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「通訳者・翻訳者になる本2022」の機械翻訳の記事

1月28日発売の「通訳者・翻訳者になる本2022」を紀伊国屋書店で注文していて、本日夕方、教会から帰る途中で購入した。
既に翻訳者として仕事をしていても、業界動向の情報を把握するために、持っていても損はないと思う。
tsuhon.jp/book/9545


巻頭企画の「通訳・翻訳の新常識 ニューノーマル」では、ページ数は少ないものの、機械翻訳(MT)の記事があったので、一番先に読んだ。

そのうち、23ページに出てくる山田優教授の指摘について、実際にPE(ポストエディット)も経験している私は、ほぼ同意している。

特に、「PEとHT(人手翻訳)には共通の翻訳力が必要であり、人間翻訳者もポストエディターも同等にリスペクトされるべきといった考え方が翻訳業界全体に認識されるようになってほしい」というのは、私の願いでもある。

出力をチェックするだけのPEだから料金をディスカウントしてもいいだろうという発注側の安易な発想では、優秀な翻訳者を起用できないので品質保証は困難になるし、これからPEに取り組もうという人も現れにくくなるだろう。

また、MTPEは翻訳ではないという意見に影響されたのか、PEを一段低い地位の仕事と誤解している人もいると聞く。

最近のニューラル機械翻訳(NMT)では、HTとは異なる特有のエラーも多いので、今までとは違うスキルも必要になるのだから、一段低い地位とは言えないと思う。

まあ、分野によって相性はあるだろうから、すべてがMTに置き換わることはないと思われる。
仕事の選択権はあるのだから、PEの仕事を受注しなくてもそれはかまわない。
ただ、MTの動向については情報を常に仕入れて、変化に対応できるように準備していてもよいのではないだろうか。

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

英語 fur、ドイツ語 Fell:「毛皮」でなく「被毛」

岩手大学農学部などの研究チームが、ネコのマタタビ反応の謎を解明した。
岩手大学と京都大学のプレスリリースのリンクは、それぞれ以下の通り。
www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2021/01/003871.html(岩手大学)
www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2021-01-21 (京都大学)

ScienceAdvances に掲載された論文のリンクは次の通りで、無料で読める。
advances.sciencemag.org/content/7/4/eabd9135

また、ドイツの新聞 Süddeutsche Zeitung の記事のリンクは次の通り。
www.sueddeutsche.de/wissen/katzen-minze-muecken-1.5181764

ここでは、マタタビの話ではなく、マタタビの成分(ネペタラクトール)をこすりつける体の部分の言葉を取り上げたい。

この化学物質はネコの顔や頭の体毛に付着するわけだが、英語論文では fur、ドイツ語記事では Fell を使っている。

毛皮と和訳してしまうと、どうしてもはいだ毛皮毛皮製品をイメージしてしまう人もいるだろうから、別の訳語を探してみた。


リーダーズ英和辞典では毛衣が最初に載っている。
独和辞典だと、動物の毛獣皮毛皮ばかりで、他にふさわしい訳語は見つからなかった。

これは独断だが、英和辞典にも独和辞典にもなかった、岩手大学のプレスリリースでの被毛がふさわしいと思う。
辞書に載っているかどうかよりも、研究者が実際に使っている用語を採用する方がよいと思う。

マタタビの話ではないが、医薬メーカー子会社で社内報の編集を手伝っていたとき、「広辞苑に載っていない言葉を使っている」という指摘を受けたことがある。
そのときは私が調査して、「厚生労働省の文書に出てくる用語です。リンクは次の通り」と、実験の合間に説明をすることになった。

今回の「被毛」も、似たような指摘を受けるかもしれないが、常に根拠を示すことができるように、ブログ記事にすることも含めて、資料を残しておこうと思う。

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

消える仕事「大学教授」(週刊東洋経済2021年1月30日号)

本日発売の週刊東洋経済2021年1月30日号を購入した。
特集は、消える仕事、残る仕事 1億人の「職業地図」
str.toyokeizai.net/magazine/toyo/20210125/

