FC2ブログ

「信じる者には何でもできる。」(マルコによる福音書第9章23節)

連休中にざっと目を通したサンドラ・シュルツ著の【「欠陥だらけの子ども」と言われて】を、今週は毎日少しずつ、じっくりと読んでいる。

トラックバックした記事に引用したように、著者がクリスチャンであるため、分量は少ないが、相談相手として牧師が登場する。

今回引用するのは、著者の信仰、つまり神様を信じているかどうかという個所だ。
ここには、マルコによる福音書第9章23節の主イエスの言葉、「信じる者には何でもできる。」が出てくる。

【ここにふたつの真実が隣り合わせになっている。一方には「絶対治すことなどできない」。もう一方には「心の中は完全」。私という人間はこれまで、確信に満ちて「神を信じます」と口にすることなど決してできなかった。… 信ずれば道は開けるだなんて、まるでそれが自己欺瞞ではないかのようなことを言ってと、思っていた。

… 堅信礼のために聖書の言葉を選ばなくてはならなかったが、自分自身、牧師、そしてーーたぶんーー神の前でも正当化できるものとして認められる程度に曖昧な解釈が可能な一節を見つけた。マルコによる福音書の一節で「信じる者にはどんなことでもできる」。こういった具合に堅信礼を通過し、聖書を自分に都合よく解釈し、つまり、この書物は、自分自身を信じなさいと促しているのだと理解するようになった。…

… どうすれば幸福でいられるのか? 慈悲深い神が、私と私の子どもを守ってくれると信じるのか? 人生の統括権を譲渡してしまったらどうなるのか? 何にこだわり続ければいいのか? これまでの人生において、私はいつも、自分はものごとを決めるに足るだけの一人前の人間であると思ってきた。… 今になって、自分がいかに無防備な状態で人生に向き合わされているのかに、気がつく。】

自分の力ではどうにもならないとき、絶望しそうなとき、そのような厳しい状況のときにこそ、神様に、イエス・キリストに全てを委ねる信仰が力となる。
信じたからと言って、劇的に病気が治るというわけではないが、人生を前向きに考えることができるようになるだろう。


連休中の5月2日に届いた本は、【「欠陥だらけの子ども」と言われて 出生前診断と愛情の選択】(サンドラ・シュルツ著、山本知佳子訳、岩波書店)である。岩波書店のリンクは次の通り。www.iwanami.co.jp/book/b450151.htmlドイツ語原著のリンクは次の通り。www.rowohlt.de/paperback/sandra-schulz-das-ganze-kind-hat-so-
「欠陥だらけの子ども」と言われて (サンドラ・シュルツ)

テーマ : 障害児と共に生きる日々
ジャンル : 福祉・ボランティア

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

FC2カウンター
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR