翻訳対象に含まれるドイツ語のワード数を数えることになった

先週後半、英語特許の和訳作業が95%ほど進んで、予想よりも少し余裕があるなと思っていたところ、海外の翻訳会社から、短いドイツ語和訳案件の打診があった。
同時に2件抱えても、どちらも間に合うと思って受注したのだが、初めて経験することもあったので記録しておこう。

この翻訳会社では、ほとんどの案件で Trados を使うのだが、添付されていた Sdlxliff ファイルは、3つのうちサイズが大きい1つが開けなかった。
ということで、Trados のパッケージが送られてきて、これをインポートして、ようやく翻訳対象を確認することができた。

原文は、英語・ロシア語・ドイツ語、そしてもう1つ私が知らない言語(ゲルマン系ではない)であった。

90%ほどが英語で、既に和訳が入っているので、機械などの用語の選択時に参考にしてほしいとのことだ。
ドイツ語の部分を探してみると、分量は少なかったので、受注することにした。

依頼のメールには、通常は翻訳対象のワード数と、マッチ率による解析結果が示されているのだが、今回は、翻訳した部分のドイツ語のワード数を、マニュアルでカウントしてほしいとのことだった。

ロシア語も含めて、複数の言語が混ざっているので、ドイツ語だけ取り出して解析するのが面倒だったのだろうか。

ということで、ドイツ語のセグメントを見つけては、ワード数を数えて電卓で順次足してみた。
また「100%」と表示された完全一致のセグメントは、分けて足していった。

「95%」などの表示は出なかったので、New が約500ワード、100%が約200ワードということで返信した。

このワードカウントの返信後、まずは作業中の英語特許の和訳を終わらせた。
推敲を始める前に、新規受注のドイツ語和訳案件を処理することにした。

英語からの和訳と、ドイツ語からの和訳ができるだけ一致するように、付近のセグメントを眺めてみて、同じ又は類似の表現の存在を確認しながら進めた。

困ったのは、見たこともない綴りの単語があったことだ。
その会社の製品名でもないし、その分野の特殊な用語でもない。

ということで、これはタイプミスだろうと想像し、タイプの順番が入れ替わった、又は一部欠落していると仮定して、ありそうな綴りを数種類推測してみた。
すると、そのうちの1つが実在する単語であり、そのセグメントに当てはめると、ふさわしい意味を持つこともわかった。

内容と併せて、ワード数で、どのくらいの時間で処理できるか判断しているわけだが、こういった単語1個で時間をとられることがあるので、やはり余裕のあるスケジュールにしておくことが無難だ。

そして、私のワードカウントが承認されて、そのまま料金の計算に使われた。
わずか60ドルくらいの仕事だったが、このように地道に実績を積んでいこう。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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