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翻訳会社経営者ならばビジネスマナーも身に着けてほしい

私は翻訳会社の社内翻訳者として勤務しているが、フリーランス翻訳者の登録数は社員の数倍だ。
フリーランスの場合、専属契約の人もいるが、たいていは複数の翻訳会社に登録しているものだ。

私もこれまで10社以上と仕事をしてきて、現在は副業としてであるが、3社との取引を継続している。
これまでも、単発の募集で、その1回のみの取引ということもあった。
また、1回取引してみたところ、その翻訳会社の対応に不信感を持ったので、今後は取引しないことに決めた場合もある。

翻訳会社には東証一部上場企業もあれば、個人経営の小さな事務所もある。
仕事がもらえるならば規模は無関係だが、料金も含めてトラブルは嫌なので、新規取引の開拓は慎重になる。

今週、ある翻訳会社経営者のリクルート活動に遭遇したが、ビジネスマナーに疑問点があったので、問い合わせすることもやめた。

月に1回、会社経費で特許翻訳講座に参加している。
毎日の仕事で学ぶことも多いが、フリーランスの方も含めて、翻訳者が一堂に会して訳文の検討をするのも勉強になる。

その講座が始まる数分前に、新しい参加者と思われる男性が入ってきた。
メールアドレスとQRコード付きの紙を配布し始め、特許庁審査官の経験があり、現在は特許翻訳の事務所を経営していて、翻訳者を募集しているという話を始めた。
私たちは、今日から講座に参加するので、自己紹介をしているのかと思って聞いていた。

しかし、講座を開設している協会事務局の職員が気付いて声をかけると、講座参加者ではなく、勝手に入室してリクルート活動をしていたことが判明した。

職員に名刺を渡して説明していたが、事前に訪問の約束もせずに、受付に寄ることもなく、教室に入ってリクルート活動をするのは、ビジネスマナーを知らないと言われてもしたかない。

QRコードを読み取ってアクセスすると、弁理士ナビの本人の情報が出てきた。
経歴は本当のようだが、実際に取引をしたときに、何かトラブルが生じるような気がした。
次回、講座参加者とも話してみよう。

テーマ : ビジネス
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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