イギリスでのネズミイルカ保護では混獲対策などが不完全である
「イルカ」 の話題となると、いつも日本の太地町とフェロー諸島の追い込み漁が集中砲火を浴びている。
ただし、イルカ保護を訴える反捕鯨国内でも、混獲や海洋汚染の他に、水族館に閉じ込めてイルカを苦しめていると批判されている。
各動物保護団体・環境保護団体も含めて反捕鯨国は、イルカ漁批判とは別に、アジアのトラやオランウータンの危機的状況を指摘し、各国に絶滅危惧種の保護の必要性を説得したり、保護のための援助もしている。
ただし、イギリスの Daily Express のコラムでは、北海および沿岸海域のネズミイルカ保護について、あまり努力していないことが批判されている。
www.express.co.uk/posts/view/212428/Ingham-s-world-
ただし、イルカ保護を訴える反捕鯨国内でも、混獲や海洋汚染の他に、水族館に閉じ込めてイルカを苦しめていると批判されている。
各動物保護団体・環境保護団体も含めて反捕鯨国は、イルカ漁批判とは別に、アジアのトラやオランウータンの危機的状況を指摘し、各国に絶滅危惧種の保護の必要性を説得したり、保護のための援助もしている。
ただし、イギリスの Daily Express のコラムでは、北海および沿岸海域のネズミイルカ保護について、あまり努力していないことが批判されている。
www.express.co.uk/posts/view/212428/Ingham-s-world-
北海とイギリス沿岸海域には、約30万頭のネズミイルカが生息していると推定されている。
ただし、このネズミイルカを目にするのは、主に海岸に打ち上げられている死体や傷を負った個体ばかりである。
ネズミイルカは刺網で怪我をして、苦しみながらやがて体力が衰えてストランディングしてしまう。
保護団体として例えばWDCS(Wale and Dolfin Conservation Society)では、イギリスでは次のような活動を行っている。
www.wdcs.org/national_regions/united_kingdom/index.php
イギリスでは、EU生息地指令(EU Habitats Derective)に基づいて、一部の海域を保護区にしている。
このEU地指令にも基づいて、海洋保護区は増加し、これからも追加される予定であるが、まだ少ないことは明白だ。
ec.europa.eu/environment/nature/legislation/habitatsdirective/index_en.htm
ec.europa.eu/environment/nature/natura2000/sites_hab/biogeog_regions/index_en.htm
www.marinet.org.uk/mreserves/newsacsandspas.html
北海で保護区に指定されている海域は2か所あるが、どちらもイルカの保護のために設定したわけではない(Braemar Pockmarks と Scanner Pockmark)。
www.marinet.org.uk/mreserves/newsacsandspas.html
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
実際にイルカの保護区と言えるのは、スコットランドの Moray Firth と、ウェールズの Cardigan Bay だけ。
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
www.jncc.gov.uk/ProtectedSites/SACselection/sac.asp
保護団体の調査では、この2か所以外の海域での生息数の方が多く、これだけでは足りないと主張しているし、混獲などの問題も解消していないと批判している。
EUの他の加盟国では、イルカ保護区を新たに設定する予定があるが、イギリスではまだその動きはないようだ。
来週と年末前に翻訳の納期があるので忙しいが、時間があれば、EU域内で混獲などで死んでいるイルカの頭数について、統計資料を探してみよう。
ただし、このネズミイルカを目にするのは、主に海岸に打ち上げられている死体や傷を負った個体ばかりである。
ネズミイルカは刺網で怪我をして、苦しみながらやがて体力が衰えてストランディングしてしまう。
保護団体として例えばWDCS(Wale and Dolfin Conservation Society)では、イギリスでは次のような活動を行っている。
www.wdcs.org/national_regions/united_kingdom/index.php
イギリスでは、EU生息地指令(EU Habitats Derective)に基づいて、一部の海域を保護区にしている。
このEU地指令にも基づいて、海洋保護区は増加し、これからも追加される予定であるが、まだ少ないことは明白だ。
ec.europa.eu/environment/nature/legislation/habitatsdirective/index_en.htm
ec.europa.eu/environment/nature/natura2000/sites_hab/biogeog_regions/index_en.htm
www.marinet.org.uk/mreserves/newsacsandspas.html
北海で保護区に指定されている海域は2か所あるが、どちらもイルカの保護のために設定したわけではない(Braemar Pockmarks と Scanner Pockmark)。
www.marinet.org.uk/mreserves/newsacsandspas.html
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
実際にイルカの保護区と言えるのは、スコットランドの Moray Firth と、ウェールズの Cardigan Bay だけ。
www.jncc.gov.uk/protectedsites/sacselection/sac.asp
www.jncc.gov.uk/ProtectedSites/SACselection/sac.asp
保護団体の調査では、この2か所以外の海域での生息数の方が多く、これだけでは足りないと主張しているし、混獲などの問題も解消していないと批判している。
EUの他の加盟国では、イルカ保護区を新たに設定する予定があるが、イギリスではまだその動きはないようだ。
来週と年末前に翻訳の納期があるので忙しいが、時間があれば、EU域内で混獲などで死んでいるイルカの頭数について、統計資料を探してみよう。