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寄附金控除のおかげで確定申告では2万円強戻ってくる予定

今日は南関東でも大雪になった。
私は北国出身で雪に慣れてはいるものの、買い物などの用事がないのに無理に外出することもないと思った。
高校や大学のときには、自宅周辺の道路を含めて雪かきしていたが、今は道具もないので何もしていない。
町内会に貢献するとしたら、慣れている雪かきではないかと思うので、使いやすいスコップを探してみよう。

終日自宅で過ごすことになったので、讃美歌の練習の後は、確定申告の準備をした。
3月初めに提出予定にしていたので、2月末頃に作成予定だったが、他にすることもないので申告書の印刷まで済ませた。

いつも利用している国税庁の確定申告書作成コーナーは次の通り。
www.keisan.nta.go.jp/h25/ta_top.htm

私が確定申告を始めたのは、ドイツから帰国した年から。
大学非常勤研究員としての給与収入の他に、相続した一戸建ての家賃収入があったためだ。
副業翻訳を始めてからは、翻訳料金が雑所得として扱われ、さらに寄附金控除を受けるために、毎年欠かさず申告している。

毎年還付を受けているものの、今回は株や投資信託の売却益が約12万円あるため、納付になってしまうのかどうか気になった。
入力して税額を計算すると、約2万2千円が還付されることになり、ほっとした。
勤務先での年末調整では、約5万4千円が戻っているので、合計で約7万6千円も取り戻したことになる。

前回もそうだったが、還付に一番貢献した項目は、寄附金の税額控除制度である。
www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1266.htm

寄附先の種類によって別々に計算しなければならず、計算式も面倒なので、以前のように手計算だったら間違えていたかもしれないが、今はウェブ入力で自動計算されるので楽だ。

【支出した寄附金について、所得控除又は税額控除のいずれかを選択して適用できる場合は、所得税額(国税)が最も少なくなるよう自動判定し、控除額を計算します…】

まず、認定NPO法人としては、国連難民高等弁務官事務所に 33,000円、国境なき医師団日本に 23,000円。
次いで、公益財団法人としては、世界自然保護基金ジャパン(WWF)に 21,000円、骨髄移植推進財団に 5,000円。

計算の詳細は省略するが、認定NPO法人等寄附金特別控除額は 22,400円、公益社団法人等寄附金特別控除額は 9,600円。

控除前の所得税が約19万円で、配当控除と寄附金特別控除を差し引くと、約15万7千円。
この金額を基にして、2.1% の復興特別所得税額を加算すると、約16万円。
源泉徴収税額が約18万3千円と払いすぎのため、還付金額は約22,600円となった。

申告書を早めに提出すれば、3月半ばには指定した三井住友銀行の口座に振り込まれる。
三井住友銀行では積立投資の他に、毎月決まった支払い(振込)もあり、約2万3千円の残高が必要だ。
今回の還付がそのまま使えるので、給与振込口座からの資金移動を考えなくてすむ。

税金が戻るからという理由ではないが、今年も寄附を続けよう。

テーマ : 税金
ジャンル : ファイナンス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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