ドイツのバプテスト教会で COVID-19 集団感染が発生 ⇒ マスクをせずに讃美歌を歌った
(最終チェック・修正日 2020年05月26日)
翻訳の仕事が忙しくて時間が足りないが、気になるニュースがあった。
ドイツ・フランクフルトのバプテスト教会で COVID-19 の集団感染が発生した。
ドイツの新聞記事のリンクは次の通り。
www.fr.de/frankfurt/frankfurt-am-main-ort28687/frankfurt-zahlreiche-infektionen-nach-baptisten-gottesdienst-zr-13773287.html
www.faz.net/aktuell/rhein-main/frankfurt/frankfurt-wie-eine-glaubensgemeinschaft-zum-corona-hotspot-wurde-16783837.html
ドイツでは感染対策が功を奏したということで、5月10日に教会での礼拝が再開された。
しかし、12日後の22日になって、フランクフルトのバプテスト教会の礼拝に参加した信徒複数が COVID-19 に感染していたことがわかった。
24日の時点では約40人だったが、25日朝には、家族も含めて107人に増えた。
つまり、家庭内感染も広がっている。
フランクフルトの東にあるハーナウに住む信徒も発症しており、再び感染が拡大するのではないかと心配されている。
集団感染が発生した原因は現時点では不明である。
教会では、信徒は全員マスクを着用し、同居家族以外は 1.5 メートル離れて座り、そして讃美歌を歌わなかった。
そのため飛沫感染ではないと考えられているが、まだ結論には至っていない。
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追記(5月26日):
教会は当初の説明を修正し、「マスクを着けずに讃美歌を歌った」とのことだ。
ドイツの新聞記事は次のリンクから。
www.faz.net/aktuell/rhein-main/corona-infektionen-baptisten-sangen-gemeinsam-ohne-mundschutz-16785337.html
私たちの教会で礼拝を再開するとき、マスクをしていても、着用方法が間違っていれば飛沫感染するだろう。
パイプオルガンの演奏のみで、信徒は歌わないということも選択肢かもしれない。
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バプテスト教会では礼拝中に握手をして祈るため、それが原因ではないかと指摘する人もいるが、まだわからない。
階段の手すりやドアノブなどを介した接触感染かもしれない。
日本の教会で同じことが起きるとは思いたくないが、高齢者も多いので、対策を考える必要がある。
讃美歌を歌わなくても、離れて座っても集団感染が発生するとなると、やはりオンライン礼拝にすべきなのだろうか。
礼拝を再開するとしても、まずは役員数名から始めて、徐々に人数を増やすことになるだろう。
教会に置いてある共用の聖書や讃美歌集は、接触感染の恐れがあるので使えないかもしれない。
図書館には書籍消毒機があるようだが、高価なので教会で購入できないだろう。
代わりに、その日の礼拝の聖書箇所や讃美歌の楽譜を、毎回印刷して渡すことになるのだろうか。
受付での記名も、個人が持参したペンで書いてもらうことになるかもしれない。
ペンを忘れた人は、共用のペンをアルコールティッシュで拭いてから使ってもらうことになるだろうか。
私は役員ではないが、伝道委員でもあるので、いろいろと提案したり、再開の準備を手伝うようにしたい。
翻訳の仕事が忙しくて時間が足りないが、気になるニュースがあった。
ドイツ・フランクフルトのバプテスト教会で COVID-19 の集団感染が発生した。
ドイツの新聞記事のリンクは次の通り。
www.fr.de/frankfurt/frankfurt-am-main-ort28687/frankfurt-zahlreiche-infektionen-nach-baptisten-gottesdienst-zr-13773287.html
www.faz.net/aktuell/rhein-main/frankfurt/frankfurt-wie-eine-glaubensgemeinschaft-zum-corona-hotspot-wurde-16783837.html
たとえばロックダウンの大幅緩和からまだ1ヶ月も経っていないのに、フランクフルトの教会を中心として100人を超える集団感染が明るみに出た。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) May 25, 2020
ミサに参加した信徒は1.5mの距離を置き、マスクを着けていた。
ドイツでは感染対策が功を奏したということで、5月10日に教会での礼拝が再開された。
しかし、12日後の22日になって、フランクフルトのバプテスト教会の礼拝に参加した信徒複数が COVID-19 に感染していたことがわかった。
24日の時点では約40人だったが、25日朝には、家族も含めて107人に増えた。
つまり、家庭内感染も広がっている。
フランクフルトの東にあるハーナウに住む信徒も発症しており、再び感染が拡大するのではないかと心配されている。
集団感染が発生した原因は現時点では不明である。
教会では、信徒は全員マスクを着用し、同居家族以外は 1.5 メートル離れて座り、そして讃美歌を歌わなかった。
そのため飛沫感染ではないと考えられているが、まだ結論には至っていない。
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追記(5月26日):
教会は当初の説明を修正し、「マスクを着けずに讃美歌を歌った」とのことだ。
ドイツの新聞記事は次のリンクから。
www.faz.net/aktuell/rhein-main/corona-infektionen-baptisten-sangen-gemeinsam-ohne-mundschutz-16785337.html
これで飛沫感染であった可能性が高くなった。教会側は当初「信徒はマスクを着けていた」と発表したが、昨日訂正し「マスクを着けないで讃美歌を歌った」というコメントを出した。
— 熊谷 徹 (@ToruKumagai) May 26, 2020
閉め切った空間での飛沫かエアロゾルによる感染と見られる。
私たちの教会で礼拝を再開するとき、マスクをしていても、着用方法が間違っていれば飛沫感染するだろう。
パイプオルガンの演奏のみで、信徒は歌わないということも選択肢かもしれない。
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バプテスト教会では礼拝中に握手をして祈るため、それが原因ではないかと指摘する人もいるが、まだわからない。
階段の手すりやドアノブなどを介した接触感染かもしれない。
日本の教会で同じことが起きるとは思いたくないが、高齢者も多いので、対策を考える必要がある。
讃美歌を歌わなくても、離れて座っても集団感染が発生するとなると、やはりオンライン礼拝にすべきなのだろうか。
礼拝を再開するとしても、まずは役員数名から始めて、徐々に人数を増やすことになるだろう。
教会に置いてある共用の聖書や讃美歌集は、接触感染の恐れがあるので使えないかもしれない。
図書館には書籍消毒機があるようだが、高価なので教会で購入できないだろう。
代わりに、その日の礼拝の聖書箇所や讃美歌の楽譜を、毎回印刷して渡すことになるのだろうか。
受付での記名も、個人が持参したペンで書いてもらうことになるかもしれない。
ペンを忘れた人は、共用のペンをアルコールティッシュで拭いてから使ってもらうことになるだろうか。
私は役員ではないが、伝道委員でもあるので、いろいろと提案したり、再開の準備を手伝うようにしたい。
テーマ : コロナウイルス感染症
ジャンル : ニュース