ノルウェーがアイスランドにミンククジラ肉を輸出

(最終チェック・修正日 2014年11月04日)

アイスランドでは今年、ミンククジラ漁が不調で、10月14日時点の捕獲数は24頭にとどまっている。
9月の23頭で終了かと思っていたら、10月になってからも続けたようで、1頭増えた。
それでも今年は不漁という傾向は変わらず、10月末の漁期終了の前に、この頭数で終わったと思われる。
(追記(11月4日):11月4日に更新され、24頭で終了と確認できた。)
www.fiskistofa.is/veidar/aflastada/hvalveidar/

アイスランドで日常的に鯨肉を食べる人は、アンケートによると、人口のわずか3%だけだという。
それでも観光客が、地元の珍しい料理を食べたいということで、ミンククジラ肉のステーキは需要があるそうだ。

捕獲枠の約半分で終わり、鯨肉が足りないアイスランドとは反対に、ノルウェーでのミンククジラ漁は好調で、鯨肉が余っているという。
余った鯨肉は日本やアイスランドに輸出すると予想されていたところ、実際にアイスランドに10トン輸出する計画が発覚した。

この鯨肉輸出の情報を入手した動物福祉団体の
Animal Welfare Institute (AWI)は、プレスリリースで次のように報告している。
awionline.org/content/norway-plans-whale-meat-shipment-iceland

ノルウェー北部にある捕鯨会社 Lofothval ASは、アメリカ政府が国際捕鯨委員会 (IWC) の場で批判しているにもかかわらず、ミンククジラ肉10トンのアイスランドへの輸出を申請した。
アイスランドのナガスクジラ捕鯨会社 Hvalur hf. を経営する Kristján Loftsson は、Lofothval AS の株主でもあり、この輸出に関与したかもしれない。

ノルウェーでは鯨肉消費が年々減少しており、残酷な方法で捕鯨をすることに反対する人も増えているとのことだ。
クジラよりも先に捕鯨業者が絶滅するとも言われているが、捕鯨産業の存続のために、アイスランドや日本への輸出を目指すことになるだろう。

日本に輸出されれば、複数の環境保護団体が報告するだろうから、定期的にチェックしてみよう。

テーマ : 動物・植物 - 生き物のニュース
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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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