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委員会で共有グーグルアカウントを作ってみたが

私は教会で、会報委員会の手伝いもしている。
聖歌隊などの他の奉仕もあって忙しいため、編集に直接関わってはいないが、最終校正や印刷を主に手伝っている。

会員に原稿を依頼すると、ワードファイルをメール添付で編集責任者に送ってくれる人も多い。
ただし、個人のメールで教会の文書を管理することは面倒であるし、忙しい場合に代理の人に引き継ぐときも面倒だ。

ということで、会報とは別に発行する文集について、原稿の送付先として、Gmail アドレスを取得することにした。
そうすれば、委員の誰でも、自宅にいても確認できるので便利だということになった。

最初にグーグルアカウントを作るわけだが、全員がメールを使ってやり取りをしているはずなのに、誰もやりたいとは言い出さない。
結局、いつものことなのだが、私が設定することになった。

このように教会では、なるべく年齢が若い人へ、自分よりも得意そうな人へ、そして断ることがないと思われる人へ、様々な仕事が押し付けられてゆく。

会員の中にはシステムエンジニアもいるが、日曜日には本業と違うことをしてほしいので、その人には頼まないように、私から周囲に伝えてある。
そのため、教会PCの管理ができそうな別の人に声がかかったのだが、その人はなんだかんだと言い訳をして手伝おうとしなかった。
ということで、ウイルスソフトの導入を提案した私が、管理者に指名されそうで、少々びくびくしている。

私は既にグーグルアカウントを持っているので、新しいアカウントの追加をした。
セキュリティ関係の通知先として、私のスマートフォンと、個人の Gmail アドレスを設定した。

設定後、教会のPCを使って、会報委員会の編集責任者に、Gmail の使い方を実演した。
その後、私がテストメールを送信して、責任者が自宅からアクセスしてみて、会報委員会専用の Gmail が使えることを確認した。

それで安心していたところ、既にグーグルアカウントを持っている委員がアカウントの追加をしたときに、少々面倒なことが起きた。

ある朝、私のスマートフォンに、アメリカから着信があった。
見覚えのない電話番号だったため、そのまま出ずに切れるのを待った。

その数分後、ある委員からメールが届き、アカウントの追加をしたところ、電話番号が表示されて、認証コードの入力を求められたと、連絡があった。

アメリカからの電話番号を検索してみると、グーグルのセキュリティ関係の通知であった。
ただ、その電話に出て認証コードを聞き取っても、その会員から連絡が来なければ、誰に伝えるのかもわからない。
また、認証コードの入力までの期限もあるので、もし期限が過ぎていたら更に面倒なことになりそうだ。

ということで、グーグルドライブに原稿の保存用フォルダを作成し、添付ファイルを全部保存した。
そして共有リンクを取得して、委員全員宛に、そのリンクでフォルダに直接アクセスするように通知した。

メール本文を読みたいという要望には応えられないが、原稿の内容を確認するという主要な作業はこれでよいだろう。
もし原稿作成者からのメールで、印刷仕上がりなどについてコメントがあれば、それはメモ帳に貼り付けて、グーグルドライブに保存すればよい。

グーグルアカウントを取得するという話になったとき、添付ファイルの保存先として、グーグルドライブを利用することも提案したが、使っていない人にとっては、何を話しているのか理解できなかったようだ。

そのため、とりあえず原稿提出先のアドレスを決めよう、ということで話は終わってしまった。
まあ、このようなトラブルでもないと、使ってみようとは思わないかもしれないので、決断するためには必要なトラブルだったのかもしれない。

こういった対応をしてしまうので、いろいろな仕事を頼まれることだろう。
今、一番危惧しているのは、私は自宅で翻訳しているので、平日も暇だと勘違いする人がいることだ。
手紙やクリスマスカードくらいならばよいが、ハイデルベルク信仰問答を会員向けに、わかりやすく和訳してくれると信じている人もいた。

無理な要望は受けない勇気も必要だが、人間関係を維持しながら断るために、ノウハウ本でも探してみよう。

テーマ : セキュリティ
ジャンル : コンピュータ

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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