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石原都知事は在日コリアンが嫌いだからパチンコを攻撃している

東京都知事選挙では、現職の石原慎太郎が当選したが、あと4年も下品な発言を聞くことになるのは苦痛である。

震災対策対応もあって選挙運動はほとんどできなかったが、投票日直前になって突然、夏の節電対策ということで、自動販売機とパチンコを攻撃した。
10日の当選後の発言に戸惑う業界の声を伝える読売新聞の記事は次の通り。
www.yomiuri.co.jp/national/news/20110412-OYT1T00095.htm

【…
石原知事は10日夜の記者会見で、パチンコ店と自動販売機の電力消費の合計を「福島原発の電力供給とほぼ同じ」として、「パチンコやる人も我慢なさい。自販機は無くても生きていける」と呼びかけた。11日の記者会見でも、自販機とパチンコ店の電力消費を「外国に例を見ない状況」と繰り返し、名指しで浪費と批判した。

日本遊技関連事業協会(中央区)によると、パチンコ店で最も電力消費が大きいのは空調で、東京電力管内の約4000店舗の真夏の消費電力は、ピーク時でも約84万キロ・ワットと推計され、「おそらく夏場の全電力供給の1・5%程度」と話す。

また自販機メーカーの団体も困惑を隠さない。全国清涼飲料工業会(同)によると、東電管内の自販機は約85万台で、これまでも夏場の電力需要ピーク時に冷却運転を止めるなどの対策をしているという。】

環境保護団体WWFの会員の私としても、こんなにたくさん自動販売機がなくてもいいとは思う。
ドイツ留学中もほとんど見なかったし、もしあったとしても路上ではなく、コインランドリーなどの室内の壁に、半分埋め込まれていた。
タバコの自動販売機が路上にあったが、何度も蹴飛ばして中身を取り出そうとしている人を、真昼間に見たこともある。
指摘しているのは石原都知事だけではないが、商品と現金が入った箱が路上に置いてあるのは、日本の特徴でもある。
加えて、自動販売機を置こうとしても、カフェや食料品店の組合が雇用確保のための反対運動をするはずだ。

飲料自動販売機関係の団体として例えば、日本自動販売機工業会のHPでは、節電対策について公開されている。
www.jvma.or.jp/index.html
www.jvma.or.jp/information/peakcut.pdf

また、災害時には飲料を無料で提供する自動販売機も設置されており、こういった社会貢献型販売機の存在は無視してはならない。
www.j-sda.or.jp/vending-machine/social-action/infomation.html#02


次にパチンコ業界の批判だが、4月15日の都知事会見の冒頭発言を読むと、在日コリアンへの蔑視が根底にあることが明白である。
特にアジア人が大嫌いな石原都知事ならではの発言で、いつものことだが、こんな下品な男に投票した有権者はこの発言も支持しているのだろうか。
www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2011/110415.htm

【…パチンコというのは、どれだけ国民的なニーズがあるか分からないけれども、私、趣味的には好きじゃないが、在日の韓国の人がやっている仕事が多いんでしょその連中が、韓国にパチンコ持って帰ったら、急に流行り出して当局が、これは国民を堕落させるということで全面禁止して、廃止したんです。それがいいか悪いか別にして、日本も政治体制が違うけれども、そういう事例もあるということを考えれば、パチンコのある業種が、これだけ膨大なピークの時間に84万キロの消費を電力消費しているということを、私たちは反省して、そんなに好きな人が多いんなら真夜中にやったらいい、電力食わない時間に。…】

この冒頭発言に関連した記者の質問には、次のように答えている。

【(記者) これは、知事が前から温めていたことなのでしょうか。そこら辺の、この2つの業種を選ぶことになったきっかけというのを、もう少し詳しくお話しいただけますか。

(知事) それは、私は典型的な無駄だと思うから。ほかに無駄、色々あるでしょう。だけど、自販機は、こんなものは生活の様式としても、世界中ありません。パチンコもない。…】

つまり石原都知事の思い込みと言うか、単純に自分が嫌いだと思っていることだから、というだけこのとだ。
この石原都知事の発言に反応して、あるパチンコ関連企業の株価が急落したが、これこそ風評被害ではないだろうか。
経営陣と株主は合同で、石原都知事に対して損失補償の裁判を起こせばいい。



「典型的な無駄」 と発言しているが、これまでの石原都知事の発言から、在日コリアンを攻撃しているのは確実である。
電力消費量が問題なのではなく、日本国籍を持たない外国人が儲けているのが気に入らないだけだ。


ただ、在日コリアンの人たちが日本企業に就職を希望しても、ほぼ採用されないという国籍差別を受けていることは事実である。
そのような就職差別があるため在日コリアンの人たちは、自営業としてできる業種として、飲食店などの他、パチンコ店の経営を選択したのだ。
都知事という立場ならば雇用問題も知っているはずだが、在日外国人を批判するために、あるいは右翼的思想を広めるために、不適切発言・暴言を吐くことが優先してしまう。

その後も石原都知事は、原発は不可欠だとか、液状化被害を受けた豊洲への卸売市場移転にこだわるなど、まともな発言とは思えないことを連発している。
何がそんな暴言のきっかけとなっているのか、自分自身を見つめ直すために、カウンセリングやコーチングが必要なのではないだろうか。


こんな都知事に給料を払う都民はかわいそうだ。
石原都知事が週に何日登庁し、何時間公務をしているのか、そして視察旅行にいくら使っているのか、もっと注目してほしい。


ところで、石原都知事はカジノを運営したいと言っていたが、そのカジノでは電気を使わないのだろうか。

(最終チェック・修正日 2011年05月02日)

テーマ : 石原慎太郎
ジャンル : 政治・経済

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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