アイスランドのミンククジラ捕獲は5月9日に始まった
(最終チェック・修正日 2013年05月18日)
捕鯨や自然科学・環境関連の現地報道を読むために、ノルウェー語とアイスランド語のテキストを購入した。
空き時間に少しずつ勉強しているものの、ノルウェー語と比べると、アイスランド語の文法にはまだ慣れていない。
アイスランド語の記事を引用した英語記事を並べて、内容を比較しながら単語帳を作っている段階で、ほぼ止まっている。
まあ趣味なので、マイペースで地道に続けていこう。
それで捕鯨の記事だが、今年のミンククジラ(hrefna)の捕獲が、5月9日に始まったそうだ。
アイスランド語の記事と、それを引用した英語記事があったので、メモとして残しておこう。
www.visir.is/fyrsta-hrefna-veidiarsins-skotin/article/2013705109955 (アイスランド語1)
ruv.is/frett/fyrsta-hrefnan-var-um-sjo-tonn (アイスランド語2)
grapevine.is/Home/ReadArticle/first-minke-whale-shot (英語1)
www.icelandreview.com/icelandreview/daily_news/ (英語2)
捕鯨や自然科学・環境関連の現地報道を読むために、ノルウェー語とアイスランド語のテキストを購入した。
空き時間に少しずつ勉強しているものの、ノルウェー語と比べると、アイスランド語の文法にはまだ慣れていない。
アイスランド語の記事を引用した英語記事を並べて、内容を比較しながら単語帳を作っている段階で、ほぼ止まっている。
まあ趣味なので、マイペースで地道に続けていこう。
それで捕鯨の記事だが、今年のミンククジラ(hrefna)の捕獲が、5月9日に始まったそうだ。
アイスランド語の記事と、それを引用した英語記事があったので、メモとして残しておこう。
www.visir.is/fyrsta-hrefna-veidiarsins-skotin/article/2013705109955 (アイスランド語1)
ruv.is/frett/fyrsta-hrefnan-var-um-sjo-tonn (アイスランド語2)
grapevine.is/Home/ReadArticle/first-minke-whale-shot (英語1)
www.icelandreview.com/icelandreview/daily_news/ (英語2)
アイスランド西部のファクサ湾(Faxaflói)で、ミンククジラ1頭が捕獲され、今季の捕鯨開始となった。
これはホエール・ウォッチングの海域外で捕獲されたもので、体長は9m、体重は7トンとのことだ。
アイスランドのミンククジラ捕獲枠は、年間216頭に設定されているが、これまで満たしたことは一度もない。
捕獲枠を使い切らない場合、原則として翌年に繰り越しできるが、設定自体が多すぎたのだから、需要を無視してまで捕獲することはない。
鯨肉需要の他に、天候や燃料費なども考慮しながら捕鯨をしており、昨年は53頭(公式統計では52頭)捕獲しただけ。
今季の捕獲予定も50から70頭の間で、捕獲枠の半分にも満たないことになる。
アイスランドとノルウェーは、捕獲枠が多すぎると批判されているが、捕獲実績を見ると何も心配しなくてよいだろう。
ということで環境保護団体の攻撃は、ナガスクジラ捕獲に集中しているようだ。
日本に輸出することを目的に捕獲するので、違法取引だと批判されてもいる。
Hvalur hf. のロフトソンCEOは、ナガスクジラ漁を2年ぶりに再開するとのことだ。
予定漁期は6月から9月まで。
www.mbl.is/frettir/innlent/2013/05/03/hvalveidar_hefjast_ad_nyju/ (アイスランド語)
www.icelandreview.com/icelandreview/search/news/Default.asp (英語)
日本経済の回復で、鯨肉需要も増えると予測しているようだ。
時間があるときに続報をチェックしてみよう。
追記(5月18日):
アイスランドの漁業統計(2013年2月発表)から、ミンククジラとナガスクジラの捕獲頭数は以下の通り。
www.fiskistofa.is/media/utgefid_efni/Starfsskyrsla_2012_web.pdf
これはホエール・ウォッチングの海域外で捕獲されたもので、体長は9m、体重は7トンとのことだ。
アイスランドのミンククジラ捕獲枠は、年間216頭に設定されているが、これまで満たしたことは一度もない。
捕獲枠を使い切らない場合、原則として翌年に繰り越しできるが、設定自体が多すぎたのだから、需要を無視してまで捕獲することはない。
鯨肉需要の他に、天候や燃料費なども考慮しながら捕鯨をしており、昨年は53頭(公式統計では52頭)捕獲しただけ。
今季の捕獲予定も50から70頭の間で、捕獲枠の半分にも満たないことになる。
アイスランドとノルウェーは、捕獲枠が多すぎると批判されているが、捕獲実績を見ると何も心配しなくてよいだろう。
ということで環境保護団体の攻撃は、ナガスクジラ捕獲に集中しているようだ。
日本に輸出することを目的に捕獲するので、違法取引だと批判されてもいる。
Hvalur hf. のロフトソンCEOは、ナガスクジラ漁を2年ぶりに再開するとのことだ。
予定漁期は6月から9月まで。
www.mbl.is/frettir/innlent/2013/05/03/hvalveidar_hefjast_ad_nyju/ (アイスランド語)
www.icelandreview.com/icelandreview/search/news/Default.asp (英語)
日本経済の回復で、鯨肉需要も増えると予測しているようだ。
時間があるときに続報をチェックしてみよう。
追記(5月18日):
アイスランドの漁業統計(2013年2月発表)から、ミンククジラとナガスクジラの捕獲頭数は以下の通り。
www.fiskistofa.is/media/utgefid_efni/Starfsskyrsla_2012_web.pdf
年 | ミンククジラ | ナガスクジラ |
2009 | 81 | 125 |
2010 | 60 | 148 |
2011 | 58 | 0 |
2012 | 52 | 0 |