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クライアントが改訂した用語集で再度チェックをすることになった

先月、外国の翻訳会社の依頼で、ドイツ企業のパンフレットの和訳についてチェックした。
このとき、クライアントから提供された用語集に、1つだが誤訳が登録されていることを指摘した。
翻訳会社を通じて何度かやり取りをして、最終的に誤訳ということが確認された。

誤訳ということはわかったものの、最初に設定していた納期を過ぎてからもやり取りが続いたため、時間がないということで、その時点での暫定的な訳語に修正して納品することになった。

その後は、クライアントが処理するのかと思っていたら、他の訳語も含めて用語集を改訂したとのことで、最終的なチェックの依頼が来た。
添付ファイルを見ると、私が指摘した誤訳以外にも、いくつか改訂されていた。

2時間もあればできそうなので、受注することにした。
来年1月は住民税の支払いもあるので、数千円でも収入が増えることはうれしい。
また、いろいろな機械の部品などの勉強にもなるので、メリットと考えたい。

ただ、最初に作業した翻訳者に戻した方が、その人の勉強になると思うのだが。

でも、私も含めてあれこれと手を入れた後のファイルを見るのは、もしかすると嫌なのかもしれないので、チェック担当で改訂の事情がわかっている私が最終的な修正をした方がよいのだろう。

空き時間のみで、チェック主体なので、毎月100ドル前後の予算設定と少ないが、経験を積むことにつながるようにしたいものだ。


これまでの翻訳と用語を統一するために、クライアントから指定された用語集のファイルを使うことがある。Tradosを使うときは、MultiTermのファイルが添付されていることが多い。簡単なものでは、エクセルのファイルが送られてくることもある。複数の訳語が可能な場合に、用語集で指定されていると迷うことがないため、時間の節約にもなって楽だ。また、複数の翻訳者が同時に作業するときにも、お互いに確認の連絡をせずに統一でき...
クライアント提供の用語集の修正提案をする



テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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