班目(通称デタラメ)原子力安全委員会委員長が福島第一原発は崖っぷちの設計だったと述べた
プルトニウムが大好きな大橋弘忠・東京大学教授は、複数の審議会や委員会に名を連ねているが、東京電力福島第一原発での事故後に表に出なくなった。
九州電力・玄海原発に関するやらせメール事件後も、誰かに止められているのか、全く発言がない。
自説に自信を持つ研究者であれば、出光一哉・九州大学教授と一緒に堂々とテレビに出て、プルトニウム利用の明るい未来を語ればいいだろう。
その代わりに、班目(まだらめ・通称デタラメ)春樹・東京大学教授は、原子力安全委員会委員長という立場のため、「黒子に徹する」 という逃げ口上も使えなくなり、ほぼ毎日、記者会見をするはめになった。
本人にすれば、「どうしてこんなときに委員長の席が回ってきたのか」 と、その運命を恨んでいることだろう。
NHKの番組でも、「3月11日の前に戻りたい。なかったことにしてほしい。」 という主旨の本音を語っていた。
そして他の原発について、ストレステストを行うという政府方針が出されたため、班目委員長もその点について記者から質問攻めに遭っている。
7月14日には読売新聞の中島記者から、【仮に、震災前の福島第一に、これから導入するストレステストを当てはめた場合は、不合格になるということになるんでしょうか。】 と質問されて、班目委員長は 【明らかに不合格になると思います。】 と答えていた。
www.nsc.go.jp/info/20110714.pdf
ところが翌15日には会見冒頭で、この発言について取り消すことになったから、やはりデタラメ委員長だ。
www.nsc.go.jp/info/20110715.pdf
【すみません、昨日の記者会見での発言を、ひとつだけ、訂正させていただきたいと思います。
読売新聞の中島記者の質問、今日いらっしゃってないみたいですけれども、仮に、震災前の福島第一に、これから導入するストレステストを、当てはめた場合に、不合格になるでしょうか、ということに対して、不合格になる、と答えてしまったんですけれども、ちょっと、これは、全く、私、言葉足らずで、むしろ、震災前にこういうような制度を導入していたら、十分防げたであろうという意味で、あくまでも、ストレステストというのは、今日も申し上げたように、合格、不合格を判断するものではない。むしろ、どれだけ、より安全余裕があるかというもので、合否とは直接的には関係ないので、不合格という表現は申しわけないんですけれども、取り消させていただきたいと思います。
大変失礼いたしました。】
九州電力・玄海原発に関するやらせメール事件後も、誰かに止められているのか、全く発言がない。
自説に自信を持つ研究者であれば、出光一哉・九州大学教授と一緒に堂々とテレビに出て、プルトニウム利用の明るい未来を語ればいいだろう。
その代わりに、班目(まだらめ・通称デタラメ)春樹・東京大学教授は、原子力安全委員会委員長という立場のため、「黒子に徹する」 という逃げ口上も使えなくなり、ほぼ毎日、記者会見をするはめになった。
本人にすれば、「どうしてこんなときに委員長の席が回ってきたのか」 と、その運命を恨んでいることだろう。
NHKの番組でも、「3月11日の前に戻りたい。なかったことにしてほしい。」 という主旨の本音を語っていた。
そして他の原発について、ストレステストを行うという政府方針が出されたため、班目委員長もその点について記者から質問攻めに遭っている。
7月14日には読売新聞の中島記者から、【仮に、震災前の福島第一に、これから導入するストレステストを当てはめた場合は、不合格になるということになるんでしょうか。】 と質問されて、班目委員長は 【明らかに不合格になると思います。】 と答えていた。
www.nsc.go.jp/info/20110714.pdf
ところが翌15日には会見冒頭で、この発言について取り消すことになったから、やはりデタラメ委員長だ。
www.nsc.go.jp/info/20110715.pdf
【すみません、昨日の記者会見での発言を、ひとつだけ、訂正させていただきたいと思います。
読売新聞の中島記者の質問、今日いらっしゃってないみたいですけれども、仮に、震災前の福島第一に、これから導入するストレステストを、当てはめた場合に、不合格になるでしょうか、ということに対して、不合格になる、と答えてしまったんですけれども、ちょっと、これは、全く、私、言葉足らずで、むしろ、震災前にこういうような制度を導入していたら、十分防げたであろうという意味で、あくまでも、ストレステストというのは、今日も申し上げたように、合格、不合格を判断するものではない。むしろ、どれだけ、より安全余裕があるかというもので、合否とは直接的には関係ないので、不合格という表現は申しわけないんですけれども、取り消させていただきたいと思います。
