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小規模企業共済の加入手続きをした

フリーランス翻訳者として、仕事を継続的に受注することが一番重要だが、老後の準備も考えなければならない。
一般的な会社員と異なるのは、退職金がなく、厚生年金もないため、老後の生活費をほぼ自助努力で備えなければならない。

私は派遣社員と契約社員の経験ばかりなので、元々退職金はない契約だったため、確定拠出年金個人型と民間の年金保険で準備してきた。
ただ、独立開業直後は、どの程度収入が確保できるのか不明だったため、確定拠出年金の掛け金を、月額23,000円から15,000円に減額した。
このままだと、60歳になったときに、拠出額の合計は600万円に到達しないため、最低でも月額25,000円が望ましい。
この4か月の翻訳料金収入が、当初の予算を上回っているし、学会の退会などでいくらか節約できているので、来年から月額3万円に増額しようと計画している。

すぐにでも増額の手続きをしたいところだが、確定拠出年金の掛け金変更は、年度中に1回のみ可能である。
私は今年度、すでに1回変更しているので、来年4月1日以降にならないと手続きをしてもらえない。
しかも、4月1日に書類を提出できたとしても、実際に掛け金が変更となるのは、最低でも2か月先となる。
つまり、老後資金を増やしたいと思いながらも、半年以上も何もできずに待つしかないのだ。

ということで、別の手段として、中小企業基盤整備機構の小規模企業共済に加入することにした。
www.smrj.go.jp/skyosai/index.html

今日は雪が降っていて真冬並みの寒さで、外出には向かない日だったが、善は急げということで、最寄り駅前の都市銀行支店で手続きした。
予想通り人出は少なく、窓口での手続きはスムーズに進んだ。

個人事業主としての確定申告はまだなので、開業届の控えを見せて、加入資格の確認となった。
掛け金月額は、とりあえず1万円として、加入審査や口座振替手続きが完了するまでの2か月分2万円を預けた。

半年くらいは月1万円のまま様子を見て、確定拠出年金の増額を優先するかどうかを検討しよう。
確定拠出年金は、運用実績によって年金額が変化するため、どこまでリスクを許容するのかを決めなければならない。

確定拠出年金への拠出は、60歳になる直前で終わってしまうので、その後は小規模企業共済を増額して継続しよう。
また、3年後には奨学金の返還が終わるので、2019年1月からは、月1万円程度の増額も可能となる。
民間の個人年金保険の年額約34万円を回せばよいと思われるが、予定利率が今よりも高いときの契約であり、解約すると非常に損をしてしまう。

老後の心配はこれくらいにして、翻訳案件を安定して受注できるように努力しよう。


6月30日で派遣社員としての勤務を終了し、フリーランス契約での翻訳者となったため、7月からは国民年金と国民健康保険に切り替えることになった。実際の加入手続きは、派遣会社から離職票が届いてからになる。6月分給与は7月15日支給のため、金額が確定する12日頃にならないと離職票は送られてこない。退職してから14日以内の手続きという原則は守れないかもしれないが、7月1日にさかのぼって加入の手続きをしよう。...
確定拠出年金(個人型)の拠出額を一時的に減額

 

テーマ : 社会保険
ジャンル : ファイナンス

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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