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e-Taxの不具合解消暫定策:「税理士による代理送信」を利用してみた

2018年分の今回の確定申告から、e-Taxを利用することにした

確定申告書作成コーナーが公開された1月4日に事前準備を始めたのだが、マイナンバーカードと利用者識別番号との関連付けができなくて困っている。

NFC対応スマートフォンのAQUOS SHV43なのに、すべての設定を再確認して、ヘルプデスクの指示によって再インストールやWindowsアカウントの新規作成までしたが、券面事項入力補助用の暗証番号入力のところで中断してしまった。

国税庁ホームページでは、昨年12月17日付けの通知、「スマートフォンをICカードリーダライタとしてご利用の方へ」に次のように書いている。
www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_301217.htm

【スマートフォンをICカードリーダライタとしてご利用の方については、現在、券面4情報(氏名・住所・生年月日・性別)の読み取り機能がご利用できません
したがって、平成31年1月から利用可能となるマイナンバーカード方式のうち、マイナンバーカード方式の利用開始手続については、以下の方法でご対応ください

●利用者識別番号をお持ちの方
e-Taxアプリをインストールの上、マイナンバーカード方式の利用開始手続を行ってください。】

1月4日から5日に、この通知に従ってスマートフォンにe-Taxアプリをインストールして、利用開始手続きを行ってみたが、ログインはできるものの、利用者識別番号との関連付けができなかった。

このお知らせの文面からは、添付のPDFに示した方法に従えば、不具合が解消するかのように思われた。
しかし、本日10日に再度試しても関連付けはできない。

ということで、本日10日の昼休みにヘルプデスクに再度電話すると、30分以上たってようやく状況を理解してもらえて、スマートフォンが使えない場合の暫定策として、「税理士の方が代理送信を行う場合はこちら」のボタンを押して、確定申告書を作成するという提案があった。

このボタンを押すと、利用者識別番号を入力する画面になるが、過去に電子申告していないため、「該当する情報がありませんでした」となってしまう。

それでも、「次へ」のボタンを押せば、確定申告書を作成できることがわかった
寄付金の領収書がまだ届いていないため、事業所得と給与所得、その他控除分のみを入力して、途中でデータを保存して、作成を中断した。

最後まで進むと、マイナンバーカードを利用して申告書の電子送信になるが、ここではエラーは発生していないとの説明だったので、一応安心だ。

ただし、新たな問題に気づいた。
税理士による代理送信の画面では、一時保存したデータを読み込めないため、最初から入力し直すことになるのだ。
その代わり、e-Taxを使わない、印刷して提出する作成コーナーでは、データを読み込むことはできた。

確定申告会場で税理士が作成することも想定しているので、すべての書類が揃って、その場で送信までしてもらうのだから、一時保存して、後日再開することは考えていないのだろう。

ということで、寄付金の領収書が届いてから、再度作成して、送信まで終わらせることにした。

スマートフォンが利用できると宣伝していたのに、こんなバグがあることは、あまり報じられていない。
ICカードリーダ/ライタを購入させたいのだろうか?


本日4日も仕事は休みなので、確定申告の作業を進めることにした。今年からe-Taxを利用することにしたので、昨年のうちにマイナンバーカードを取得し、読み取り可能なスマートフォン AQUOS SHV43 に買い替えた。ところが、e-Taxの事前準備の途中で、マイナンバーカードが認識できなかったため、入力まで行かずに終わってしまい困っている。スマートフォンをマイナンバーカード用のICカードリーダ/ライタとして使用す...
スマートフォンでマイナンバーカードが認識できない

テーマ : 税金
ジャンル : ファイナンス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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