新規の独和チェック案件は時間がかかりそうだ

(最終チェック・修正日:2014年03月20日)

先週、独和チェック案件を納品した直後、担当者から、同じクライアントから独和翻訳の依頼が来ていると連絡があった。

今回は私に翻訳してほしいとのことだったが、ワード数を見て、土日祝日を含む日程でも1週間はかかると返事をした。
平日は本業があって作業時間が少ないし、休日の日曜日は礼拝と聖歌隊練習などで半日つぶれるから。

どうやら先週納品した案件は、200ワード程度という分量も考慮すると、翻訳レベルを確認するためのテストだったと思われる。
ただ、高品質翻訳を期待しているにもかかわらず、コストは切り詰めているようで、ワード単価は最低ランクと言ってもよい金額だった。

その単価でも受注する翻訳者が見つかったそうで、私はチェッカーとして仕事をすることになった。

独和チェッカーが足りないのか、今月に入ってすぐに依頼があった。ワード数が200を少し超えたくらいなので、2時間以内に終わるだろうと思い、すぐに受注可能の返事をした。この翻訳会社では、チェッカーの料金は時給で計算する契約なのだが、今回はなぜかワード単価で料金計算をしていた。帰宅してからドイツ語原文を確認すると、ある試験に関する注意事項であった。今回もまた、専門の化学ではなかったが、用語を調査すればな...
今回の独和チェックは長引いた


専門用語の確認をしながら待っていたところ、予定より半日遅れて和訳が届いた。
帰宅してから圧縮ファイルを解凍して、まずは全体をざっと読んでみた。

残念なことに、原文の表を再現していないため、非常に読みにくかった。
今回の翻訳対象の資料は、複数の競合製品を比較したレポートである。
比較するのであるから、項目ごとに横に並んでいないと、説明がどのように対応しているのかわからなくなる。
原文にはない「10)」などの数字を、文頭に付けているのだが、これは「10個目のセル」を示しているようだ。
こんな書き方をするよりも、作表すれば済むことだが、ワード単価が低いから省略したのだろうか。

他にも、用語の統一ができていなかったり、勘違いしている部分もあった。
このままチェック作業をしても、数年前に経験したような、和訳の全面見直しになりそうな予感がした。

それもチェッカーの仕事なのかもしれないが、担当者に連絡して、翻訳者に再提出してもらえるかどうか、問い合わせをお願いした。
どのような反応が返ってくるのか不明だが、期待して待つことにしよう。

追記(3月14日):
作表の他に、単純なタイプミスの確認を、翻訳会社の担当者が行うことになった。
来週廃止となる西巣鴨郵便局に行って風景印を押し、食料品の買い物をして昼過ぎに帰宅すると、レイアウトが修正されたファイルが届いていた。

和訳の確認の前に、タイプミスや漢字変換ミスを修正することになった。
例えば、「需要ではない」→「重要ではない」 など。

その後、約4時間かけて、半分終わらせた。
訳語の統一ができていないことや、勘違いによる誤訳に加えて、訳抜けも見つかったので、予定よりも1時間ほど長くかかった。

明日は残りのチェックを終わらせて、日曜日に最終チェックをして提出しよう。


追記2(3月16日):
今日はいろいろと用事があり、帰宅したのは午後6時を過ぎてしまった。
昨日までに1回目のチェックを終わらせていてよかった。
訳語の再確認とともに、読みにくい個所や理解しにくい表現を修正した。
作業時間は6時間の見込みだったが、結局9時間かかった。

今回のチェックでは、大型独和辞典を持っていれば間違えないはずの語句が気になった。
複数の独和辞典を使用することは当然として、オンライン辞書も含めて、独英や独独まで調査範囲を広げる方がよいのではないだろうか。

最初から自分で翻訳すればいい、と言われそうだが、時間的な問題もあって、今回はチェッカーとして協力することにした。
もう1週間先にずれて、3連休明けに納品するスケジュールであれば、私が翻訳を担当したことだろう。

とにかく、どのような案件でも、可能な限り協力して、実績を積んでいこう。


追記3(3月20日):
納品後、担当者から連絡があり、日本語として読みにくい部分について、ドイツ語原文を無視して書き直してほしいと依頼があった。
形容詞の順番を変えたり、関係節の部分を独立させたり、または連続する複数の文の説明内容をまとめて意訳したり。

そしてクライアントからも質問が来た。
翻訳対象の文書の著者は大学教授ということで、かたい感じにしてみたのだが、ある単語について、どうも違和感があるとのことだった。
追加の作業になってしまうが、何も反応がないよりはよかったと思うようにしている。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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