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指定範囲以外を翻訳してしまったが

昨夜23時35分、ヨーロッパの翻訳会社から、短いドイツ語和訳の依頼メールが来た。
こんなときでも翻訳会社は、ネットがあれば稼動できるということだ。

数週間前に納品した製品カタログの和訳の続きで、変更した部分の和訳をしてほしいそうだ。

このメーカーは、カタログや取扱説明書を常に更新しているのか、数ワードから100ワード程度を変更したり追加するごとに、細切れで和訳を発注している。

とりあえず、翌朝に和訳するとだけ返信して寝た。

今朝、朝食後にメールに記載されたドイツ語文について、ワードファイルの作成も含めて、10分くらいで和訳した。

納品して終わったかと思ったら、翻訳対象ではない部分を和訳していたと、連絡が来た。

翻訳対象は、3ワードの語句のみであった。

翻訳のための参考として、その語句の説明文が並べて書いてあり、私はその説明文の方を翻訳対象と勘違いして和訳してしまったのだ。

ということで、翻訳対象の3ワードの語句を和訳して、ワードファイルを作り直して再納品した。

夜になって、翻訳料金の計算書がメールで届いた。
すると、3ワードではなく、不要のはずの説明文を含んだ、27ワードで計算されていた。

詳細は書いていなかったが、翻訳対象を誤解してしまう依頼メールだったということで、多めに支払うことになったのかもしれない。

また、これまで、1ワードの案件でも対応したことがあるし、納品後にクライアントが原稿を修正して再翻訳となっても、文句を言わずに作業したこともあるので、多めに払って良い関係を継続したいのかもしれない。

翻訳会社社員としていつまで働くかわからないので、再びフリーランスになっても大丈夫なように、多方面で信頼関係を築いていきたいものだ。

テーマ : SOHO・在宅ワーク
ジャンル : ビジネス

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MarburgChemie

Author:MarburgChemie
製薬メーカー子会社の解散後、民間企業研究所で派遣社員として勤務していましたが、化学と語学の両方の能力を活かすために専業翻訳者となりました。

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