
とりあえず、この問題への取り組みを見てから、今後の学習方針を決めようと思う。

中級レベルの資料とは、ハイデルベルク信仰問答の問1である。
16世紀のドイツ語は大変なので、1997年に改訂された現代ドイツ語版の新正書法版(2012年)を使うことにした。

和訳は既に公開されているものの、語義や文法の解説と共に、私訳を示して、神学生のモチベーションを喚起しようと思う。

例えば、問に出てくる前置詞 in の説明は次の通り。

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Frage 1 Was ist dein einziger Trost im Leben und im Sterben?

問1 生きているとき、そして死に向かうときに、あなたに希望を与える唯一の慰めは何ですか。

im = in dem の融合形。
in 前 ((位置を示すときなどは3格支配、方向を示すときなどは4格支配)) (前置詞の格支配はテキスト146ページ)
3 ((時間的)) a) ((時点を表す語と)) …〔のうち〕に: 〖3格と〗im entscheidenden Augenblick 決定的瞬間に | im Herbst 秋に

im Leben は「生きている間」。im Sterben は「死ぬとき」としてもよいが、「死ぬ瞬間」というよりも、ある程度の広がりをもった時間として「死に向かうとき」と考えた方がよい(英語ではbe dying)。

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前置詞の格支配を説明するか、それとも名詞の格変化を復習するのか、その日の様子で判断しよう。

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テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

anspielen

an|spielen
II 自 (h)
2 ((auf jn. <et.4>)) (…のことを)ほのめかす,あてこする

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保険の再見直しの準備として2017年の予算を概算してみた

医療介護保険として、住友生命のWガードに加入していて、6月の見直し後は、毎月約1万8千円を払っている。
更新後は約3万1千円、更に年金受給年齢に達してからは約5万7千円となるため、確定拠出年金で貯めたお金は、全て保険掛け金に消える計算だ。
確定拠出年金が消えても、個人年金は65歳から10年間、毎年91万円以上もらえる契約だ。
しかし、長生きすると、三井住友銀行での相談では、75歳以降は資産がマイナスとなるシミュレーション結果が出た。

ということで、日本生命・みらいのチカラの提案書をもらったので、ネット保険も含めて、近くの駅前にある「保険の窓口」で、第三者的な意見を聞く予定だ。
医療介護保険を乗り換えて、トータルの支払金額を減らして、更に終身の保証を確保できるかどうか、検討したい。
加えて、現在の予定収入で、確定拠出年金の掛け金増額や、終身年金が契約できるかどうかも確かめたい。

まずは相談の準備のために、これまでの経緯と現状を確認しよう。

医薬メーカー子会社で契約社員として勤務していたときは、退職金がない契約だったため、自分で確定拠出年金の他に、民間の個人年金や積立投資で老後資金の準備を始めていた。
月の手取りは約28万円だったが、ボーナスが年間で4か月分あったので、毎年60万円程度、金融資産を増やしていった。

ただし、その子会社の解散後、派遣社員となり、1年くらい食いつないで、転職先を見つけようしていた。
ただ、通勤交通費も自腹となって、家計のやりくりは厳しくなった。
積み立て投資をやめたり、保険の見直しなどをしたものの、来年6月以降は、金融資産の売却を続けないと、赤字になる危険性が高まった。

そして、7月から翻訳専業となる決断をして、年金が足りなくても生活できるように、80歳まで働くことを考えている。
8月1日付けで個人事業主として登録して、青色申告で65万円の控除を受けて、節税しようとしている。

翻訳料金は10.21%の源泉徴収後で、7月は約11万円、8月は約50万円であり、9月の予定は約49万円である。
今後も繁忙期ならば、月50万円はありそうだが、30万円~40万円で変動するものと予測している。

翻訳業では、お金の計算の前に、品質と信頼性の確保が先で、収入は後からついてくるものだ。
ただ、生活に必要な支払いに加えて、個人保険や住民税の支払い、奨学金の返済などができるかどうか、確認が必要である。
実際の支出は、青色申告後の税額が決まってから計算可能なので、今年の支払い額を参考にして、多めに見積もっている。