消える仕事に翻訳は入っていなかったが、通訳が取り上げられていた。

興味があったのは、大学教授だ。
これからも少子化が進むのに、なぜか大学は次々と開校して、今では大学全入時代だ。
定員割れの話は20年くらい前から聞くようになったし、合併や連携も珍しくなくなってきた。
博士号を取得して、学会の中をうまく渡り歩いて教授になったとしても、定年まで安泰ということもなくなるだろう。

業界TOPICにはポスドク(博士研究員)のことが書いてある。
大学のポストの空きは少ないし、民間に行こうと思っても採用には消極的である。

私は博士号取得から4年間ポスドクを経験した(ドイツ留学2年、国内私立大学1年、国内国立大学1年)。
いろいろあって大学にはいられないと思うようになり、民間で探したが、最初は研究職派遣社員だった。
そして、最後の医薬メーカー子会社での研究職も10年間契約社員で、非正規ばかりだった。

別に大学教授にならなくてもよいので、国立研究機関で常勤研究員のポストを多数用意してほしい。
そして数年単位のプロジェクトでチームを作って、成果を出したら次のプロジェクトに移るというのでもよいのではないか。

ところで、今回の特集記事で気になったのは、職業を表現しているイラストである。
その職業に就いている男女比を反映しているのだろうが、どうもバイアスがあるように思えてしまった。

例えば、男性のイラストは、パイロット、大学教授、機械オペレーター、警備員、経営コンサルタントなど。
そして女性は、保険外交員、受付、通訳、添乗員、介護福祉士、美容師、パティシエ、秘書、一般事務など。

イラストのスペースは限られているものの、せめて男女両方を描いた方が、読者の印象は良くなると思うのだが。

テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

2020年の寄付金額と今年の予定

確定申告のために2020年の寄付金をまとめてみた。

WWFジャパン年会費(寄付扱い)  10,000円(個人住民税の控除もあり)
日本聾話学校(クリスマス献金)   10,000
日本聾話学校(毎月、教会後援会経由)16,000円(現在は月2,000円)
日本骨髄バンク             5,000
国連UNHCR協会(毎月)     45,000円(現在は月4,000円)
国境なき医師団日本(毎月)     41,000円(現在は月4,000円)
国境なき医師団日本(臨時)     15,000
            ───────────
合計                142,000

毎月1万2千円程度で、年収に対する割合は約2%と少ないので、自慢はできない金額だ。
弟に仕送りをしていたので、無理のない金額にしていた。

教会の献金は年間約24万円で、2021年の寄付は、ほぼ同額の20万円を目標にしたい。
定期預金で毎年50万円を貯めようと計画しているが、自分の生活だけ考えるということはしたくない。

個人事業主として海外の翻訳会社からドイツ語和訳の仕事を受注しているのも、書籍だけではなく、教会献金と寄付金に使いたいからだ。

今年前半は受け取る翻訳料金が多くなる予定なので、定期預金だけではなく、臨時の寄付金にも回そうと思う。
寄付を募っている団体は多数あるが、対象を増やすよりも、現在の寄付先の増額と、以前の寄付先の復活を考えている。

まず、毎月の定額寄付とWWF年会費を同額として合計すると、13万円となる。

WWFからは「地球への処方箋」寄付の依頼が来ているので、2月に1万円の予定。
年に数回依頼があるので、地球温暖化対策など、テーマ別に2~3万円を予定したい。

WWFの場合、以下のリンク先の説明にあるように、住民税の控除もある。
寄付1万円当たりの控除は、東京都・神奈川県で320円、東京都港区・横浜市・相模原市で480円となり、少しは節税になる。
www.wwf.or.jp/koujo/

日本聾話学校は、毎月分散して寄付した方が家計が楽なのだが、クリスマス献金の依頼があるので、最低1万円は追加で寄付したい。
教会後援会の12月分に1万円増額してもかまわないのだが、年内に確実に届くように1万円を手渡しする予定だ。

日本骨髄バンクは、毎年5,000円と決めていたが、最低でも1万円に増額予定。
また、現在は骨髄ドナー登録をしているが、年齢制限で登録から外れたら寄付で支援したいので、今後も増額を予定している。

