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貴金属上場信託という新概念のETF

以前は三菱商事の純金積立・プラチナ積立をしていたが、失業した時に全部売却した。
今度の夏のボーナスで、再び貴金属投資はどうかと考えていたところ、貴金属上場信託という新概念のETFを知った。

カブドットコム証券と、三菱商事、三菱UFJ信託銀行の説明は、それぞれ次の通り。
純金・純プラチナ・純銀・純パラジウムの4種類である。
kabu.com/company/pressrelease/2010/20100614.asp
www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2010/html/0000010521.html
kikinzoku.tr.mufg.jp/

価格変動リスクは許容範囲なのだが、手数料や信託報酬については、あまり実感がわかない。
三菱商事の自動積立にしても、年会費は必要だから、あまり差はないと思われる。

配当や分配金は出ないので、価格が上昇することを純粋に期待するのみである。
特定口座扱いにできるので、損益通算もできるし、確定申告も楽になるから便利だ。

私が投資対象にしたいのは、金・プラチナ・パラジウムである。
特にパラジウムは有機合成で触媒として使っているし、カタログを見ても 「時価」 とあるので実感しやすい投資対象だ。

このうち金とプラチナは、1g相当の1口からの小口投資が可能なので投資しやすい。

また、金について、ニューヨーク市場で金相場が連騰していると報じられているが、今は円高なので、実際には日本国内では高騰しているという印象はあまりない。
円高のうちに金投資をするというのも、一つの判断である。

私が口座を持っているカブドットコム証券では、上場の7月2日から9月30日まで、買付手数料無料になるので魅力だ。
この買付手数料無料期間中に、時期を分散して、金とプラチナをそれぞれ20口ほど購入してみようと思う。
その後は価格変動の勉強というわけだ。
投資というのは、ずっと机上で考えているだけではだめで、少額でもいいからとにかく試しに買うのも勉強の一つだ。

この貴金属信託では、ある程度まとまると地金に交換できるそうだが、コインに交換したい人は、三菱商事などの積立を使う方がいいだろう。

ボーナスは外貨MMFに投資するつもりだったが、今回は貴金属上場信託にしてみよう。


追記
7月2日):
カブドットコム証券で、4種類の貴金属信託ETFを、それぞれ2口ずつ購入した。
値動きには一喜一憂せず、投資の勉強と割り切って考えて、冷静に見ていこう。

追記
(2011年02月17日)
銀やパラジウムの値動きが大きく、追いかけるのが面倒になったので、昨年末に全て売却した。
今月まで保有していれば
利益が1割くらい増えたはずだが、平日日中に値動きを気にする銘柄は、私には向いていないと再認識した。

(最終チェック・修正日 2011年02月17日)

テーマ : 株式・FX・投資・マネー最新情報
ジャンル : 株式・投資・マネー

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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