ということで、2017年の予算を概算してみたところ、支出予定は約464万円となった。
この金額をまかなうために、源泉徴収後の翻訳料金は、毎月平均で約39万円が必要と判明した。
光熱費などは多めに見積もっているし、実績では出費がゼロの項目、例えば、医療費や被服費などがあるので、約36万円あればなんとかなるだろう。
現時点で契約が有効な2社の案件で、この金額はなんとか達成できると思われる。

青色申告では、家賃(81,500円)の30%を経費にする予定なので、この節税効果でもう少し減るはずだ。
また、TradosのFreelance版へのアップグレードや、翻訳専用PCの導入のためにも、なんとか20万円は捻出したいものだ。
それでも住民税は、今年度の約33万5千円から少し減るとしても、30万円を予定して備えよう。

年間で約34万円払っている個人年金掛け金は、月当たり約2万8千円なので苦しいが、65歳以降に困らないようにするためにも我慢して払い続けようと思う。
このような老後のシミュレーションも含めて、「保険の窓口」で相談してみよう。


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テーマ : 生命保険見直し
ジャンル : ファイナンス

「相模原事件の問い」(「世界」2016年10月号)

4月に派遣社員となったとき、推定年収が約200万円少なくなったため、家計見直しの一環で、本を買うのをやめた。
7月から翻訳専業となり、8月の翻訳料金が50万円を超えたので、読みたい本を再び買うことができるようになった。
ただ、翻訳案件が切れ目なく続いていて時間がないため、どうしても読みたい本だけを選んで購入している。

今月購入した本の1つは、岩波書店の雑誌 「世界」(2016年10月号)である。
www.iwanami.co.jp/sekai/index.html

読みたかった記事とは、「相模原事件の問い」。
・「語り」に耳を傾けて (熊谷晋一郎、東京大学准教授、小児科医)
・福祉番組の制作現場から相模原事件を考える (熊田佳代子、NHKプロデューサー)
・施設で生きるということ (有薗真代、京都大学非常勤講師、社会学者)

私の姉は、ダウン症に加えて、出産時の医療ミスにより、手足に軽いまひが残っている。
私は姉と共に、国立大学附属小学校に通ったが、姉が特殊学級にいたため、同級生からは、「あんな変なのを学校に連れてくるな」などの暴言を浴びせられた。

今は福祉団体のリサイクルショップで元気に働いているが、20歳までは治療薬の副作用で情緒不安定で
攻撃的だった。
書店で買いたい雑誌が売り切れだったとき、大声を出して騒いだこともある。
そのため、商店街やデパートから、迎えに来るようにと、苦情電話がかかってきたこともある。

姉の知能は、検査すると10歳程度なので、
いろいろと困った行動をしても、子どものままだと思えば許せるし、姉の分まで二人分勉強したから今の私があるのだし、クリスチャンになったのも、姉との関係を考えてたどり着いたものだ。

姉が障害者でよかったと、私は神に感謝できるようになったが、相模原事件の容疑者以外にも、障害者を排除したい人がいるので、姉がこれからも安全に暮らせるのかどうか心配している。

熊谷准教授の記事は、障害者(脳性まひ)の立場からのもので、事件の追悼集会で読まれた遺族のメッセージの他、海外も含めて寄せられた約400通のメッセージの一部も紹介している。
追悼メッセージは、熊谷准教授のHPで紹介されている。
touken.org/20160806tsuitosyukai/

また、この記事の最後に、自己決定の名の下で優生思想が作用し始めていることに言及している。
木村草太氏のエッセイも引用して、役に立つかどうかという国家的価値ではなく、
個人の尊厳・人権を優先すべきと指摘している。

この優生思想に基づく障害者虐殺について考えるとき、ナチスの犯罪について、再度学ばねばならないと感じる。

NHKでは戦後70年の2015年に、ETV特集で、「それはホロコーストの”リハーサル”だった~障害者虐殺70年目の真実~」を放送した。
2つ目の記事にあるように、今週末9月24日23時から、教育テレビで再放送される。
www.nhk.or.jp/docudocu/program/20/2259520/

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テーマ : 凶悪犯罪
ジャンル : ニュース

「科学技術独和英大辞典(技法堂)」の購入を検討

(最終チェック・修正日 2016年09月27日)