国境なき医師団日本と国連UNHCR協会は、毎月の寄付だけで年間5万円近いのだが、臨時の寄付の依頼が何度もあるので、いずれも1万円は追加したいものだ。

特に国連UNHCR協会からは、寄付依頼の電話がかかってくるほどで、難民の状況が本当に悪化しているようだし。

現在の寄付先だけで20万円になる予定だ。

そして、過去の寄付先として、日本赤十字社、日本障がい者スポーツ協会、天文学振興募金を復活するかどうか、翻訳料金が入金してから考えようと思う。


5月から取引先が1社増えて、7月に受け取った翻訳料金が10万円を超えた。弟への仕送りや教会の献金もあるので、他の寄付を大幅に増やすことはできないのだが、いくらか増額した。今日の午前中は会社の健康診断があったので、近くの病院に行った。そのついでに有給休暇を取得して、寄付とは関係ないのだが、最初に三井住友銀行の支店に行った。小規模企業共済の掛金を月2000円増額して、今月分から月7000円の拠出に変更...
寄付金額などの見直し

テーマ : 寄付・ドネーション
ジャンル : 福祉・ボランティア

アクセス独和辞典第4版を予約した

新刊案内を見ていたら、三修社からアクセス独和辞典第4版が3月1日に発売されることを知った。
www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384060003/

アクセス独和辞典

さっそく紀伊国屋書店のウェブストアで注文した。
急ぐこともないので店舗受取にして、他の書籍や定期購読雑誌と一緒に3月中旬までに受け取る予定だ。

メインで使う辞書ではないが、学習用でもあるので動詞の変化表も見やすいし、基本的な文法項目の説明も充実しているので、持っていて損はない。

新語が2000語採録されているので、雑誌や新聞、企業のプレスリリースのドイツ語和訳で利用価値があるだろう。
また、新正書法の2020年版手直しに対応とのことで、参考資料としても有用ではないだろうか。

新語としては、中性名詞となった COVID-19 が気になるが、化学者としては化合物名を確認したい。

特に、Benzol(ベンゼン)を確認しようと思う。
第3版では他の独和辞典と同様に、ベンゾール,ベンゼンとなっていたからだ。

私は、ベンゾールを使わないようにしようと主張しているので、独和辞典からも「ベンゾール」が消えてほしいと思っている。
まだ直接要望してはいないのだが、第4版でも変わっていなければ、他の専門用語も含めてリストアップして連絡してみよう。

テーマ : 語学の勉強
ジャンル : 学問・文化・芸術

化合物名: hexanedioic acid は「ヘキサン二酸」(二は漢数字)

理系研究職から翻訳者に転職した人はどれくらいいるのだろうか。
メーカー研究所の大量リストラがあるたびに、一部の人数であっても特許翻訳に参入すれば、人材不足がいくらか解消するのではないかと思う。

化学や医薬の特許で面倒なのは、化合物名の扱いだ。
正式な IUPAC名のこともあれば、慣用名だったり、商品名だったり、統一されていない。

また、英語を使って命名する IUPAC 名で書いてあっても、日本語名称を作るときに間違えてしまうこともある。
誤訳の場合、日本語名称を読んでもその分子構造がわからないこともある。

構造式があれば、日本語名称の作り方を間違えたことが一目瞭然であるが、元々化学に慣れていない翻訳者では判断も困難かもしれない。

最近も海外メーカーの出願を調べていて、和訳された特許公報で10件ほど、ヘキサンジオン酸という見慣れないカルボン酸の名称を使っていることに気づいた。

オリジナルの英語明細書を確認すると、hexanedioic acid であり、その誘導体の構造式が出ている特許でも確認すると、命名するための基本骨格となる母体化合物は、以下に示すように炭素数6個の直鎖ジカルボン酸であった。
hexanedioic acid 
優先IUPAC名(PIN) hexanedioic acid
日本語名称(PIN)   ヘキサン二酸 (注:二は漢数字)

一般IUPAC名(GIN) adipic acid
日本語名称(GIN)  アジピン酸

正式な PIN のヘキサン二酸よりも、保存名である GIN のアジピン酸の方を見聞きしたことが多いだろう。
ただ、ヘキサン二酸の方が、骨格の炭素数も、カルボン酸部分が2つあることも、簡単にわかるので好ましい。

