クライアント提供の用語集の修正提案をすると
これまでの翻訳と用語を統一するために、クライアントから指定された用語集のファイルを使うことがある。
Tradosを使うときは、MultiTermのファイルが添付されていることが多い。
簡単なものでは、エクセルのファイルが送られてくることもある。
複数の訳語が可能な場合に、用語集で指定されていると迷うことがないため、時間の節約にもなって楽だ。
また、複数の翻訳者が同時に作業するときにも、お互いに確認の連絡をせずに統一できる。
更に、登録されていない訳語があれば、新規に追加登録して納品してほしいという要望もある。
追加するだけならばよいのだが、どう見ても誤訳が登録されているときは、念のため指摘して、用語集の修正を提案することもある。
今回は、ある独日翻訳のチェック案件で、トラブルではないが、訂正まで時間がかかったことを記録しておこう。
私は常に個人事業主に戻る可能性を想定し、青色申告も継続するため、月2千円から1万円程度の売上を予算化している。
そのため、3社との取引を、チェック案件のみ、平日日中には作業できないという条件で継続している。
そのうち1社は海外の翻訳会社で、どこでもそうなのか、独日翻訳者もチェッカーも足りないということで、毎月2~4件の打診がある。
先日は、わずか7ワードの案件があったが、あまりにも少ないので、最低作業単価としてUS$ 5.00 もらえた。
そして今回は、機械メーカーのカタログの独日翻訳をチェックする仕事であった。
作業時間は6時間の見込みであったが、4時間で終了して納品した。
この案件では、ある部品名が1つ間違っていると判断したので、修正した。
全く異なる2つの単語に、同じ訳語が適用されていたため、その間違いは明らかだと思ったので、コメントを付けなかった。
Tradosを使うときは、MultiTermのファイルが添付されていることが多い。
簡単なものでは、エクセルのファイルが送られてくることもある。
複数の訳語が可能な場合に、用語集で指定されていると迷うことがないため、時間の節約にもなって楽だ。
また、複数の翻訳者が同時に作業するときにも、お互いに確認の連絡をせずに統一できる。
更に、登録されていない訳語があれば、新規に追加登録して納品してほしいという要望もある。
追加するだけならばよいのだが、どう見ても誤訳が登録されているときは、念のため指摘して、用語集の修正を提案することもある。
今回は、ある独日翻訳のチェック案件で、トラブルではないが、訂正まで時間がかかったことを記録しておこう。
私は常に個人事業主に戻る可能性を想定し、青色申告も継続するため、月2千円から1万円程度の売上を予算化している。
そのため、3社との取引を、チェック案件のみ、平日日中には作業できないという条件で継続している。
そのうち1社は海外の翻訳会社で、どこでもそうなのか、独日翻訳者もチェッカーも足りないということで、毎月2~4件の打診がある。
先日は、わずか7ワードの案件があったが、あまりにも少ないので、最低作業単価としてUS$ 5.00 もらえた。
そして今回は、機械メーカーのカタログの独日翻訳をチェックする仕事であった。
作業時間は6時間の見込みであったが、4時間で終了して納品した。
この案件では、ある部品名が1つ間違っていると判断したので、修正した。
全く異なる2つの単語に、同じ訳語が適用されていたため、その間違いは明らかだと思ったので、コメントを付けなかった。
すると、用語集の訳語を優先して使用してほしい、という連絡があった。
それが要望なので、私が誤訳だと思っている訳語に変更して、他の指摘個所も再度チェックしてから納品した。
ただしその時は、どうして私が誤訳だと思っているのか、そのメーカーの以前のカタログの英語版と日本語版で見つけた対応表現を例示して、その理由を添えた。
その後、私の指摘に対するコメントが戻ってきた。
これまでの英語や日本語への翻訳を参照すると、私の指摘は正しいということになった。
念のため、そのメーカーのサイトも確認すると、日本語ページは作成途中で、ほとんどが英語のままであった。
たまたま今回問題となった部品名が日本語になっており、それは、私が指摘した誤訳で表示されている。
カタログでは正しい訳語を選択しているのに、ホームページでは誤訳となっている。
今回提供された用語集は、誤訳で上書きされたのかもしれない。
ということで、私が最初に修正したとおりに戻して納品した。
最初にコメントを付けておけば、やりとりはもっと少ない日数で終わったかもしれない。
用語集があると便利だが、誤訳が混ざっていると、いろいろと面倒だ。
できればチェックをする前に、翻訳者が指摘してほしいものだ。
それが要望なので、私が誤訳だと思っている訳語に変更して、他の指摘個所も再度チェックしてから納品した。
ただしその時は、どうして私が誤訳だと思っているのか、そのメーカーの以前のカタログの英語版と日本語版で見つけた対応表現を例示して、その理由を添えた。
その後、私の指摘に対するコメントが戻ってきた。
これまでの英語や日本語への翻訳を参照すると、私の指摘は正しいということになった。
念のため、そのメーカーのサイトも確認すると、日本語ページは作成途中で、ほとんどが英語のままであった。
たまたま今回問題となった部品名が日本語になっており、それは、私が指摘した誤訳で表示されている。
カタログでは正しい訳語を選択しているのに、ホームページでは誤訳となっている。
今回提供された用語集は、誤訳で上書きされたのかもしれない。
ということで、私が最初に修正したとおりに戻して納品した。
最初にコメントを付けておけば、やりとりはもっと少ない日数で終わったかもしれない。
用語集があると便利だが、誤訳が混ざっていると、いろいろと面倒だ。
できればチェックをする前に、翻訳者が指摘してほしいものだ。
テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス