自称1000万円翻訳者の浅野正憲は、自身が指導する翻訳講座の受講者に、TRANSMART 社のクラウド翻訳に登録するように勧めているようだ。
通常のトライアルとは異なり、オンラインで、基本的な英語力を判定する問題を10問回答し、合格点に到達すれば登録できるものだ。
登録できれば、単価は安いが、クラウド翻訳の案件を受注できる可能性が生まれる。
そして、ステップアップのテストに合格したり、トライアル課題に合格すれば、単価がいくらか高めの案件に応募できるようだ。
複数の翻訳会社からマークされていて、トライアルが受けられなくなって、代わりに TRANSMART を選んだのか。
それとも受講生の英語力でも登録が容易な TRANSMART を狙って、登録テスト合格者が増えていることを示して、プロの翻訳者を輩出していると宣伝する根拠としたいのだろうか。
この合格報告の記事は、2月12日に始まった。
下の図1にスクリーンショットの一部を再掲載した。
この記事がブログに掲載されると、浅野正憲の行為を批判する複数の人たちが、Twitter などに次々と投稿した。
すると、2月18日にこの記事は削除されてしまった。
そして2月20日に、図1の右下に示した赤枠内の注記のうち、2行目を削除しただけの、同じ内容の記事を再投稿していた。
修正・再投稿の理由は、何も書いていないのでわからない。
単なる登録テスト合格を報告する記事では、社名を公開しても守秘義務とは無関係と判断したのか。
それとも、2月12日の記事にリンクを貼っているブログや Twitter を嫌ったのか。
図1 2月12日投稿の記事(スクリーンショットの一部)
その後も続々と、TRANSMART のクラウド翻訳の登録テストに合格したという記事が投稿された。
そして、なぜか、この2月12日投稿記事が、再度削除されて、図2に示すように、投稿日が2月26日に書き換えられて、改めて投稿されていた。
最初の合格投稿だったので、2月12日にはタイトルが「TRANSMART合格1」だったが、2月26日投稿では、もう最初の合格とは言えなくなったので、数字が取れて「TRANSMART合格」になっている。
一番最初に投稿した記事が、現時点では最新の記事になってしまった。
新着記事の一番上に表示されるということは、この記事を一番読んでほしいということなのか。
図2 同一内容で投稿日が2月26日に変更された記事(スクリーンショットの一部)
これで終わりかと思ったら、2月中に投稿された記事の日付がすべて変更されて、1月10日から2月13日の投稿になっている。
わざわざ投稿日を変更するという、面倒なことを行った理由は書いていない。
リンクを外すのが目的なのか、それとも、Twitter での批判は、投稿から1か月以上経過してから始まったと言いたいのか。
または、ブログトップの新着記事一覧で、TRANSMART合格が並んで目立ちすぎたので、日付を付け直して、他の記事の間に挿入して、印象を変えようということか。
あるいは、ブログの投稿日から、合格者が誰なのか推測可能になってしまったため、投稿日を書き換えてかく乱しようということなのか。
こんなことをする暇があったら、他の記事で公開している英文和訳の見直しと修正をした方がよいのではないだろうか。
TRANSMART合格の記事の日付を変えたために、2月22日の、あの「空気中」の英文和訳の記事が、新着記事一覧の上位に来てしまい、目立っている。
TRANSMART合格の記事が並ぶことよりも、低レベルの英文和訳講釈の記事を読まれて、1000万円稼ぐ翻訳者の和訳ではないと批判される方が嫌なはずだか。
こんな講座にお金を払っても、意味がないと思う。(最終チェック・修正日 2020年02月20日)昨年から話題の「例のあやしい翻訳講座」は、最近も電車広告を出したり、メディアの取材を受けるなど、悪影響を及ぼす範囲を着実に広げているようだ。例えば、「翻訳の学校 浅野正憲 在宅 年収 1000万円 詐欺 返金」 から検索キーワードを選んで、ネット上の情報を調べてほしい。自称年収1000万円翻訳者の浅野正憲が、その年収を証明する書類を公開したという話は聞いてい...
「例のあやしい翻訳講座」の受講者が登録した翻訳会社名を公開するなんて ⇒ 削除された ⇒ 復活
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