「英語学習7つの誤解」(大津由紀雄著、生活人新書)
翻訳チェックも終わり、有給休暇の今日は、次の案件受注までの間に読む本を買いに行った。
今月発売の生活人新書、大津由紀雄著、 「英語学習7つの誤解」 を買っ た。
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00882292007
今月発売の生活人新書、大津由紀雄著、 「英語学習7つの誤解」 を買っ た。
http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&webCode=00882292007
【俗説にダマされていると、英語はいつまでも上達しません!
巷間にあふれる俗説を検証し、どのように学習すれば確実かつ効果的に 英語を身につけることができるのか、真実を明かします。】
著者のHPは次のとおり。
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/
簡単に言えば、 「小学校英語教科化反対派」 である。
ただし今回の著書では、実際にどのように英語を学習すればよいのか、ヒントを挙げている。
英語に対する強迫観念におびえる日本人は、冷静になってこういった本も読んで、 文部科学省の予算獲得目的の策略や、語学教室のCMに惑わされずに判断してほしいものだ。
まずは本書で取り上げられる、 7つの誤解について列挙しておこう。
誤解1 英語学習に英文法は不要である
誤解2 英語学習は早く始めるほどよい
誤解3 留学すれば英語は確実に身につく
誤解4 英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である
誤解5 英語はネイティブから習うのが効果的である
誤解6 英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である
誤解7 英語学習に理想的な、万人に通用する科学的方法がある
私は言語学の研究者ではないが、英語・ドイツ語を使って仕事をしていて、同様のことを感じていた。
私は決して、「日本人に英語は不要だ」 と主張したいのではなく、せっかく勉強するならば、 スポーツのトレーニングと同様に、「個別性・漸進性・継続性」 を念頭に置いてほしいのだ。
それぞれの誤解についての解説や反論、そして推薦する学習法については、各自で読んでほしい。
「第13話 達人たちの英語学習法に学ぶ」 というのも、この本の主張を補強している。
最後には著者が考える、「外国語学習に影響を与える三つの要因」 が提示されている。
要因1 外国語学習の動機づけ(なんのためにその外国語を学習するのか?)
要因2 学習した外国語を使用する状況の存在
要因3 外国語学習の基礎をなす学習文法を効果的に身につけるためのことばへの気づき
これも私の経験から、賛同できるものだ。
来週は出張があるので、移動の新幹線で熟読しておこう。
巷間にあふれる俗説を検証し、どのように学習すれば確実かつ効果的に 英語を身につけることができるのか、真実を明かします。】
著者のHPは次のとおり。
http://www.otsu.icl.keio.ac.jp/
簡単に言えば、 「小学校英語教科化反対派」 である。
ただし今回の著書では、実際にどのように英語を学習すればよいのか、ヒントを挙げている。
英語に対する強迫観念におびえる日本人は、冷静になってこういった本も読んで、 文部科学省の予算獲得目的の策略や、語学教室のCMに惑わされずに判断してほしいものだ。
まずは本書で取り上げられる、 7つの誤解について列挙しておこう。
誤解1 英語学習に英文法は不要である
誤解2 英語学習は早く始めるほどよい
誤解3 留学すれば英語は確実に身につく
誤解4 英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である
誤解5 英語はネイティブから習うのが効果的である
誤解6 英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である
誤解7 英語学習に理想的な、万人に通用する科学的方法がある
私は言語学の研究者ではないが、英語・ドイツ語を使って仕事をしていて、同様のことを感じていた。
私は決して、「日本人に英語は不要だ」 と主張したいのではなく、せっかく勉強するならば、 スポーツのトレーニングと同様に、「個別性・漸進性・継続性」 を念頭に置いてほしいのだ。
それぞれの誤解についての解説や反論、そして推薦する学習法については、各自で読んでほしい。
「第13話 達人たちの英語学習法に学ぶ」 というのも、この本の主張を補強している。
最後には著者が考える、「外国語学習に影響を与える三つの要因」 が提示されている。
要因1 外国語学習の動機づけ(なんのためにその外国語を学習するのか?)
要因2 学習した外国語を使用する状況の存在
要因3 外国語学習の基礎をなす学習文法を効果的に身につけるためのことばへの気づき
これも私の経験から、賛同できるものだ。
来週は出張があるので、移動の新幹線で熟読しておこう。