ドイツ車を運転するならばドイツ人の運転マナーも同時に学んでほしい

日時などを正確に記すことはできないが、今月のある朝、通勤で最寄駅に向かう途中、一時停止無視のBMW116iと接触した(より詳細な種別は不明)。

私は体を守るために、受け身を取るような形で両腕を前に出し、一番強く当たった左手首を負傷した。
加速しながらショートカットで右折してきたBMWは、私に接触後に止まることもなく、すぐ先を左折して逃げてしまい、ナンバーを確認することはできなかった。

110番通報で車種と色、ドライバーの特徴を伝えて手配してもらったが、ナンバーが不明のためか、該当するBMWはまだ見つかっていない。
相手不詳ではあるが、「ひき逃げ事故」として届けるため、会社の近くの整形外科で診察してもらった。

まずはレントゲン撮影をして、骨折の有無を確認した。

骨折はしていないため、「左手首関節挫傷・全治5日」という診断書を書いてもらった。
そして処方された鎮痛消炎剤を塗って、週末は様子をみることにした。

診察に診断書と薬を加えた医療費は約5200円で、警察署から帰宅するためにかかった交通費は約400円。
私が加入している傷害保険では、通院日額3000円が出るものの、ひき逃げ犯のBMWドライバーを探し出して、医療費だけでも払わせたい。
ということで、警察署のひき逃げ捜査担当部署に、私の案件が引き継がれた。

手首のねん挫くらいで、ひき逃げ事件にするとは大げさだ、と思う人もいるかもしれない。
私は当たり屋ではないので、事故直後に被害届を出しておかないと、相手が後から何をしてくるかわからない。

私の運転技術は高度ではないものの、ドイツならば当然の運転マナーを身につけていると自負している。
だから帰国後も、留学前と同様に、頑固にドイツ流運転をしている。
「ここは日本だ。そんなに言うならドイツに帰れ。」と怒鳴った人もいたが、日本人は道路交通法を自己流解釈しすぎである。

まあ、ドイツでも変なドライバーはいるのだが、それでもドイツ車を運転する人だけでも、ドイツ流運転マナーを学んでほしいし、ディーラーも運転マナー向上の活動を強化してほしい

日本人ドライバーの大半は交通規則を守っていると思われるが、信号が既に黄色(基本は停止)なのに加速して交差点に進入したり、一時停止なのに停止線を越えてから止まってみたり、歩行者が渡ろうとしているのに横断歩道前で停止しないことも多い。

私は頑固に道路交通法を守ろうとするので、他のドライパーからすると邪魔者に思われるようだ。
停止線できちんと止まって追突されそうになった。
横断歩道前で停止しても対向車が止まらず、歩行者がいつまでも渡れず、後続車がクラクションを鳴らした。
高速道路の料金所前や合流個所などで、速度規制に従ってきちんと減速したら、後続車が路肩を使って追い抜いた。

ドイツでは、学校や病院の近くの制限速度が、時速30~40kmになっていることが多い。
この制限区間では、BMWでも、ポルシェでも、フェラーリでも、きちんと減速して守っていた。

速度無制限というイメージが強いアウトバーンでも、勾配がきつい下り坂が長く続くときは、普通車は時速60km制限になるし、大型車なら時速40km制限となる。
制限速度など無視して時速100km以上で疾走している、日本の大型トラックとは正反対だ。
安全運転を徹底している会社もあるものの、危険なトラックに出会ったときに、その運送会社に抗議電話したところ、「急いでいるんだ。何が悪い。」などと怒鳴られたこともある。
業界団体の主張では、物流の9割近くがトラック輸送とのことなので、道路上では自分たちが優先されるべきだと考えているようだ。

私にとっては運転しにくい日本ではあるが、前述したように、ドイツ車を運転する人だけでも意識を高めてほしい。
私が好きなVWを取り上げた雑誌では、ドイツ人の運転マナーを学ぼうというエッセイもあったし。

最後に、ひき逃げ犯が運転していたBMWの名誉のために、安全運転技術などの講習会について紹介しておこう。
BMWドライビング・エクスペリエンス」という活動だ。
www.bmw.co.jp/jp/ja/brand/activities/driving/training_overview.html

加えて、点検や車検、展示会の案内のDMに、BMWオーナーの有名人が書いたドイツの運転マナーについてのコラムでも同封して、一人でも安全なドライバーを増やす活動をしてほしいものだ。

テーマ : 交通事故
ジャンル : 車・バイク

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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