枝分かれのない直鎖炭化水素由来のジカルボン酸を表す ..dioic acid の部分を「…ジオン酸」と誤解したために、誤訳になってしまった。

日本の有名なメーカーでも、ジカルボン酸を「…ジオン酸」として特許明細書に書いているので、正式な名称だと勘違いしたのかもしれない。

さらに、試薬カタログでも「…ジオン酸」が出てくるので、参考資料にできない。

簡単そうに見える化合物名でも、念のために命名法と日本語名称の作り方を確認した方がよいだろう。

化合物命名法の本はいくつか市販されているので、参考資料として持っていて損はない。

ただし、最新の命名法の本なのに誤記が多数あるので、改訂版が出るまでは、出版社のサイトで正誤表を入手しておく必要がある。

テーマ : 英語
ジャンル : 学問・文化・芸術

「こころの友」を教会の玄関前に掲示してみた

2020年11月から、あるプロテスタント教会の役員(長老)となり、伝道委員会を担当している。
まだ教会に来たことがない人たちを礼拝に招いたり、クリスマスの行事に誘ったり、聖書を紹介するなどの奉仕をしている。

ただ、街中でパンフレットを配るような積極的な活動はしていないし、コロナ禍で礼拝の人数制限をしている状況では、礼拝に招くこともためらってしまう。

そんな中でも地道な活動をしようということで、昨年末から教会の玄関前に、「こころの友」という伝道用の月刊新聞(雑誌の扱い)を掲示することにした。

日本キリスト教団出版局の書籍紹介のページは次のリンクから。
bp-uccj.jp/search/g16628.html

こころの友修正  

これまでは教会の玄関を入った1階受付横に置いていたが、中にまで入ってもらっていく人はほとんどいない。
外に置けば、教会の前を通りかかった人が手にするのではないかと思った。

とりあえず2021年1月号を10部置いてみたところ、大晦日までの4日間で3部減った。
そして1月10日までにさらに2部減り、今日17日までの1週間で4部減った。

予想よりも多めに持ち帰りがあるので、今日の午後に5部追加しておいた。
受付横の在庫は3部のみとなったが、もしかすると、今月末までにゼロになるかもしれない。

教会では毎月50部購入して、そのうち18部を希望者や会員のご家族に郵送している。
以前は会員が家族や友人用に持ち帰ることもあったが、コロナ禍で礼拝出席者が減って会員の持ち帰り数も減り、毎月25部以上も余ってしまっていた。

古紙リサイクルに出すのももったいないので、私が実家の母に5部送って、近所や姉が働く福祉団体で読んでくれそうな人を探してもらうことにした。
それでも20部余るので、試しに玄関前に置いてみることにしたのだ。

最初は1部だけでも持ち帰ってもらえればと思っていたのだが、3週間で9部も減ったので、実施して本当によかったと思う。
もしかすると2部くらいは会員が持ち帰っているのかもしれないが、それでもゼロではないので伝道委員のメンバーも喜んでくれている。

4面の料理の記事を読みたいというだけでもいいので、まずは手に取ってもらうことから始めたい。

テーマ : 聖書・キリスト教
ジャンル : 学問・文化・芸術

今年の確定申告では約4万円が還付される予想

(最終チェック・修正日 2021年02月08日)

毎年確定申告をしている。
寄付金控除など、年末調整で扱えないものもあるからだ。

その寄付金控除のおかげで、毎年2~3万円程度の還付金を受け取っている。
2020年は寄付金を少し増やしたので、還付金もいくらか増える予定だ。

現時点でのデータを国税庁のウェブサイトで入力していくと、今年は約4万4千円が還付される予定だ。
扶養親族にしていた弟の国民年金の支払い証明書が年末調整に間に合わなかったので、その分が加算されている。
多くなったというわけではなく、12月に受け取れなかった分がもらえるというだけだ。

教会経由で学校法人に寄付した分も、個別に領収書がもらえれば申告しようと思う。
寄附金控除の上限に達していなければ、還付金も増えることだろう。

また、住民税を減らすのであれば、居住自治体で控除対象のWWFへの寄付金を増やした方がよいだろう。
翻訳料金が多めにもらえたときに、定期預金で残すだけではなく、最低10%を寄付に回せるようにしたいものだ。

