環境保護団体グリーンピースが外国為替取引の失敗で380万ユーロを失う

日曜日にドイツのニュースをチェックしていたところ、世界的に有名な環境保護団体グリーンピースの本部で、外国為替取引の失敗により、380万ユーロもの資金が消えてしまったという。

このスキャンダルを報じた SPIEGEL Online の6月14日付け記事は次の通り(ドイツ語)。
www.spiegel.de/wirtschaft/soziales/greenpeace-mitarbeiter-verzockt-spender-millionen-a-975215.html

グリーンピース・ドイツでは同日に見解を発表した(ドイツ語)。
www.greenpeace.de/themen/defizit-bei-greenpeace-international


グリーンピース・インターナショナル本部はオランダ・アムステルダムにあるのに、ドイツで先に見解を発表したのは、今回消えた資金の多くが、ドイツからの寄付金だったと報道されたからかもしれない。

ドイツでの発表から1日遅れて
翌15日に、グリーンピース・インターナショナル本部は見解を発表した(英語)。
www.greenpeace.org/international/en/news/features/Statement-on-foreign-currency-exchange-losses/

英語で発表されたからなのか、以下の引用の他にも多数報道されている。
www.cnbc.com/id/101761146
www.theguardian.com/environment/2014/jun/16/greenpeace-loses-3m-pounds-currency-speculation


オランダのメディアも15日に報道していた。
www.nrc.nl/nieuws/2014/06/15/greenpeace-verkwist-38-miljoen-geen-sprake-van-speculatie/

週明けにはグリーンピース・ジャパンで日本語で確認できると期待したが、この記事を書いている時点で何もない。

グリーンピース・インターナショナルの会計監査は、KPMGが行っており、正式な発表は8月の予定である。
監査対象の2013年は、この為替取引の損失380万ユーロを含めて、680万ユーロの赤字になる見込みだという。

グリーンピースは40か国を超える地域で活動をしているため、本部ではユーロを扱っていても、実際の活動には現地通貨が必要となる。
外国為替の変動が大きいと、活動資金の援助にも影響するため、為替予約を利用することが考えられる。
ただし今回はなぜか、ユーロが弱くなるという思惑で取引をしていたそうだ。

理由は不明だが、活動資金を増やそうとしたのだろうか。
資産として安全に運用するには、主に債券を利用するが、それでは足りなかったのだろうか。

続報があればチェックしておこう。

テーマ : 海外ニュース
ジャンル : ニュース

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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