大変失礼いたしました。】
ただしこの日の会見では、震災前に福島第一原発に対してストレステストを行っていた場合、崖っぷちのぎりぎりの危ない設計だったということになると発言している。
「不合格」 という表現を原子力業界では使いたくないのかもしれないが、安全余裕のない原発を 「不合格」 として運転停止にすべきだったのではないだろうか。
【福島第一発電所の事故でよく分かったことは、あれは、例えば、津波の高さが本来5.1mのところを13.1mでしたっけ、大幅に超えたからあのようなことになった、というふうにも理解されがちなんですが、あのような機器配置であると、ほんのわずかでも、津波が想定を上回った場合には、海水冷却系ポンプの浸水であるとか、あるいは、非常用タービンの浸水であるとか、あるいは、メタクラという高圧電源盤の浸水とかまでいった可能性が高いわけですよね。だから、かなり本当に崖っぷちの設計をしていたんだというふうに理解しています。】
この発言の後には、対策をきちんとすればいいと言っているので、運転再開を目指すための手続きの一つという認識をしているように思われる。
【ストップをかけるというよりは、そういうのをちゃんと事業者自身が認識して、対策を打つことが大切なんですよね。今までの規制のあり方としては、崖っぷちの設計であろうとも、基準に適合であるならば合格としていたところ、そこをそうじゃないというのを持ち込んだのが、これの大きな点ですので、ちょっと、そこだけはご理解いただきたい。】
他にも、ストレステストを事業者自身が事前に行うべきだったと、国側の責任を回避するための予防線を張っているような発言も見られた。
【私に言わせれば、事業者はとっくにこんなことをやってなきゃいけないんじゃないですかと。言われるまで、規制当局が言うまで、やってないということ自体が大問題だと思っていますので、万一、こういうことは、ひょっとしたら規制当局がやめたと言うかもしれないから、うちはやらないよという会社があったらば、そんな会社には原子力はやらせてはいけないと思います。】
本人は一日でも早く委員長を辞めたいと思っているだろうが、浜岡原発差し止め訴訟の控訴審で証人申請がされているので、委員長を辞任したとしても、今後も法廷でデタラメ爆弾発言が期待できるだろう。
「不合格」 という表現を原子力業界では使いたくないのかもしれないが、安全余裕のない原発を 「不合格」 として運転停止にすべきだったのではないだろうか。
【福島第一発電所の事故でよく分かったことは、あれは、例えば、津波の高さが本来5.1mのところを13.1mでしたっけ、大幅に超えたからあのようなことになった、というふうにも理解されがちなんですが、あのような機器配置であると、ほんのわずかでも、津波が想定を上回った場合には、海水冷却系ポンプの浸水であるとか、あるいは、非常用タービンの浸水であるとか、あるいは、メタクラという高圧電源盤の浸水とかまでいった可能性が高いわけですよね。だから、かなり本当に崖っぷちの設計をしていたんだというふうに理解しています。】
この発言の後には、対策をきちんとすればいいと言っているので、運転再開を目指すための手続きの一つという認識をしているように思われる。
【ストップをかけるというよりは、そういうのをちゃんと事業者自身が認識して、対策を打つことが大切なんですよね。今までの規制のあり方としては、崖っぷちの設計であろうとも、基準に適合であるならば合格としていたところ、そこをそうじゃないというのを持ち込んだのが、これの大きな点ですので、ちょっと、そこだけはご理解いただきたい。】
他にも、ストレステストを事業者自身が事前に行うべきだったと、国側の責任を回避するための予防線を張っているような発言も見られた。
【私に言わせれば、事業者はとっくにこんなことをやってなきゃいけないんじゃないですかと。言われるまで、規制当局が言うまで、やってないということ自体が大問題だと思っていますので、万一、こういうことは、ひょっとしたら規制当局がやめたと言うかもしれないから、うちはやらないよという会社があったらば、そんな会社には原子力はやらせてはいけないと思います。】
本人は一日でも早く委員長を辞めたいと思っているだろうが、浜岡原発差し止め訴訟の控訴審で証人申請がされているので、委員長を辞任したとしても、今後も法廷でデタラメ爆弾発言が期待できるだろう。