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断った翻訳案件のチェックが回ってきた

海外翻訳会社からドイツ語和訳の案件を受注するようになって、2年半が経過した。
今月分の確定した翻訳料金も含めると、合計で $ 14,110.47 を稼いだ。
土曜日も含めた空き時間に作業している割には、予算を上回る収入を得ている。

この海外1社に加えて国内2社で、年間60万円を予算にしている。
これだけあれば書籍費やオンライン辞書使用料、そして数年ごとのPC買い替え費用も捻出できるだろう。

ドイツ語翻訳者は足りないということで、この海外翻訳会社からも毎週問い合わせがある。
しかし、作業時間があまり確保できないので、ワード数が多い案件は断ることにしている。
それでも、小型案件で数を稼ぎ、加えてチェッカーとしても受注するので、月に$200~400になる。

2週間前に、約1万3千ワードの和訳案件について問い合わせがあった。
ワード数から概算すると、$1400を超えるので魅力的だが、時間がないので断った。

すると、チェッカーとして改めて依頼が来た。
納期が5日後と余裕があるので受注した。
チェッカーの料金は、翻訳の10%前後と少ないが、機械分野などの専門用語の勉強にもなるので取り組んでいる。

全面的に書き直す部分は少なかったものの、単語を見間違えたのか、誤訳が目立った。
例えば、Verhalten は、文意から「挙動」とすべきなのに、「方法(Verfahren)」となっていた。

また、多義語の場合に、適切な訳語を選択できていなかった。
例えば、個人情報保護のところで、Widerspruch は、「異議申立」とすべきなのに、「矛盾」となっていた。

さらに、違和感のある和訳になっているのに、辞書で確認していないと思われる部分もあった。
例えば、das letzte Wort haben (最終決定権を持つ)が、「最後の言葉を持つ」になっていた。

このチェックで約$160の売上となった。

チェッカーは苦労する割に料金が安いと言われているが、他者の翻訳を修正することで、自分の翻訳でも誤訳をしないようにと、意識を高めることにもつながると思う。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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