12年前に副業として翻訳を始めてから、購入した紙ベースの辞書や専門分野の辞典、文法解説書など、語学関連書籍の半分以上を、確定申告では経費として計上してきた。

様々な病名が出てくる特許や報告書などの英日翻訳のときは、日本医学会の「医学用語辞典第3版」を購入して確認した。
本体価格が 14,000円もしたので、経費にできて助かった。

最近は何でもインターネットで調べるようになってきたが、紙ベースでしか得られない情報も、まだまだたくさんある。

日本は、学校教育も翻訳業界も、英語に大幅に偏っており、私が好きなドイツ語では、これまでの蓄積があるにもかかわらず、専門用語の和訳を探すときは苦労している。
インターネットで検索すると、翻訳会社や個人のサイトで、機械用語などのリストが公開されていることもあるが、信頼性について問題が生じたときに困るので、できれば出版物としてまとまった辞書の方が好ましい。

書籍の注文で使っている紀伊国屋書店BookWebでは、2か月に1回ほど、「ドイツ語」のキーワードで新刊書を検索している。
今日検索してみたところ、「科学技術独和英大辞典」が今月発売されることを知った。
www.gihodobooks.jp/book/3018-7.html

科学技術独和英大辞典 

ドイツ語特許の和訳案件を毎月受注しているので、この辞典が役立つと思い、購入を検討してみた。

内容見本のPDFをダウンロードして確認した。
www.gihodobooks.jp/data/preview/p_3018-7.pdf


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テーマ : 通訳翻訳のお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

税務署で青色申告承認申請書を提出した

今週は1万ワードを超える独日翻訳を納品してから、少々時間的余裕ができたため、税務署に行った。
個人事業主(翻訳業)としての開業届を提出し、確定申告の相談をして、青色申告をすることに決めた。

通訳翻訳ジャーナル2015年夏号の特集 「フリーランス通訳者・翻訳者のお金のはなし」でも、青色申告を勧めていたし、実家のアパートの管理を引き継ぐことも考えて決めた。

今年は住民税と国民健康保険の負担が予想よりも多かったため、青色申告で65万円の控除を使って、少しでも節税したい。
また、自宅で作業しているので、家賃の30%を経費にすることも目的だ。

青色申告の承認申請書は、開業日から2か月以内のため、相談の結果、開業日は8月1日とした。
8月の翻訳料金は、2社合計で税込56万円を超え、7月の約12万円よりも大幅に多いため、翻訳業として事業をしていることが明らかということでそうなった。

申請書を提出後、青色申告での帳簿の付け方の基本として、売掛金や事業主貸、経費などを確認し、開業前の収入の扱いなどを相談した。
開業前の1月から7月までの翻訳料金は、雑所得とすることになった。
確定申告のときに分けて記入することは面倒だが、所得の分類は、こちらの都合で変えられないので、1回だけだから我慢して対応しよう。

簿記の知識がないため、青色申告のソフトを利用しながら、少しずつ勉強することにした。
ソフトは複数あるが、クラウドサービスの 「やよいの青色申告オンライン」にした。
さっそく約30万円の開業資金を設定して、8月の取引を入力してみたが、売掛金の回収の入力で間違えたようだ。
FAQを見たり、削除や修正を繰り返しながら、ようやく正しい記帳ができた。

入力すべき取引は、週に2回あれば多い方だから、それほど面倒なことにはならないだろう。
次は、プリンタインクを購入して、経費の入力をしてみよう。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

翻訳専業になって緊急案件にも対応できるようになった

7月から英語・ドイツ語の専業翻訳者としてスタートして、以前から取引している翻訳会社2社の仕事を続けている。

一番取引の多いA社は、以前から金額ベースで90%近くを占めていて、これから特許翻訳者としてのキャリアを積むためにも、重要なパートナーである。

もう1つのB社は、最近は失注が続いたこともあって、月に1件あればよい方だが、以前は賃貸契約書や雑誌記事などの独日翻訳以外にも、
独日・英日・日英・独英のチェックで、月3件くらい受注していた。
特許以外の分野を経験するためにも、取引を続けたい。

