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続「きょうだいリスク」を考える:弟を2020年までに自立させられるか?

(最終チェック・修正日 2017年02月04日)

今月の翻訳案件は、今朝の納品でなんとか終わった。
翻訳料金は、源泉徴収後で約61万円なので、予算の40万円を上回っている。
しかし、このペースで1年間続けるのは大変ではないかと感じた。

ワード数が4万を超える英日翻訳が1件あり、これが一番大変だった。
1か月前にファイルをもらっていたからスケジュールは楽なはずだったが、他にも独日翻訳やチェックなどを受注したため、本来は休むはずの日曜日にも作業をしてしまった。

もう一社からは、英日翻訳と日独チェックを依頼されたが、対応できないので断ってしまった。
収入が4万円ほど増える計算だが、できないことを受けていたら、他の案件と共倒れになってしまうから、これからもお金のことは優先しないようにしたい。

お金のことを優先しないと言ってみたものの、「きょうだいリスク」を考えて年間予算を計算すると、月に45万円から50万円は稼ぐ必要があることが判明した。
ということで今日は、2月納期の翻訳を始める前に、低所得の弟を2020年までに自立させる計画を考えることにした。

実家の隣には、父の退職金で建てたアパートがあり、その家賃収入も併せて、弟が大学に行く学費を賄っていた。
大卒で就職の予定だったようだが、バブル崩壊後の就職難の時代が続いており、どこにも就職できなかった。
翌年に就職できるはずもなく、学生時代に始めたアルバイト先で、
そのまま週3日ほど働き続けている。
そのアルバイト先では、社員登用制度もあり、契約社員に採用されるチャンスもあったが、なぜか断って、国家資格を取得する勉強をしたいとのことで、今までずるずると続けている。

父が亡くなる前に母は、コネでも使って農協関連の会社に紹介してほしいと言っていたが、働きにくいだろうと父は断り、弟も履歴書を提出しなかったので、その話もなくなった。
父の死後、弟は全て自分でやりくりするのかと思ったが、母が生活費を送り続けたため、いつまでたっても自立せず、しかも資格試験は不合格ばかりだ。
母には何度も、仕送りをやめるように伝えたが、「死んだら困るから」と言ってやめようとしない。
援助を延々と続けると、障害者の姉のために使う資金がなくなるし、私の老後の準備もできない。
将来設計のはっきりしない弟を突き放して、生活保護申請をさせればよいと思うが、心配性の母が寝込んでしまっても困る。

ということで、2020年度末までという期限を弟に提示して、その間になかば強制的に、こちらが指定した資格を最低限取得するように、約束させることを考えている。
期限までに何も資格が取れなければ、未経験の50代でも働けるような仕事を自分で見つけてもらうことにしよう。



(最終チェック・修正日 2016年11月18日)翻訳専業となって、毎月変動はあるものの、8月以降は連続して予算の40万円を超える受注を続けている。そのおかげで、派遣社員になったときに諦めかけた、年間約35万円払っている個人年金保険を継続できている。今月は繁忙期なのか、来週納品する案件までで、約70万円の売上となっている(最初は計算ミスかと思った)。来月12月は、クリスマスがあって教会は忙しいので、翻訳の受...
翻訳専用PC購入の前に「きょうだいリスク」を考える




本人が収入について申告していることが前提だが、弟の国民健康保険税納税通知書を見ると、所得割額がゼロなので、一定基準を下回る低所得者であることが推測できる。
そのため、以下の計画は、弟を私の扶養家族にできるという前提で行う。
他人から見ると、非常に甘い扱いであるが、母との妥協の産物なので仕方ない。

1: 来年の確定申告から、弟を私の扶養家族として申告して控除を受ける。
2: 国民年金保険料と国民健康保険税を私が支払い、扶養家族の社会保険料控除として申告する(本人が免除申請をした場合は再度検討)。

→ 試算すると、約5万円の税金還付となる予定。

3: 母の希望で、家賃の肩代わりと生活費の仕送りは、現状の金額で、最長で2021年3月まで続ける。
4: 教材費、受験費用、直前講習などの費用として、確定申告の国税還付後に前期分10万円、9月に後期分10万円を振り込む。
5: 社会保険労務士の受験勉強を続けてもよいが、年金アドバイザー3級以上を必ず取得すること。
6: NPO法人や大学公開講座などの受験対策講座や、通信教育での添削指導などを受けること。

こんなことになる前に、向いていないことに気付いて諦めてほしかったが、これが最後のチャンスだと思って取り組んでほしいものだ。

ということで、3年間我慢するということで、私の予算も変更となった。

翻訳専用PCは、20万円程度を予定していたが、キャンペーン割引や展示品処分などを探して、15万円以下で調達する。

翻訳料金の予算は、月の売上45万円(源泉徴収後で約40万円)としていたが、これを50万円(源泉徴収後約45万円)に上げた。
不可能ではないと思うが、翻訳料金の単価が上がることを前提とできないため、独日翻訳者の新規募集を見て、トライアルに応募しておいた。

翻訳の仕事が減ることも考えて、非常勤講師などの募集や、
単発のアルバイトなどもチェックしておく。

確定拠出年金の掛け金をプラス3万円にしようと予定していたが、+1万5千円程度として様子を見る。
中小企業共済の掛け金も、月1万円のままで様子を見る。

NISAでの投資信託の積立を、本意ではないが、分配金受取型に変更して、仕送りに充当する。

3年経過するまでに、解決することを祈るのみだ。

テーマ : 人生設計を考えよう
ジャンル : ライフ

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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