日本の「自称」調査捕鯨の科学的成果に対する皮肉記事?

日本政府が委託している調査捕鯨は、現状の規模と内容では継続できないことになった。
ICJ(国際司法裁判所)の判決は、南極海調査捕鯨に限定して出されたものだったが、北西大西洋や釧路沖などで実施している調査捕鯨についても、同様に見直しが必要だという雰囲気になってきた。

さまざまな立場の記事が大量に出ている中で、ドイツの ZEIT紙の4月13日付の記事を取り上げたい。
日本が主張している調査捕鯨の科学的成果に対して、どうやら皮肉を書いているようだ。
www.zeit.de/2014/15/walfang-japan-forschung

調査捕鯨を完全に禁止することで、捕鯨業者や科学者が失業するだけでなく、クジラに関する知識が二度と得られなくなると指摘している。
皮肉というのは、その後に例示している、これまでの科学的成果の取り上げ方である。

もし、日本が調査捕鯨で毎年数百頭も殺していなかったならば、ミンククジラの性成熟の若年齢化についての知識が得られなかっただろう。
他の成果として、卵巣の大きさ、胎盤の構造とステロイド産生、栄養状態を推定できる脂肪の厚さ、体重や胃内容物構成など。

研究の幹の部分は、クジラの生息数を推定するためのデータ取得になるはずだが、どうやら重要性が低い枝葉ばかりのように思える。

他の記事も調べてみよう。

テーマ : 博物学・自然・生き物
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

FC2カウンター
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR