微生物関連の英語 "microbial cloud" は「微生物雲」なのだろうか
この連休は、自転車でいつもより遠くのスーパーなどに行ったくらいで、特に何もしていないと言ってもよい。
翻訳もなく、教会でのドイツ語学習クラブの資料を作ることもなく、のんびりと過ごしている。
それでも日課のドイツメディアのチェックは続けており、今日もサイエンス関連記事で専門用語を見つけて、あれこれ考えている。
その記事が紹介している微生物関連の論文とは、人間の体表から放出される空中浮遊菌に関するものだ。
SPIEGELのドイツ語記事と、論文の要旨は次の通り。
www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/bakterien-jeder-mensch-hat-persoenliche-mikroben-wolke-a-1054132.html
peerj.com/articles/1258/
ドイツ語では Mikrobenwolke と翻訳されている用語は、英語では microbial cloud である。
私は有機化学者で、翻訳会社には化学・バイオ系で登録しているものの、この専門用語を見たのは初めてである。
ドイツ語では、英語の直訳で済んでいるが、日本語では「微生物雲」でよいのだろうか。
しばらくすれば、ナショナルジオグラフィックなどで日本語の記事も出るだろうし、学会会員誌や科学雑誌でもとりあげられるだろう。
ただしその前に、どのような訳語がよいのか考えてみよう。
この論文で cloud というのは、「煙のように発するもや状のもの」というニュアンスなので、「プルーム」が合うのではないだろうか。
そこで、「微生物プルーム」という訳語を仮定して検索してみた。
一応存在するものの、人体表面から発するものではなかった。
もう少し探してみて、何かわかったら追記しておこう。
翻訳もなく、教会でのドイツ語学習クラブの資料を作ることもなく、のんびりと過ごしている。
それでも日課のドイツメディアのチェックは続けており、今日もサイエンス関連記事で専門用語を見つけて、あれこれ考えている。
その記事が紹介している微生物関連の論文とは、人間の体表から放出される空中浮遊菌に関するものだ。
SPIEGELのドイツ語記事と、論文の要旨は次の通り。
www.spiegel.de/wissenschaft/mensch/bakterien-jeder-mensch-hat-persoenliche-mikroben-wolke-a-1054132.html
peerj.com/articles/1258/
ドイツ語では Mikrobenwolke と翻訳されている用語は、英語では microbial cloud である。
私は有機化学者で、翻訳会社には化学・バイオ系で登録しているものの、この専門用語を見たのは初めてである。
ドイツ語では、英語の直訳で済んでいるが、日本語では「微生物雲」でよいのだろうか。
しばらくすれば、ナショナルジオグラフィックなどで日本語の記事も出るだろうし、学会会員誌や科学雑誌でもとりあげられるだろう。
ただしその前に、どのような訳語がよいのか考えてみよう。
この論文で cloud というのは、「煙のように発するもや状のもの」というニュアンスなので、「プルーム」が合うのではないだろうか。
そこで、「微生物プルーム」という訳語を仮定して検索してみた。
一応存在するものの、人体表面から発するものではなかった。
もう少し探してみて、何かわかったら追記しておこう。