ドイツ語:「Ypsilon(Y字型のもの)」というタイトルの和訳で悩む
約1か月に渡って、ドイツ連邦軍に関する和訳作業をしてきたが、昼過ぎに推敲が終わった。
昼食後にもう一度見て、誤字脱字をチェックしてから納品した
これで源泉徴収後に約13万円入るので、旅行でも行こうかと思ったが、新型インフルエンザのために未定だ。
翻訳ではいつもそうだが、前例や定訳が見つからず、前後の文脈や他の例文から推測して和訳することがある。
つまり、私の和訳が初めてかもしれず、誤訳の恐怖を感じて悩んでしまう。
今回の翻訳で最後まで悩んだ語句は2つある。
1つはドイツ軍の基本思想 「Wirkung geht vor Deckung」、もう1つは 「Ypsilon」 というタイトルだ。
「Wirkung geht vor Deckung」 は 「援護に先んじて実行する」、「Ypsilon」 は 「分断」 とした。
これが最適とは言えないだろうが、文脈から考えて現時点ではこのような和訳とした。
「誤訳だ」 と糾弾されるかもしれない が、翻訳は誤訳のリスクを常にはらんでいることを前提にしてほしい。
「Wirkung geht vor Deckung」 は、Focus 誌のインタビューを受けたドイツ軍幹部の発言にあった。
そのインタビュー記事のタイトルは、「我々は臆病者ではない」 だ。
「海外出動時にドイツ兵が殺害されるリスク」 について質問されたときに、この基本思想を引用して、「攻撃された場合に逃げ隠れするのではなく、命を賭けて反撃する勇気がある」 と示したものだ。
他の文書も参考にして、この基本思想とは、「敵から攻撃された場合に、装甲車の後ろに隠れ たり、援護部隊の到着を待つのではなく、敵に応戦しながら態勢を立て直して主導権を奪取すること」 と理解した。
ということで、 先に示したように、「援護に先んじて実行する」 としておいた。
まあ、ドイツ連邦軍に関する適切な資料が見つかったならば、いつか訂正することになるかもしれないが。
もう1つの 「Ypsilon(Y字型のもの)」 は、ドイツ警察学校の教育課程に関する記事のタイトルだ。
あまりにも抽象的で、 何を意味するのか全くわからなかった。
本文を読んでみると、「Y字型 → 2つに分かれる形 → 2つの教育課程への分裂」 と推測できた。
ドイツ警察学校では、最初のごく短期間に共通教育科目があるものの、すぐに2つの課程に分かれる。
保安警察と刑事警察の2つであり、その後の教育でも配属後でも、共通の訓練はほとんど行われない。
警察内部で互いに別々の道をたどるということで、「分断」 と意訳した。
こういった本文の内容を反映したタイトル名は、やはり意訳となり、機械翻訳では無理なことだ。
ドイツ語専門家ならば、もう少し適切な言葉になるのかもしれないが、今の私ではこの程度だ。
私は化学者であり軍事専門家ではないが、同じクライアントから依頼があれば、また受注するだろう。
以前もスイス教育制度の文書について、連続して受注したことがある。
化学・バイオ系で登録しても、その分野に固執することなく、幅広く受注する人が喜ばれるのだろう。
これからもいろいろなドイツ語を和訳して 経験を積み、定年後は年金を補完できるようにしておこう。
これが最適とは言えないだろうが、文脈から考えて現時点ではこのような和訳とした。
「誤訳だ」 と糾弾されるかもしれない が、翻訳は誤訳のリスクを常にはらんでいることを前提にしてほしい。
「Wirkung geht vor Deckung」 は、Focus 誌のインタビューを受けたドイツ軍幹部の発言にあった。
そのインタビュー記事のタイトルは、「我々は臆病者ではない」 だ。
「海外出動時にドイツ兵が殺害されるリスク」 について質問されたときに、この基本思想を引用して、「攻撃された場合に逃げ隠れするのではなく、命を賭けて反撃する勇気がある」 と示したものだ。
他の文書も参考にして、この基本思想とは、「敵から攻撃された場合に、装甲車の後ろに隠れ たり、援護部隊の到着を待つのではなく、敵に応戦しながら態勢を立て直して主導権を奪取すること」 と理解した。
ということで、 先に示したように、「援護に先んじて実行する」 としておいた。
まあ、ドイツ連邦軍に関する適切な資料が見つかったならば、いつか訂正することになるかもしれないが。
もう1つの 「Ypsilon(Y字型のもの)」 は、ドイツ警察学校の教育課程に関する記事のタイトルだ。
あまりにも抽象的で、 何を意味するのか全くわからなかった。
本文を読んでみると、「Y字型 → 2つに分かれる形 → 2つの教育課程への分裂」 と推測できた。
ドイツ警察学校では、最初のごく短期間に共通教育科目があるものの、すぐに2つの課程に分かれる。
保安警察と刑事警察の2つであり、その後の教育でも配属後でも、共通の訓練はほとんど行われない。
警察内部で互いに別々の道をたどるということで、「分断」 と意訳した。
こういった本文の内容を反映したタイトル名は、やはり意訳となり、機械翻訳では無理なことだ。
ドイツ語専門家ならば、もう少し適切な言葉になるのかもしれないが、今の私ではこの程度だ。
私は化学者であり軍事専門家ではないが、同じクライアントから依頼があれば、また受注するだろう。
以前もスイス教育制度の文書について、連続して受注したことがある。
化学・バイオ系で登録しても、その分野に固執することなく、幅広く受注する人が喜ばれるのだろう。
これからもいろいろなドイツ語を和訳して 経験を積み、定年後は年金を補完できるようにしておこう。