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ノルウェーのミンククジラ捕獲割当数は今年も1286頭

昨年末からいろいろと多忙のため、捕鯨関係のニュースはほとんどチェックしていなかった。
というよりも、興味を引くようなニュースに出会うことがなかった。
昨年までメディアをにぎわせていたのに、今年は日本鯨類研究所のプレスリリースも激減した。
たまに出たとしても、水産庁や鯨研の発表を引用するだけの報道なので、チェックする意味がない。

ということで日本の捕鯨は無視して、ノルウェー語の勉強も兼ねて、今年のノルウェーのミンククジラ捕獲割当を調べた。
2月7日のプレスリリースで、今年も1286頭の割当数で決定したことを発表している。
www.regjeringen.no/nb/dep/fkd/pressesenter/pressemeldinger/2013/kvote-for-fangst-av-vagehval-i-2013.html

この発表は国内向けということなのか、ノルウェー語(ブークモール)のみで英語版はない。
英語版がないのは、捕鯨関係だけということはないので、余計な推測はやめておこう。

ノルウェー国内の報道は短いものばかり。
ここでは2つ引用しておこう。
www.nrk.no/nyheter/distrikt/nordland/1.10903663
www.lofotposten.no/Naeringsliv/article6487819.ece

捕獲割当数は、資源量から科学的に算出しているとのことだが、捕獲実績を反映していない。
2011年は533頭、2012年は459頭と、割当数の半分に満たない。
ノルウェー国内での需要が増えないことや悪天候に加えて、燃料費の高騰で操業日数が減っていることも一因だ。

鯨肉買い取り価格が決まってから、実際に操業するかどうかの判断が行われるだろう。
捕鯨シーズンの4月になれば、アイスランドも含めて、ニュースが増えるかもしれない。
それに備えて、ドイツ語だけではなく、ノルウェー語とアイスランド語の勉強を、地道に続けていこう。

テーマ : 海外ニュース
ジャンル : ニュース

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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