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日清シスコのスーパー大麦グラノーラが残留農薬の問題で自主回収

(最終チェック・修正日 2018年05月09日)

私は週に1回から2回、明治ブルガリアヨーグルトにシリアルを混ぜて、軽い昼食にしている。
シリアルは、カルビーのフルグラと、日清シスコのスーパー大麦グラノーラを愛用している。

そして今日、ニュースを見て驚いた。
オーストラリア産大麦の残留農薬のニュースで、基準値を超えるものを輸入してしまったという話だ。

日経QUICKニュースのリンクは次の通り。
www.nikkei.com/article/DGXLASFL03H8R_T00C18A4000000/

【農林水産省は3日、伊藤忠商事(8001)が輸入した豪州産大麦から基準値を超える殺菌剤が検出されたと発表した。農水省は伊藤忠の米麦の輸入業務について指名停止処分にする。殺菌剤はアゾキシストロビン。

 伊藤忠は「多大なるご心配とご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げる」とのコメントを発表した。併せて、今回判明した検出量は健康に被害を及ぼすものではないと説明している。】

農林水産省の報道発表資料は次のリンク。
www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/boeki/180403.html

【「西田精麦が加工した大麦フレーク加工品を販売前のサンプルとして提供された会社が自主検査したところ、殺菌剤であるアゾキシストロビンが食品衛生法上の基準値を超えて検出(基準値0.5 mg/kgに対して2.0 mg/kg)されたとの連絡があった。」 】

伊藤忠商事のプレスリリースは次のリンク
www.itochu.co.jp/ja/news/news/2018/180403.html

オーストラリア産大麦と言えば、スーパー大麦グラノーラにも関係しているのかなと思っていたら、愛用している日清シスコの「1日分のスーパー大麦グラノーラ 4種の彩り果実」 が自主回収対象になっていて、驚いた。

日清シスコのお知らせは次のリンク。
www.nissin.com/jp/news/6906

既に開封していたロットは、賞味期限が 2018.7.6 で対象外であった。
未開封のロットは、2018.9.8 で、これが自主回収の対象である。

東京工場に送料着払いで返送すれば、代金相当のQUOカードと交換してくれるという。
購入価格は正確には覚えていないが、478円だっただろうか。
500円のQUOカードかもしれないが、それでカルビーのフルグラの購入代金にしよう。

基準値を超えているものの、一度に食べる量を考慮すると、健康被害につながる心配はないのだが、自主回収数量の実績も会社にとっては重要だろうから、ここは協力して返送することにする。

カビ毒の汚染による被害を考えれば、長距離輸送をする穀物に防カビ剤を使用することは、逆に安全性を高めている。
国内だけでは食料を完全自給できないのだから、農薬をうまく利用して、これからも調達してほしいものだ。

 追記(5月9日):
日清シスコから、商品自主回収についてのお詫びとして、QUOカードが届いた。
300円が2枚であった。
シリアルは、今のところはカルビーのフルグラを購入している。
書籍購入費に充当しよう。

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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