国税庁のウェブサイトで書類作成して、3年前からは e-Tax で提出している。
最初は、マイナンバーカードをスマートフォンで認識する設定などで苦労したものの、印刷しなくてもいいし、税務署に行かなくても済むし、領収書を手元に残せるので便利だと思う。

そして今年から、対応ブラウザが増えたということで、Chrome で作成開始を試みた。
しかし、スマートフォンでの作成専用なのか、それとも設定が間違っているのか、PCではエラーとなってしまった。
ということで、これまで同様に Internet Explorer で作成している。

2020年は、外貨MMFの償還もあって、特定口座では損失が出ている。
投資信託の分配金で相殺してもマイナスなので、以前からの繰り越し分に加算して申告する。

今年は投資信託で利益が出ているので、半分くらい売却して、損失繰り越し分の相殺に使おうと思う。

花粉が多くなりそうならば、空気清浄機を買いたいものだ。

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テーマ : 税金
ジャンル : ファイナンス

ANA Pay の案内が来たが

ANAマイレージクラブからモバイル決済サービスの ANA Pay のキャンペーンについて案内が来た。
au Pay だけでかまわないと思っているのだが、マイルがもらえるので確認してみた。

ANA Pay のサイトは次のリンクから。
www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/finance/anapay/

チャージ方法を確認してみると、JCBブランドのクレジットカードを使うとのことだ。
クレジットカードは12年前にすべて解約して、普通預金残高の範囲内で支払うデビットカードに切り替えた。

ANAマイレージクラブのアプリから、試しにイオン銀行のJCBデビットの番号を登録しようとしたが、利用できないというエラーメッセージが出た。

チャージする方法が限定されているので、仕方なく、ANA JCBカードの申し込みをした。
現時点での信用情報がどうなっているのか不明なので、とりあえず申し込みをしてみないとわからない。

ANA としては、ANA カードの契約者を増やしたいのかもしれない。

マイルをもらうならば、以前のように Edy で支払ったり、スルガ銀行ANA支店で給与振込や公共料金などの口座振替を設定した方が確実だ。

運よくクレジットカードが作成できたら、ローソンや東急ストアで使ってみよう。

テーマ : カードのお申込み
ジャンル : ファイナンス

ポイント交換でPayPalの引出手数料に充当

海外のある翻訳会社との取引では PayPal を使って翻訳料金を受け取っている。
手数料がもっと少なくて済む資金移動サービスもあり、PayPal から移行する計画もあったそうだが、なぜか実現していない。

三菱UFJ銀行の外貨普通預金口座で受け取れば、ネットバンキングの優遇レートが適用されるので有利だ。
しかし PayPal だと、三菱UFJ銀行提示の TTB よりも2円を超える手数料がかかるので、日本円換算の売上が約2%減となる。
日本円換算での減少分、納税額も減るわけだが、それよりも収入を増やして運用に回したい。

しかも PayPal では、日本円を引き出すときに5万円未満の金額だと、手数料が250円必要になる。
そのため通常は、残高が US$500を超えてから日本円に交換している。

ただし今月は、延期しているクリスマス献金2万円と、ナショナルジオグラフィック日本版年間購読料の支払いもあるので、約 US$380を日本円にして引き出すことにした。

日本円の積立定期預金を解約したり、利益が出ている投資信託を売却してもよいのだが、毎月コツコツ貯めたので、もったいない気がした。

ということで、アンケートなどで受け取ったポイントを、PayPal で日本円として受け取り、手数料に充当することにした。
手数料は経費にできるのだが、ポイントで相殺できるならば有効活用したい。

去年は少額だが、既に177円を交換していた。
そして今週初めに、あるアンケートサイトで100ポイントを超えたので、ある交換サイトに送って、さらに PayPal に送って、残高を277円にした。

PayPal の交換レートは、今週は昨日まで99円台が続いていたが、本日9日に 100.4920 円と少し円安に戻ったので日本円に交換した。
その金額に手数料分の250円を加えて引出手続きをした。

今後のためにも、アンケートサイトで貯まったポイントから500ポイントの交換を追加した。
いつもはTポイントに集約しているのだが、これからは使い分けも意識したポイ活をしてみよう。

テーマ : 為替取引
ジャンル : 株式・投資・マネー

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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