実は、12年前に最初に登録したC社もあるのだが、東日本大震災後に激減し、更に日曜日は教会に行くので受注できなくなった

最近、合併して新会社になってからも、登録は引き継がれて有効だが、翻訳専業になったことを連絡していないためか、新規受注はない。
今のところ、A社とB社の案件で埋まっているので、クリスマス後、もう少し考える余裕ができたときに検討しよう。

翻訳専業になったことで、毎日フルに作業できるだけではなく、いわゆる緊急案件に対応できるようになった。
先月発売の、「通訳翻訳ジャーナル2016秋号」の特集、「通訳者・翻訳者になれる人、なれない人」にも関係しそうなので、以前体験した緊急案件と共に、今回の経験の概要を記録しておきたい。

9月上旬納期の案件として、独日翻訳を2件受注済みであったが、もう1件、1万ワードを超える独日翻訳の問い合わせがあった。
受注済み案件と納期が同じ日で、共倒れが怖いので、他の翻訳者に依頼して、私はチェックを担当することになった。

ところが、決まってから1週間後に、予定通りできないと翻訳者が辞退したと、翻訳会社からメールが来た。
その理由は、私は知る必要はないので、対応可能かどうかを考えることにした。
納期は、私がチェックすることになったことで、2日遅くなったため、他の2案件と同時進行でも、なんとかなると思われた。

まず、金曜日夕方に予定していた、パイプオルガンのコンサートをキャンセルした。
この
コンサートは、オルガン奏者の友人に招待されたもので、その友人が私のチケットを購入済みだったが、誰か別の人を代わりに連れて行くように頼んだ。
8月は多めに働いたので、9月の日曜日は休むつもりだったが、教会から帰宅したらすぐに作業することにして、時間を確保した。

用語の選択に迷うことがあったものの、特許翻訳に慣れてきたためか、3日半で1万ワード超をなんとか和訳できた。
この案件のおかげで、今月の料金は合計で税込30万円を超える予定なので、定期預金を解約せずに済みそうでよかった。

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テーマ : 通訳翻訳のお仕事
ジャンル : 就職・お仕事

シャープの新製品ウォーターオーブン専用機「ヘルシオ グリエ」を買いたい

(最終チェック・修正日 2016年09月20日)

私は2005年2月に初代ヘルシオを購入した後、8年ほど使っていた電子レンジを
友人に譲った。
それ以来、肉や魚を焼くときだけではなく、惣菜などを温めるときもヘルシオを使い、一度も電子レンジを購入していない。

よく利用するRF1や神戸コロッケなどでは、コロッケなどの温め時間について説明されるのだが、どれも電子レンジでの加熱条件である。
初代ヘルシオには電子レンジ機能がないため、過熱水蒸気による温め機能だけを使い、何度か延長しながら、ちょうどよい時間を見つけて、経験則を積み上げている。

それでも、電子レンジ専用の食品が増えてきたので、内部ライトが切れてからは、電子レンジ兼用のヘルシオへの買い替えを考えていた。

購入から10年以上となる電化製品が他にもあるため、以前から今年の冬のボーナス以降に、順次買い替えようと予定していた。
しかし、3月末に勤務先が解散し、4月からは派遣社員として勤務したため、年収が減ったことで、壊れたときに考えるという方針に変えた。

実は、その前に買い替えた電化製品が2つある。
昨年冬のボーナスを使って、転居に合わせて購入した、寝室用エアコンと、食洗機である。

そのため、次に買う家電製品は、来年にならないと無理ではないかと思っていた。
ところが、8月の翻訳料金が予定より多くなったため、冷蔵庫またはヘルシオの買い替えを考えた。

6月末に派遣社員を辞めて、7月からはフリーランス翻訳者となった。
7月は約12万円(税込)であったが、8月はかなり増えて、約50万円(税込)となった。

そこで、源泉徴収後の金額から予算を超えた分の約15万円のうち、10万円は定期預金で残し、5万円程度で買える製品をチラシなどで探すことにした。

すると、9月2のテレビ東京WBSで、新しいヘルシオが紹介された。
www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_117522

店頭価格は4万円台とのことなので、この「ヘルシオ グリエ」を第一候補とした。

ヘルシオ

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テーマ : 電化製品
ジャンル : ライフ

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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