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豪ドル建て投資信託の売却

(最終チェック・修正日 2018年01月10日)

毎年の予算を考えるとき、収入を少なめに見積もっている。
給与では、残業をしない前提で計算するし、他社の翻訳は年間で15万円に設定している。

その15万円のうち5万円は、昨年のUS$建て翻訳料金約500ドルを日本円に換金するものだ。
PayPal を使う場合、5万円未満では手数料を取られるので、目安として残高が500ドルを超えてから日本円にしている。

弟への仕送りがあり、現状では約35万円の赤字なので、土日に他社の翻訳などで収入を増やすか、定期預金の解約、そして投資商品の売却を考えなければならない。

日曜日は教会の仕事があるので何もできないから、土曜日に5時間くらい荷物の仕分けなどして、月2万円くらい稼ぐべきだろうか。
自宅でできるデータ入力のようなものでもいいので、翻訳業務に影響しない範囲で考えたい。
弟に労働意欲を持たせることが困難であれば、私があと2年間、少々無理して働く方が手っ取り早いかもしれない。

今月は、4日に日本学生支援機構の奨学金返還で12万円を払ったし、月末には住民税、2月は火災保険の支払いがある。
2月に満期になる定期預金10万円を解約して充当する。
生活費が足りない場合には、US$建て翻訳料金約500ドルを換金した約5万円を、事業主貸にして使うことになるだろう。

「きょうだいリスク」が主な原因で今月解約したのは、三井住友銀行で保有していた、豪ドル建て投資信託である。
BNYメロンのグローバル・ハイイールド・ボンドを100口保有していた。
www.smbc.co.jp/fd/servlet/jp.co.smbc.kojin.toushin.shosai.FundDataServlet

ハイイールド債は、常にデフォルトのリスクが気になるが、運用レポートを見ると、保有を続けてもよさそうにも思える。
しかし、現状では保有に固執する理由がないため、売却することにした。
分配金受け取り総額は A$612.46 で、約A$267 の利益が出ているから気にしない。

この投資信託は、購入時手数料が保有期間に応じた後払い手数料である。
例えば、2年以内に解約すると、4%の手数料を支払うことになる。

ただし、保有期間が5年を超えると解約手数料がゼロになる。
私の場合、2010年11月に購入して7年を超えるので、評価額のまま豪ドルで受け取ることができる。

1月4日に銀行窓口で解約を申し込み、5日に注文となった。
約定日は連休明けの市場が開いている日で、受渡日は16日とのことだ。

5日の評価額は A$675 で、レートを86円とすると約5万8千円だ。
実際には豪ドル普通預金で受け取り、レートを見て換金する。

面倒なのが、源泉徴収なしの特定口座で、外貨建て投資信託の扱いがどうなるかだ。
これは銀行からまだ返答がないが、来年の確定申告のときに考えよう。

追記(1月10日):
1月9日に売却の約定が成立した。
A$ 676 を16日に豪ドル普通預金口座で受け取ることになる。

テーマ : 投資信託
ジャンル : 株式・投資・マネー

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Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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