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教会の行事を休んで知的財産翻訳検定試験(ドイツ語)を受けた

私は資格試験を受験しようという意識があまりない。
アマチュア無線技士の免許は、これがないと開局できないため、取得したものの、一番下のランクの免許のみである。

語学系の資格として、中学校では英検の受験を勧めていたが、これまで一度も受験したことがない。
その代わりに、ドイツ語技能検定は新2級まで取得した。

TOEICを受験したのは、企業研究職の募集要項に、「スコア800以上」と書いてあったので、履歴書に書くためだった。
加えて、ドイツ留学から帰国後、英語の勉強を再開したことに合わせて、現状を確認するためでもあった。

他に研究所での業務で必要な資格として、甲種危険物取扱者となったが、今は翻訳者なので、利用価値はあまりない。
もし教会で、自治体に協力して、防災備蓄として燃料などの保管をすることになれば、私が管理者になるだろう。

すべての資格試験ではないが、受験日が日曜日ということが多い。
キリスト者にとって日曜日は、安息日なので、日常生活から離れて、教会で過ごす日である。

そうは言っても、勤務先の都合で出張に行っている人もいれば、部活の指導者であるために試合に行く人もいれば、朝の礼拝後に急いでTOEIC受験会場に行く人もいる。

私の場合、さまざまな奉仕が待っているので、日曜日に個人的な用事を予定することは不可能である。
しかも、昨日は、教会で重要視されている行事があり、これまでと同様に、私の参加は当然視されていた。

ところが今年は、日本知的財産翻訳協会が主催する知的財産翻訳検定の試験日と重なってしまった。
試験の案内は次の通り。
www.nipta.org/Exam_J.html

この資格は、翻訳会社で働く場合、クライアントに信頼されるために必要だ。
今年からドイツ語が加わり、初回なので、翻訳会社としても合格者を出してアピールしたいところだ。

そのため、教会の役員数名に相談して、試験を優先することに決まった。
私が担当する予定の仕事は、相談した役員の1人に交替してもらうことになった。
そして私が手伝ったのは、1週間前と前日の会場設営である。

試験当日、12時過ぎに教会から電話があった。
行事で使うはずだった備品が見当たらないため、私に確認の電話だった。

試験終了後に、すぐに教会に行けるように準備して、問題のメール送信を待った。
試験開始の約10分前にメールで問題が届いた。
ワードファイルを開いて、受験番号と氏名を入力して、上書き保存をした。
一度ファイルを閉じてから、再度開いて、先ほどの入力が反映されていることを確認した。

開始前に問題文を印刷して、14時に解答の入力を開始した。
問題は3問あり、実際のドイツ語特許の明細書から出題された。
試験前に分野は特定されていなかったので、少々心配していたが、ざっくり言えば、機械・電子系なので、よく見るような内容であった。

ただ、最近の特許から出題していることもあり、私にとっては初めて見る装置名などもあり、多義語も含めて悩む個所があった。
それでも3時間の試験時間のうち、2時間20分で最後まで解答し、残りの40分で2回見直しできたので、ある程度の自信をもって提出できた。
合格するかどうかは、それは私が判断することではないので、発表を静かに待つことにしよう。

ただ、行事の日に休んだのに合格しなかったとなると、いろいろと嫌味を言う人がいるかもしれない。
キリスト者というのは、決して善人ではない。
教会も人間関係でさまざまな問題をかかえている。

試験が終わった後、台風が関東に接近する中、教会に向かった。
少人数の夕礼拝で心の平安を得て、いつものメンバー? で、行事と試験の打ち上げを兼ねて、ビール片手に、教会の将来も含めて語り合った。

クリスマスになると、私は聖歌隊で歌い、加えて行事関係の委員なので、また忙しくなるだろう。
年明けも、映画鑑賞会をするので、また忙しい。
手伝ってくれそうな若者が増えることを祈ろう。

テーマ : 資格
ジャンル : ビジネス

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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