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旧市街の「..straße」を「~通り」と和訳したら「~街道」に修正された

(最終チェック・修正日 2018年08月16日)

ドイツ語翻訳者としての実績を増やすために、海外の翻訳会社との取引を継続している。

そして先月は、ドイツ南西部のある地域を紹介するパンフレットのドイツ語和訳を受注した。
納品してそれで終わりかと思ったら、チェッカーが修正した後と思われる、日本語版パンフレットのPDFが届いた。
最終的な校正をしてほしいとのことだ。

ざっと見てみると、私の和訳が3割くらい書き直されている。

誤訳の修正や、読みやすくするための改善ならばよいが、なぜか理解しにくい表現に変えられ、そして、地名や人名が、英語発音風のカタカナ表記に変えられている。

例えば、温泉地によくある Bad ..  という地名は、ドイツ語風ならば バート .. になるが、バッド .. に変えられた。

人名では、Messerschmidt は、メッサーシュミット と思っているのだが、メッセンシュミッド になっていた。

さらに驚いたのは、旧市街の細い路地 ..hofstraße
 を ..ホーフ通り としたが、..街道 に変わっていた。

同じ ..straße でも、「ゲーテ街道」 や 「古城街道」 ならばわかるが、路地なのに「街道」はないだろう。

他にも、ドイツだから 「アウトバーン」 にしたのに、わざわざ 「高速道路」 に変えてある。

翻訳会社の想定作業時間は1時間とのことだが、3時間以上かかりそうだとメールを送った。
パンフレットを発行できないということは避けたいが、私もそれほど暇なわけでもない。

ドイツ語の勉強を兼ねて受注したのに、こんな面倒なことになって、少々困惑している。
この翻訳会社からは、チェッカーの仕事だけを受注した方がよいかもしれない。


前回も書いたが、今月は翻訳料金を返金するという初めての事態を経験して、少々落ち込んでいた。その逸脱行為をした翻訳者がいなくなった影響とは思えないが、その海外の翻訳会社からは、返金分を上回る仕事をもらうことができた。16日の祝日は、教会で子どもたちの行事があったのだが、今回は遠足ではなく室内で行うということで、私は手伝う必要がなくなった。そんなことを翻訳会社は知らないわけだが、ドイツのある地域を紹介...
ドイツの地域紹介パンフレットの翻訳で方言(口語?)があった


追記(8月16日):
この修正は、パンフレットのレイアウトの都合で、文字数を制限したことが理由だった。
そのため、パンフレットの背景の写真を消さないように、テキストの範囲に注意しながら、文字数も気にして校正した。

料金設定は最初は1時間であったが、今週になって、6時間に増加することが決まった。
私は何も要求していないが、翻訳会社がクライアントに交渉したのかもしれない。

そして最終版が届き、1時間かけて校正して、納品した。
このパンフレットを手にする日本人はいるだろうか。
字数制限もあるならば、ドイツ語原文の内容にはこだわらずに、オリジナルの日本語版を作ればよいと思うのだが。


テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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