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「担当した翻訳者と連絡が取れないので」と言われても

翻訳を納品しても、その瞬間に、その案件が終わったわけではない。
チェッカーから問い合わせが来ることもあるし、1か月以上経ってから、クライアントから修正を求められたこともある。

登録翻訳者に依頼したドイツ語和訳をチェックしていて、用語が統一されていなかったり、指定のフォーマットを無視している場合には、修正を求めて再納品してもらうこともある。

しかし、2年に一度くらい、対応してくれない翻訳者に出会うことがある。
指定の用語集を使ってほしいと伝えても、ソフトの動作が変で表示されないだとか言い訳をして、用語統一をしてくれない人もいた。
すぐ次の仕事を受注したいためなのか、納品済みの案件の修正では追加料金が発生しないのが嫌なのか。

たまに時差の関係で、ヨーロッパやアメリカに住んでいる翻訳者と連絡が取れず、修正依頼をしていると納期に間に合わないので、チェッカーの私が全部修正することもある。

そして今日も突然、海外の翻訳会社から、「担当した翻訳者に連絡が取れないので、添付した画像に示した1セグメントの和訳を修正してほしい」という依頼が来た。

連絡が取れない理由は聞く必要はないが、翻訳対象も不明なのに、このような依頼は困ったものだ。
まあ、担当者もクライアントから修正を求められて、本当に困っているのだろう。

使われている単語をよく見ると、そのメーカーが販売する食洗機の特徴的な機能を表現していると推測できた。
部品名などを検索すると食洗機の画像が出てきたので、それを参考にして正しい訳語を作り出した。

本来ならば、チェッカーとしての料金を請求すべきなのかもしれない。
ただ、数ワードの短い翻訳でも、最低単価として$5と、いつも多めにもらっているので、これで相殺されると考えることもできるだろう。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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