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トランスマート社のクラウド翻訳が狙われている?

「例のあやしい翻訳講座」を運営する自称1000万円翻訳者の浅野正憲という人は、講座受講者のトライアル合格報告をブログに連載している。

そして2月からは、受講者の実績報告として、「トライアル合格者」というページとは別に、新たに「TRANSMART合格」というページを作成している。

今回はリンクを示しておこう。
nandemotranslation.com/category/performance/transmart-passed

2月12日から始まったこの報告は、本日21日に2件が追加されていた。
本日までの3件の報告を読むと、トランスマート社のクラウド翻訳サービスに登録したという報告である。

つまり、一番安価なパーソナル翻訳を受注するための「登録テスト」に合格しただけだ。
だから、「TRANSMART登録」というのが、正しいタイトルではないだろうか。

聞いた話によると、極端に難しい問題ではなく、きちんと調べれば、たいていは合格して登録できるそうだ。
ということで、受講者をとりあえず トランスマート社のクラウド翻訳に登録させて、プロをたくさん輩出しているという宣伝に利用したいのだろう。

こんなことに悪用されるために開発したサービスではないのに、トランスマート社は社名を出されて困るのではないだろうか。
現時点ではパーソナル翻訳という一番安価なプランのみだが、今後ビジネスやコンシェルジュに入り込んできたら、品質保証ができなくなるのではないか。

ところで、クラウド翻訳の登録後、本当に受注できるかどうかは保証されていない。
プロフィールをすべて登録しても、自動的にマッチングするときのスコアが高くないと、受注のチャンスもないかもしれない。

より単価が高いレベルにステップアップできなければ、トランスゲートというツールの使用料すら稼げないかもしれない。

受講者本人は苦労すると思うが、講座を運営する浅野正憲としては、登録できた人数が増えることによって、指導の成果をアピールする材料にできるので好都合だ。

業界関係者から見れば怪しい記事であっても、翻訳に興味のある初心者をだますことはできるのかもしれない。
これまで1000人以上が講座を受講してしまったので、批判があっても、このまま大量の投稿を継続して、荒稼ぎするのだろう。

奇遇だが、本日2月21日発売の「通訳翻訳ジャーナル」2020年春号の特集は、「トライアル対策」だ。
tsuhon.jp/book/8434

他にも読むべき良書があるので、大切なお金を浅野正憲に渡すことなく、地道な努力で翻訳者になってほしいものだ。

(最終チェック・修正日 2020年02月20日)昨年から話題の「例のあやしい翻訳講座」は、最近も電車広告を出したり、メディアの取材を受けるなど、悪影響を及ぼす範囲を着実に広げているようだ。例えば、「翻訳の学校 浅野正憲 在宅 年収 1000万円 詐欺 返金」 から検索キーワードを選んで、ネット上の情報を調べてほしい。自称年収1000万円翻訳者の浅野正憲が、その年収を証明する書類を公開したという話は聞いてい...
「例のあやしい翻訳講座」の受講者が登録した翻訳会社名を公開するなんて ⇒ 削除された ⇒ 復活

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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