アイスランドのナガスクジラ漁が始まり既に2頭捕獲

(最終チェック・修正日 2014年06月20日)

アイスランドは、国際捕鯨委員会(IWC)の捕鯨モラトリアムに異議申し立てをしており、商業捕鯨を実施している。
国内向けのミンククジラと、日本への輸出専用のナガスクジラが捕獲対象である。


アイスランド政府は「持続可能な捕鯨」だと主張しており、科学的根拠に基づいて捕獲枠を設定しているという。
今年の捕獲枠は、ミンククジラは50頭、ナガスクジラは154頭である。

ミンククジラの漁期は5月に始まっていたが、ナガスクジラの漁期は6月になってからで、15日に捕鯨船が出航した。
ナガスクジラ漁の開始を伝える、14日付けのアイスランドメディアの記事は次の通り。
www.ruv.is/frett/hvalveidivertidin-ad-hefjast

そしていつものように、クジラ・イルカ保護団体WDCが抗議声明を出している。
uk.whales.org/news/2014/06/icelandic-fin-whalers-head-out-to-hunting-grounds

そして17日の報道では、既に捕獲して、港に戻る途中とのことだ。
www.visir.is/fyrsta-langreydur-vertidarinnar-a-leid-i-land/article/2014140619239

本日18日には入港して、解体・加工作業をするそうだから、続報をチェックしておこう。
また、シーシェパード(SSCS)が、アイスランドの捕鯨を妨害すると予告していたので、何かあればメモしておこう。

商業捕鯨をしているアイスランドでは、5月1日からミンククジラの漁期が始まった。先週は、アイスランドから日本に輸出されたナガスクジラ肉約2,000トンが話題となっていたが、アイスランドの捕鯨のニュースはほとんどなかった。昨日11日に検索して確認してみたところ、アイスランド西部のファクサ湾で、7日に体長約7 m の2頭が捕獲されたというニュースがあった。捕鯨業者の発表と、アイスランドのメディアの記事は次の通り。www.h...
アイスランドのミンククジラ漁が始まる



追記(6月19日):
アイスランドの報道によると、今年最初の捕獲は合計2頭であった(捕鯨船は2隻で、それぞれ1頭ずつ)。
www.ruv.is/frett/tveir-hvalir-veiddir-i-gaer (アイスランド語)
grapevine.is/news/2014/06/18/first-whales-of-season-caught/ (英語)

WDCは非難声明を出し、EU各国に対して、アイスランドの捕鯨に対して強硬姿勢を取るように求めている。

uk.whales.org/news/2014/06/endangered-fin-whale-killed-in-first-icelandic-hunt-of-season


アイスランド政府は、「持続可能な方法で捕鯨をしている限り問題はない」という姿勢だ。
ただ、経済制裁の検討に加えて、
アメリカ国務省が主催した国際海洋会議 Our Ocean に、アイスランドを招待しないという反発も招いている。
ミンククジラ捕鯨をしているノルウェーとの違いは、絶滅危惧種のナガスクジラを輸出目的に捕獲していることなのか。
ourocean.info/

追記2(6月20日):
6月17日に最初の捕獲をしたのだが、この日を選んだ理由として、アイスランド建国記念日だから、という説がある。
WDCのソーシャルメディア担当者が、アイスランド旅行の途中でブログに書いている。
uk.whales.org/blog/vanessawilliams-grey/2014/06/good-day-to-kill-whale

テーマ : 海外ニュース
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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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