ドイツ語で「~をフォローする」 人3格 folgen は独和辞典に載るだろうか
新語が作られたり、既存の言葉に新たな用法が加わると、ある程度様子を見てから辞書に載ることになる。
そのため、例えば、ニュースに出てくる新語は、辞書にまだ載っていないことが多く、翻訳ではなくても、興味から読む場合でも、調査に時間がかかることがある。
英語だと、雑誌に「今月の時事英語」などの記事が掲載されることが多いので、常にチェックするようにしている。
ただ、ドイツ語では情報源が少なくなってしまうので、仕方なく英訳を探してから英語の情報源にあたることもある。
今回取り上げるのは、ソーシャルネットワークではおなじみの「フォローする」という動詞だ。
英語では follow(他動詞)で、英辞郎には14番目の語義として次のように説明されている。
14.〔ツイッターなどで投稿を〕フォローする◆他の人のツイート(つぶやき)を読むために登録すること。
ドイツ語では、人3格 folgen(他動詞)で、ツイッターでフォローしているならば auf Twitter と、前置詞 auf を使う。
独和辞典にはまだ載っていないが、DUDEN には掲載されていた。
1e) in einem sozialen Netzwerk Nachrichten eines bestimmten Nutzers regelmäßig empfangen
ソーシャルネットワークで特定のユーザーの通知を定期的に受け取る
例:sie folgt ihm auf Twitter 彼女は彼を Twitter でフォローしている
フォローする相手は、人3格ということだが、最近は bot もあるので、物3格も可能だ。
例えば、オリオン座の赤色巨星ベテルギウスの Twitter アカウント @betelbot がある。
Süddeutsche Zeitung の記事から引用しよう。
www.sueddeutsche.de/wissen/beteigeuze-stern-betelgeuse-1.4887442
Zu den Errungenschaften der Moderne gehört, dass man auf sozialen Netzwerken nicht nur Menschen3 folgen kann, sondern auch Sternen3.
ソーシャルネットワークで人間だけではなく、星までもフォローできるのが、現代社会の偉業の1つである。
DUDEN に掲載されたのだから、これから改訂される独和辞典には載せてほしいものだ。
そのため、例えば、ニュースに出てくる新語は、辞書にまだ載っていないことが多く、翻訳ではなくても、興味から読む場合でも、調査に時間がかかることがある。
英語だと、雑誌に「今月の時事英語」などの記事が掲載されることが多いので、常にチェックするようにしている。
ただ、ドイツ語では情報源が少なくなってしまうので、仕方なく英訳を探してから英語の情報源にあたることもある。
今回取り上げるのは、ソーシャルネットワークではおなじみの「フォローする」という動詞だ。
英語では follow(他動詞)で、英辞郎には14番目の語義として次のように説明されている。
14.〔ツイッターなどで投稿を〕フォローする◆他の人のツイート(つぶやき)を読むために登録すること。
ドイツ語では、人3格 folgen(他動詞)で、ツイッターでフォローしているならば auf Twitter と、前置詞 auf を使う。
独和辞典にはまだ載っていないが、DUDEN には掲載されていた。
1e) in einem sozialen Netzwerk Nachrichten eines bestimmten Nutzers regelmäßig empfangen
ソーシャルネットワークで特定のユーザーの通知を定期的に受け取る
例:sie folgt ihm auf Twitter 彼女は彼を Twitter でフォローしている
フォローする相手は、人3格ということだが、最近は bot もあるので、物3格も可能だ。
例えば、オリオン座の赤色巨星ベテルギウスの Twitter アカウント @betelbot がある。
Süddeutsche Zeitung の記事から引用しよう。
www.sueddeutsche.de/wissen/beteigeuze-stern-betelgeuse-1.4887442
Zu den Errungenschaften der Moderne gehört, dass man auf sozialen Netzwerken nicht nur Menschen3 folgen kann, sondern auch Sternen3.
ソーシャルネットワークで人間だけではなく、星までもフォローできるのが、現代社会の偉業の1つである。
DUDEN に掲載されたのだから、これから改訂される独和辞典には載せてほしいものだ。