今回の独和チェックは長引いた

独和チェッカーが足りないのか、今月に入ってすぐに依頼があった。
ワード数が200を少し超えたくらいなので、2時間以内に終わるだろうと思い、すぐに受注可能の返事をした。

この翻訳会社では、チェッカーの料金は時給で計算する契約なのだが、今回はなぜかワード単価で料金計算をしていた。

帰宅してからドイツ語原文を確認すると、ある試験に関する注意事項であった。
今回もまた、専門の化学ではなかったが、用語を調査すればなんとかなるだろうと思った。

翌日に和訳が届き、帰宅してからチェックを始めてみると、8割くらいは大丈夫だと思えた。
しかし残念ながら、専門用語の選択ミスや誤訳があった。

例えば、統計で使う用語の「Grundgesamtheit」があったが、これは英語では「population」で、日本語では「母集団」となる。
市販の独和辞典には出ていないためか、「基本全体」という訳語にしてあった。

他の専門用語も、語彙数の多い大型独和辞典や、オンライン独英辞典を使えば、必ず見つかるものだったから、もう少し調査範囲を広げてほしかった。

このくらいでいいかな、と思って納品したところ、クライアントからいくつか質問が来た。
ということで、専門用語の再調査も含めて、2時間ほどかけて和訳を作り直した。

クライアントの要望というのは、当初は知らされていないことの方が多く、納品後に書き直すことが何度かあった。
今回は、学術用語・専門用語が多すぎて、一度読んだだけでは内容が理解しにくいとのことだった。

「日本語ではこんな言い方しないな」と思ったところは、翻訳者の和訳を無視して意訳した。
専門用語をそのまま残す場合は、コメントで、「例えば、○○のこと」などと、理解しやすいように例示した。

最初のチェックでここまでやれば良かったのだろう。
平日の作業時間は2~3時間しかないので、どこかで区切りをつけて納品することになるから、完璧な仕事には程遠いものになってしまうのではないか。
副業のデメリットを克服するためにも、もっと効率的に作業できるようになりたいものだ。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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