幻のスマトラウサギが生息する森を守ろう
年明け納品の翻訳は、3分の1以上進んだので、今日の午後は長めの休憩をとっている。
本日届いた郵便物を確認してみると、WWFジャパンから、寄付金の礼状が来ていた。
インドネシア・スマトラ島の 「WWFサポーターの森」 に1万円を寄付したためで、協力証書も入っていた。
この協力証書は、WWFとしては当然のことながら、FSC認証を受けた森林由来の紙で作られている。
(協力証書の画像は、トラックバックした過去記事を参照。)
この 「WWFサポーターの森」 には、幻のスマトラウサギが生息するブキ・バリサン・セラタン国立公園も含まれる。
以下に引用した朝日新聞の記事では、保護活動の一部だけ紹介されているので、WWFジャパンのサイトを参照してほしい。
www.asahi.com/science/update/1228/TKY201012280226.html
www.wwf.or.jp/activities/2010/12/958127.html
www.wwf.or.jp/campaign/2010_win/
本日届いた郵便物を確認してみると、WWFジャパンから、寄付金の礼状が来ていた。
インドネシア・スマトラ島の 「WWFサポーターの森」 に1万円を寄付したためで、協力証書も入っていた。
この協力証書は、WWFとしては当然のことながら、FSC認証を受けた森林由来の紙で作られている。
(協力証書の画像は、トラックバックした過去記事を参照。)
この 「WWFサポーターの森」 には、幻のスマトラウサギが生息するブキ・バリサン・セラタン国立公園も含まれる。
以下に引用した朝日新聞の記事では、保護活動の一部だけ紹介されているので、WWFジャパンのサイトを参照してほしい。
www.asahi.com/science/update/1228/TKY201012280226.html
www.wwf.or.jp/activities/2010/12/958127.html
www.wwf.or.jp/campaign/2010_win/
私が15年ほど前にWWFジャパン(財団法人世界自然保護基金ジャパン)に入会したきっかけは、石垣島の白保サンゴ礁保護運動であった。石垣空港拡張計画でサンゴ礁が破壊されると聞き、WWFに入会して、さらに 「しらほサンゴ村」の村民登録もした。実は、沖縄にはまだ行ったことがないので、学会などが開催されるついでに、休暇を取って石垣島まで行きたいものだ。その後も少額ではあるが、南西諸島以外にも、アムールトラの...
スマトラ島の「WWFサポーターの森」を支援するために1万円を寄付
【…このスマトラウサギは、まだ一度も動画になったことのない、正真正銘の珍獣なのです。
…
2011年がウサギ年だからというわけではないが、寄付金がもっと集まって、生物多様性が守られることを期待したい。
また、世界の博物館にある、この動物の標本は、わずかに12体。それも、1880年から1916年までの間に捕まったものだけ。
写真での撮影が成功した例も、過去に数えるほどしか例がなく、しかも、そのほとんどは、野生生物の調査のため、森の中に設置されたカメラ・トラップ(赤外線センサーで動物の動きに反応して自動撮影する装置)によるものです。
その中で、人が実際にその存在を見て写真を撮影した、きわめて貴重な機会がありました。
場所は、スマトラ南東部の山岳地帯にある、ブキ・バリサン・セラタン国立公園。2008年9月のことです。
場所は、スマトラ南東部の山岳地帯にある、ブキ・バリサン・セラタン国立公園。2008年9月のことです。
ここは、スマトラ島西部を南北に走る山脈の南端に位置し、山地の熱帯林が今も残されている地域で、アジアゾウやトラ、スマトラサイといった、絶滅が懸念される野生動物の、貴重な生息地でもあります。
しかし、違法な農園の開発により森が減少。国立公園という保護区であっても、パトロールや管理がなかなか十分に出来ず、生物多様性の劣化が久しく心配されてきました。
スマトラウサギもまた、この問題に脅かされている可能性があります。…
今ある森を守りつつ、新たに再生する取り組みは、まだ人の目にほとんど触れていない、この珍しいウサギと、そのすみかを守る取り組みでもあるのです。
今、WWFではブキ・バリサン・セラタンで、同じく絶滅の危機に瀕しているスマトラサイとあわせたスマトラウサギの生息調査の実施を検討しています。…】