アイスランドではミンククジラが不漁だがノルウェーでは701頭を捕獲済み

日本とは異なり、アイスランドとノルウェーでは、IWCの商業捕鯨モラトリアムに異議申立をしており、商業捕鯨を再開している。
NAMMCO(北大西洋海産哺乳動物委員会)で決めた資源量に基づいて、独自に捕獲枠を設定している。
今年2014年漁期のミンククジラ捕獲枠は、アイスランドが50頭、ノルウェーが1286頭である。

アイスランド政府は当初、
資源量から算出した捕獲可能頭数の229頭に捕獲枠を増加させる予定だったが、近年の実績から、現実的な50頭にしたようだ。
それでも今年も、その減らした捕獲枠を満たせない不漁となっていて、アイスランド国内での鯨肉需要を満たしていないと報道されている。

アイスランド国内メディアの記事と、それを引用した英語記事は次の通り。
www.visir.is/veitingahus-og-verslanir-vantar-hrefnukjot/article/2014708089955
【Hrefnuveiðimenn hafa aðeins veitt átján hrefnur í ár …】
icelandreview.com/news/2014/08/10/shortage-minke-whale-meat-iceland

悪天候に加えて、餌となるサバが、通常の捕鯨海域から移動してしまったため、ミンククジラも移動してしまい18頭しか捕獲できなかったそうだ。
今年の漁期は、昨年よりも1ヶ月長い10月30日まであるので、昨年並みの40頭くらいまでは捕獲できそうとのことだ。

それに対してノルウェーでは好調で、8月5日までに701頭の捕獲が報告されている。
www.fiskarlaget.no/index.php
【Råfisklaget opplyser at det til nå er registrert 701 fangede dyr, …】

ノルウェーでは調査捕鯨を数年実施した後、1993年から商業捕鯨を再開しているが、700頭を超えたのは初めてである。
捕獲枠の1286頭を満たすことはないかもしれないが、これまでは半分にも達していなかったのだから、今年は絶好調と言えるだろう。
国内需要が増加したということなのか理由は不明なので、今後の報道もチェックしておこう。


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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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